リクSS

こんにちは(^ω^)!今日はリクSSを更新します!というか先日お誕生日だったまっしろさんに押し付ける形で書きましたwまっしろさん、全然リクと違う形になっちゃいました←。すいません(土下座。改めまして、おめでとうでした!

追記から
web拍手 by FC2










私には好きな人が居ます。それはいつも私の凄く近くに居た人で、小さい頃から一緒に居た人。───いわゆる幼馴染の子なの。ずっと好きだったその子。幼馴染で、小さい頃は仲が良かったんだけど……最近は、というか中学校後半からはあまり話さなくなってしまった。だから「近くに居た」って過去系出のお話。そうして今はそんな彼女の事を思い出して、何ともいえない感情に悩まされているところ。

というのも、お母さんの一言から始まったのだけど。「昨日リンディさんに会ったわよ。」なんていう。……あ、リンディさんっていうのはそんな幼馴染の彼女のお母さんなのだけど。その幼馴染であるフェイトちゃんと話したのはいつだったっけ…なんて思い出してみる。なんだかずいぶん前だってことに気が付いてしまった。


「はぁー……。」


ベッドに転がって、クッションを抱きしめてゴロゴロうじうじしながら考えていると枕元でけたたましく音が鳴った。そろそろ起きる時間。早朝からこんなことうじうじ考えてるなんて我ながらどうなの?って思うけど、そんなこと言っても仕方がない。クッションを放り投げてベッドから起き上がる。それから学校へ行く準備をしたのでした。





いつも通りの通学路。幼馴染という事もあって、私の家とフェイトちゃんの家は近い。……というか、いつもフェイトちゃんの家の前を通るんだけどね。家を出てすぐにフェイトちゃん家が見えて、フェイトちゃんの部屋へと視線を向けてみる。カーテンは空いてるけれど、もう学校行っちゃったのかなぁ?


「………ぁ。」


そんな事を考えていたからか、家の門から出てくるフェイトちゃんと鉢合わせした。フェイトちゃんは金色の髪を綺麗に腰のあたりでまとめて、少しだけ襟元のタイをだらしなく緩めていた。


「えと、おはよう。フェイトちゃん。………偶然、だね…」


フェイトちゃんの表情で直ぐに分かってしまった。少しだけ眉を潜めた。たぶん歓迎されてないんだと思って、最後の方は凄く小さい声で「別に待ち伏せしてたわけじゃないよ」なんて事を言ってみる。


「おはよ。」
「一緒に、行っても良い?」


少しだけ面倒臭そうに、だけど挨拶を返してくれたことがちょっとだけ嬉しくて少しだけ調子に乗ってそんな事を聞いてしまった。


「………いいけど。」


だけど、フェイトちゃんはやっぱり少しだけ考えるような仕草をした後にそうとだけ返してくれたのでした。だけど後悔したのは直ぐ後の事。なんでかって言うと、会話が全くなかったから。というか、ずっと前からなんだけどフェイトちゃんは私にだけ冷たい。小さい頃は凄く仲良しだったのに、いつの間にか私はフェイトちゃんに嫌われちゃったみたい。私はこんなに好きなのに…なんて言っても仕方がないのだけど。


結局朝の登校は気まずいままあっという間に学校についてしまって、「じゃあ、私こっちだから」というフェイトちゃんの一言に結局何も話せずに久々の2人の時間は終わってしまった。昔は「なのは」って呼んで笑ってくれたのにな…。中学校になってクラスも違くなってだんだん話さなくなっちゃったから、今では私たちが幼馴染っていうと信じられない人が多いみたい。………いい加減、フェイトちゃんを好きでいるのはやめた方が良いのかな…?そんな風に考えながら靴を脱いで、上履きを出そうと靴箱を開ける。


「………あれ?」


すると、上履きと一緒に。封筒が1枚入っていた。これってもしかして……?誰にも見られてないのを確認して、慌てて鞄の中にしまいこむ。多分、これってラブレター…だよね?十中八九そうだと思うけれど、初めてもらった代物に何というか少し怖い感覚。いや、普通は喜ぶ物なのかもしれないけど…私は好きな人が居るし。相手には嫌われちゃってるけど。自分で言ってて悲しくなってきた……。とりあえず後で考えることにしよう。そう思って私は教室に向かったのでした。



なんだけど、やっぱり気になって中を見てしまったのはその日のお昼の事。見たら余計に悩む、というかなんというかもやもやするわけで。別にOKのお返事をするつもりは無いのだけど……なんというかこのまま私がフェイトちゃんを想っていても不毛なら、違う人とお付き合いをして忘れて方が良いのかな、とか。悩んじゃうわけで。とは言っても、私はあまり考えてることを顔に出さないようにしてるので「高町さんは今日も元気だね」とか言われると誰かに相談、っていうのもあんまり…。


手紙をくれたのは隣のクラスの男の子で、私が見る限りでは真面目で優しい、って感じの人だった。あんまり話したことはないけれど。手紙には返事は後で大丈夫って書いてある。後って、どのくらいまで待ってくれるんだろう?なんて考えながら、結局その日は何のアクションも起こさずに帰宅。あんまり待たせるのも悪いと思う。というか好きな人が居るんだから断るのが筋なんだとも、思うんだけど。……もしかしたら、その人と付き合ったら、フェイトちゃんの事も忘れられて、その人の事を好きになれるのかな、なんて。そんな事、無いと思うんだけど………。


「はぁ………。」


その日から暫く、返事も返さずぐるぐるそんな事を考えながら溜息ばかり吐いていたのでした。


























そんなのが3日も続いて、さすがにそろそろお返事を返さないとな…なんて考えながら帰宅して部屋でゴロゴロしている私は、何気なく小さい頃の写真を眺めていた。写っているのは私と、金髪の可愛らしい女の子。フェイトちゃんだった。この頃は何をするにも一緒で、将来は結婚しちゃうんじゃないの?なんてお母さんたちにもからかわれるくらいだったのにな……。


