小ネタ

まじ、さっき風呂入ってる時にこんなん妄想したら書きたくて仕方なくなってしまって…急きょ書きましたこれぞ30分クリティww

によによ

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「ちょっと、ごめんねっ…!」


時空管理局本局の通路で。教導隊員の誰もが憧れる存在である、高町教導官もとい、なのはさんが全力疾走を繰り広げていました。目撃した人の誰もが驚くほどの慌て具合で、きっと誰も見たことがないなのはさんの焦った表情。それから余裕のない走り。


“フェイト・T・Hが任務で負傷した。”


これが、なのはさんの全力疾走の理由だと知る人はほんの一握りでしょう。


ほんの数分前、なのはさんの元に一つの連絡が入りました。連絡してきたのは彼女の親友でもあり今は上官でもあるはやてさんでした。


『フェイトちゃんがロストロギア破壊任務で 暴発に巻き込まれてな───』


と、そこまで聞いた瞬間になのはさんは手持ちの仕事を丸投げにして医務室へと全力疾走していました。走っている途中に、最後まで聞けばよかったと唇を噛みしめて。そうして全力疾走のち、肩で息をしながら勢いよく医務室に駆け込んだなのはさん。


「───ッ、フェイトちゃんは!?」


切羽詰まったその声で、大きく叫んだなのはさんの目の前に耳を抑えたはやてさんがいました。


「なのはちゃん声でか…。てゆーか途中で通信切るとかどうゆうこっちゃ?」
「フェイトちゃんは!?」


親友のお小言は全く聞いていないようで、なのはさんは蒼白した表情ではやてさんにに詰め寄ります。────が、その後方で物音。


「な、………のは…?」


恐る恐る発したようなその声は自分の最愛の人物の声。


「フェイトちゃん!」


振り向いた先には恋人のフェイトさんがベッドに腰掛けていました。見たところ何処にも怪我はありません。フェイトさんは高町教導官の顔を見上げて、何故か不安そうにきょとんとしていました。


「……怪我、大丈夫なの?」


何処か様子がおかしいようなフェイトさんに首を捻ると、代わりにはやてさんが答えます。


「あー、フェイトちゃん怪我はないんやけど暴発時の一時的後遺症というかショックで耳が聞こえへんみたいなんよ。………ぁ、一時的になんやけどな?」


耳が聞こえない、と言った瞬間なのはさんの顔が顰められて慌てて補足したはやてさんは「直ぐに戻るみたいやから心配無用やよ」となのはさんの肩をポンと叩き、それから二人に非番を申し付けてフェイトさんには部屋で休むように、なのはさんにはフェイトさんの面倒を見てあげるように(とは言っても耳が一時的に聞こえないだけなので特に困ったことはないのですが)言うと部屋に戻るように言いました。


『なのは、念話なら話せるから。』
『ぁ、そっか……』


そう、耳が聞こえなくても念話で話せば済むのでとりあえず耳が聞こえるまで少しの間、命令された非番を部屋で休むことにしたのです。






















『もぉ、あんまり心配させないでよね?』
『ご、ごめん……。』


部屋に帰ってきて早々、まずはなのはさんのお説教が始まりました。とはいえ心配をかけたことに多少は反省しているフェイトさんは素直に頭を下げるので、なのはさんはそれ以上何も言えず、フェイトさんが無事な事に改めて安堵してそれからただいまとおかえりの、両方のキスを軽く交わします。


『はやてとシャマルが直ぐに治るって言ってたから、多分今日中に少しは聞こえるようになると思うんだ。』
『聞こえるようになったら教えてね?』
『うん。』


耳が聞こえないとはいえ、念話で意思疎通出来るので特に不自由のない2人はそのまま普段の生活通り、なのはさんが食事の準備をし、フェイトさんが持ち帰った仕事をしています。

食事の後も仕事をするフェイトさんに「こんな時くらい休んだら良いのに」なんて思いつつ呆れ気味にフェイトさんを見るなのはさんは。



「……フェイトちゃん、コーヒー飲むー?」


何気なく。本当に何気なく普段通り声に出して聞いてしまいました。無論、フェイトさんには聞こえていないので返事なんてあるはずがありません。


「…………。」


その事に少しだけ寂しさを感じたなのはさんは、フェイトさんが座るソファの隣に2人分のコーヒーを持ってちょこんと腰かけます。


『フェイトちゃん、コーヒーどうぞ。』
『ぁ、ありがとう。』


念話で伝えれば伝わるのに、声では伝わらない。ほんの少しの寂しさを感じつつ、なのはさんはほんの一瞬何かを考えた後、少しだけ何か楽しい悪戯を思いついたようにクスッと微笑みました。ちなみにこの笑い声もフェイトさんには聞こえていないのですが。


「ねぇ、フェイトちゃん。」
「……………。」


フェイトさんはなのはさんの声には気付かずに、自分の目の前に広がるパネルを見つめています。


「聞こえてないね?」
「……………。」


相変わらずフェイトさんは顎に手を当てて、考え込んでいる様子。そんなフェイトさんの姿に満足したなのはさんは、ちょっとだけ気恥ずかしそうに息を吸った後。


「………好き。」


小さい声で呟きました。───が、フェイトさんには聞こえていません。ですがなのはさんは悲しい顔をするわけでもなく、楽しそうに笑います。


「好きだよっ。」


耳の聞こえないフェイトさんに告白するのが楽しいようで、悪戯っぽく何度も可愛らしく「好き」と連呼するなのはさん。


「だーい好き。」


言っているうちにノリノリになってきたのか、もはや楽しくて仕方ないのでしょうか、相変わらずなのはさんにそっぽ向いたままパネルを見つめているフェイトさんに、なのはさんはくすくすと微笑みながら続けるのでした。


「好ーき♪」


ひとしきり「好き」を呟いた後に。


『フェイトちゃん。』


今度は念話で呼びかけます。「好きって何回言ったでしょうか?」なんて他愛もない悪戯な冗談言おうとして、なのはさんはここでようやくある事に気が付いたのでした。


そっぽ向いたままのフェイトさんの耳が。首元が。異常なまでに真っ赤な事に。


『…………ふぇ、フェイト…ちゃん?』


どうしたのかと、フェイトさんの顔を覗き込んだなのはさんは、そこで真っ赤に染まるフェイトさんを目撃します。


「も、もしかして…………。」


そしてなのはさんは、恐る恐る敢えて声に出して聞くのです。


「………治っ、た……の?」


その後に視線を自分の方へ動かしたフェイトさんと目が合います。


「…………す、少し前に聞こえるようになってきて……。//」


なのはが余りにも楽しそうだったから言い出せなかったんだ、と顔を真っ赤にして申し訳なさそうに紡ぐ恋人に。


「…………………。」


なのはさんは絶句したのち、すくりと立ち上がって。


「な、なのは?///」


洗面所の方につかつか歩くと、余程恥ずかしかったのか何故かお手洗いに閉じこもって鍵を閉めてしまいました。


「なのはっ!?───ちょっ!?」
「来ないで!放っておいて!///」
「ぇえっ!?なのは、出てきてよ!///」
「フェイトちゃんのばかっ!なんでもっと早く言ってくれないのっ!///」
「だ、だって……ごめんって!出てきてよ、なのは!///」
「ばかばかばかっ!来ないで!///」
「なのはぁ!(焦)」





その後なのはさんが涙目でお手洗いから出てきたのはそれから数時間後だったとか。












FIN.



かゆいかゆいかゆいかゆいwww











テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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