うはぁ

小ネタです!
やれば出来るもんだw!という事で先の記事うpしてから本気出しました←。

まぁ、相変わらず誤字脱字あるかもしれませんがご容赦ください_(:3」∠)_

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「フェイトちゃーん、今大丈夫?」


ここはとある人物の執務室。そんな執務室にやって来たのは、その執務室の主であるフェイトさんの恋人のなのはさんでした。手にはたくさんの書類。相変わらず忙しそうですがどこか楽しそうにやって来たなのはさんに、フェイトさんは笑顔を浮かべて「大丈夫だよ」と返します。机にはなのはさんが手に持ってる量以上の書類が積まれていて、その他に法務関係の分厚い本が数冊。相変わらず休憩もとっていなさそうなフェイトさんに、楽しそうだったなのはさんが少しだけ眉を寄せて。


「フェイトちゃん、ちゃんと休憩とってる?」
「うん、シャーリーもティアナも良く働いてくれるから凄く助かって…。」


なのはさんが眉を寄せたことにちょっとだけ苦笑して、手に持っていた書類を机の上にパサリと置いたフェイトさんは「ところでどうかしたの?」と首を捻ります。


「なのは、コーヒーか何か飲む?淹れるよ。」


現在部屋を出ている2人の優秀な補佐官には劣るけれど、なんておどけて微笑むフェイトさんに、なのはさんは首を横に振って。


「良いの良いの。通りがけにフェイトちゃんに目だけ通して置いて欲しい書類持ってきただけだから。」


そう言って腕に抱える書類の中から、数枚の書類を抜き取ってフェイトさんの机の上に置きます。


「フェイトちゃんはハンコ押してはやてちゃんに渡してくれれば良いから…。」
「え、ごめんね…何だか任せきりにしちゃって…。」
「平気平気、フェイトちゃんは忙しいんだから、無理して体壊したりしないでね?」
「……ありがとう、なのは。」


パタパタと手を振って、それから「また後でね」と執務室を出るなのはさんはやはりどこか楽しげで、フェイトさんはその不可解さに首を捻りつつ「なのはも無理しないでね」と部屋を出ていく直前のなのはさんに声を掛けたのでした。







そして数時間後。






「うーん………フェイトちゃん何も言ってこないなぁ。」


退屈そうに、机に頬杖ついたままそんな風に独り言を呟くなのはさんが居ました。その表情はどこか不機嫌で、目の前にウィンドウを開いて通信を繋げる一歩手前。通信の相手は恋人でもあるフェイトさん。「もう少し待ってみようかな」なんて唸りながら、それでも「えいっ」と通信を繋げます。そんな画面に現れたフェイトさんはちょっとだけ驚いたような、きょとんとした顔で。


『なのは?どうしたの?』
「ふぇ、えと…大した用事じゃないんだけど…///」
『なぁに?』


目を丸くしたまま「何かあった?」と首を捻るフェイトさん。なのはさんは何だかちょっとだけ恥ずかしい気持ちでもじもじと、フェイトさんに問いかけます。


「さ、さっきの書類なんだけど……」


そう、先ほどなのはさんがフェイトさんに手渡した書類。それには秘密があったのでした。なのはさんしか知らない、或いはフェイトさんも気付いているはずの秘密。だけど、フェイトさんはなのはさんの言葉に小さく「ぁ」と声を漏らして、それから少しだけ申し訳なさそうに頬をひと掻き。


『……ぁ、ごめん。実はそれなんだけど私が目を通す前にティアナがやってくれるっていうんで、さっき持ってって貰っちゃったところで…』


折角なのはが渡してくれたのにごめんね、と謝罪をします。───が、そんな事はなのはさんには問題じゃないわけで。なのはさんは予想外のフェイトさんの言葉に顔面蒼白なのです。


「ぇっ……じゃあ、フェイトちゃんはまだ目を通して、ない?」
『えっと…ごめん……』
「うぅん、それは良いの!それは良いんだけど……だけどだけど…!」
『なのは?』


ウィンドウ越しに首を捻り「どうしたの?」と聞くフェイトさん。ですがなのはさんの頭は予想外の出来事にぐるぐるです。


「てことは、書類はティアナが?」
『うん、一式持って──』
「フェイトちゃんまた後で!」
『ぇっ?なの──』


離している途中のフェイトさんに謝って、プツンと通信を遮断したなのはさん。蒼かった顔は今は真っ赤で、ちょっとだけ汗をかいています。書類。その書類にしかけたちょっとした秘密。それがまさか恋人以外の目に触れるとは。思いもがけない出来事に、なのはさんは瞬時に通信を今度は別の相手に繋ぎます。


『なのはさん?どうしたんですか?』


繋がった先の相手は、フェイトさんの補佐官でもあるティアナでした。ティアナの小脇には書類が数冊。その中には恐らく、なのはさんがフェイトさんに手渡した書類も入っているのでしょう。


「ティアナ!その中に機動六課だった時の関係の書類入ってなかった?」
『え?…ぁ、さっきフェイトさんの机にあった奴ならここに──』
「にゃぁ!ちょっ、もう見た?見たの?中。//」
『ぇっ?な、なんですか?』
「見たの!?ティアナ今どこに居るの?」


余程大変な事なのか、いつもの冷静ななのはさんはいなくて、その事に狼狽するティアナは「八神元部隊長の部屋の近くですが」と一言。ティアナはその書類を恐らく部隊長だったはやてさんに手渡しに行く途中だったようで。顔を赤くしていたなのはさんの顔はまた徐々に蒼白に変わって、それから一瞬の硬直を得て、ウィンドウに写るティアナに向かって静かに言い放ちました。


「ティアナ、そこを一歩も動かないでね?」
『ぇ…?』
「今すぐその書類とりに行くから、絶対に、動かないで!」
『な、なんかこわ…なっなのはさん?』
「動いたら怒るからっ!///」


今度顔を蒼くしたのはティアナで。ですが最終的に「怒るから」と言ったなのはさんの瞳には若干の涙が浮かんでいたのでした。そうして、通信を遮断して立ち上ったなのはさんは。


「あんなの、絶対見せられないっ///」


そう小さく呟くと耳まで真っ赤にして、駆けだしたのでした。

一方、一方的に通信を切られたティアナは身に覚えも心当たりもない恐怖に膝を震わせてその場を動かないべきか、八神元部隊長のところに逃げ込むべきか本気で迷っていました。それから、なのはさんによるドタバタ劇が繰り広げられたのは言うまでもありません。そのすぐ後に、書類に忍ばせた「秘密」が見つからなくて半泣きのなのはさんが居たとか。










そして同時刻。そんなドタバタを余所に、フェイトさんの執務室では。


「……なのはも可愛い事してくれちゃうよね。」


クスッと笑うフェイトさんの見つめる人差し指にくっついた付箋が一つ。片手で机に頬杖をついて「つい意地悪したくなっちゃう」なんてクスクス微笑む執務官の見つめる指に張り付いた付箋には。なのはさんからフェイトさんに向けた「あいしてる」の文字と、可愛らしいハートマークが一つ書かれていたのでした。











FIN



つまり付箋で悪戯したなのはちゃんの完敗なわけで。


テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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