「明日学校に行ったら、ちゃんと断らなくちゃ…。」


やっぱり私はフェイトちゃんが好きだから。ぼんやりそんな事を考えながらうとうとと、瞳を閉じる。夢の中でくらいは、フェイトちゃんが「なのは」って呼んで微笑んでくれると良いな、なんて思いながら。







どのくらい寝ていたのか分からないけれど、ふと誰かの気配を感じて目を覚ました。もう夕飯の時間で、お母さんかお姉ちゃんが起こしに来たのかと思って。


「ん………?いま、何時…?」


目を擦りながら聞くと「もうすぐ8時だよ。」とだけ帰ってきた。お母さんにしては低い声。お姉ちゃんにしても、低い声。だけど透き通った、綺麗なその声はフェイトちゃんの声……?


「ふにゃぁっ?///」
「………ぅわっ」


驚いて慌てて起き上がると、フェイトちゃんは私服の黒いパーカーとジーンズに着替えていて、すました顔して昔のアルバムを見ていた。


「なっ、なんで私の部屋に、いるのっ?///」


起き上がって、慌ててスカートの中が見えないように太ももを抑える。けれど特に気にしてない様子で、フェイトちゃんは「桃子さんが入れてくれたから」とか言う始末。まぁ、お母さんの事だからフェイトちゃんが来たら「上がって行って」なんて言うのは凄く分かるけど……でもどうしてフェイトちゃんがここに?


「来たら寝てたから、起こさないように黙ってたけど…起こした方が良かった?」
「えっ……えと…いや、ごめん…ね?」


しどろもどろになって首を捻る私に、フェイトちゃんは事もない感じでアルバムをめくる。一体何しに来たんだろう…?気まぐれ?うわ、2人で部屋にいるなんて凄く久しぶり過ぎて緊張する。……フェイトちゃんは何とも思ってなさそうだけど。


「あのさ。」


お互い暫く黙って。私がきょろきょろと挙動不審に視線を巡らせてるのとは対照的に、フェイトちゃんは落ち着いた様子でアルバムをめくりながら口を開いた。視線はアルバムに向けたまま。


「な、なに?///」


寝癖とか、ついてないかな?なんてちょっと髪を整えながら返すと、フェイトちゃんがチラりと視線を向ける。


「………何かあった?」


それから、真っ直ぐに見つめてそうとだけ紡ぐ。あまりにも真っ直ぐに見据えられて、なんていうか思ってることまで見透かされてしまいそうだな、なんて考えながら。その真意を考える。もしかして…私が悩んでることに気付いてた?いや、ほかの誰も気付いてないし、そんな事ないか…なんて息を吐いてから口を開く。


「ふぇ?なんで?」
「………別に。最近なんか変だったから。」
「ぇ?」


そう言って、フェイトちゃんは見ていたアルバムを閉じるとそのアルバムを所定の位置に仕舞うために立ち上がって、机の棚へと戻す。私はというと、フェイトちゃんの言葉に驚いてただ目をぱちぱちするだけで。というか、フェイトちゃんが気付くなんて凄く驚きすぎて、なんというか嬉しい…ですよね、恋する乙女としては。……ぁ、顔赤くなってないかな…?


「……悩んでるなら、やめれば?」


それから数秒後。アルバムを棚へ戻したフェイトちゃんがポツリと紡ぐ。


「へ?」


一瞬何のことか分からなくて、素っ頓狂な声を出した後に逡巡して例の告白の事だって事に気が付いた。フェイトちゃん、そこまで知ってるんだ……私誰にも言ってないのに。相変わらずの洞察力と言うか、凄いなぁなんて…そんな事は置いておいて。


「な、なんで?///」


相手の人に何か悪い噂でもあるのかと顔を上げる。と、フェイトちゃんが思いのほか近くに居ることに気が付いた。机がベッドの近くで、ベッドのすぐ横に立ってるからだけど。フェイトちゃん、背が高いなぁ。あと、髪の毛も綺麗。見上げながらぼんやりと見惚れていると。


「………何でって…」


そう言ってちょっと眉を寄せて考える仕草をしてから、フェイトちゃんが腰を折った。屈んで、こっちに近寄ってきて。だんだん近寄ってきたと思ったら私の視界がフェイトちゃんでいっぱいになった。猫みたいな、触れるだけのキス。それは一瞬の出来事で、離れる瞬間に懐かしいような優しい香りがした。


「こういう事。」


それから。すっかり離れてしまったフェイトちゃんは背中を向けてそう呟いた。え?今のはキス…だよね?「そういう事」ってどういう事?硬直して、嬉しさと混乱に目をまわしている私とは対照的に酷く落ち着いた様子で。


「じゃあ、私帰るから。」


なんてフェイトちゃんは颯爽と部屋を出て行ってしまった。え?ど、どうしよう…?えっ?


「ちょっ…ちょっと待ってよ!///」


慌てて立ち上がったのはそれから数分後の事でした。追いかけたフェイトちゃんの後ろ姿、耳が赤い事に気が付いたのは、追いついてすぐの事。そういえば小さい頃、将来は結婚しちゃうんじゃないの?なんてお母さんたちにからかわれてた時もフェイトちゃんは耳まで真っ赤にしてたな、なんて思い出したのもその後の事だったりした。










FIN









結局意識したらなのはちゃんた近付けなくなっちゃったフェイトちゃんというオチ。


いやもう、本当全然違う感じのSSになっちゃってすいません…orz!





テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR