こねた

なんか力が出ない。ので、小ネタ。

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ある日。


フェイトさんの執務室に、意外なお客様が来ていました。



「2人とも…どうしたの?」


首を捻ったフェイトさんの目の前には、何故か活き活きとしたスバルとティアナが。とりわけ、ティアナは申し訳なさそうに眉を寄せていましたが。


「フェイトさんに聞きたい事がありまして!」


そして元気良くそう言ったのはスバルでした。興味津々、と言った感じで身を乗り出して。そんなスバルに、フェイトさんは「なにかな?」と優しく微笑みつつコーヒーに口を付けます。


「フェイトさんとなのはさんはお付き合いしてるんですよね?」
「───ごほッ!///」


途端、真っ直ぐに。ストレートに投げられたスバルの言葉にコーヒーを吹き出したフェイトさん。ティアナが小さく「すいません」と言った言葉に「大丈夫」と返しつつ、フェイトさんは体裁を保って「一応」とかボソボソ頷くわけなのですが、スバルの猛攻は続くのです。


「なのはさんが誰かに甘えるのってあまり見たことないんですけど…どんな感じなんですか?」
「ぇえ…?///」
「あんたそろそろ黙りなさい!」


想像つきません、と明快に言い切ったスバルを黙らせるように。ティアナ拳を振り下ろした瞬間に。後ろの扉でコンコン、というノックの音と聞き覚えのある声が聞こえました。


「フェイトちゃん、入るよー?」


その声は渦中のなのはさんで。スバルの顔が何処か嬉しそうに変わり、急にティアナさんを引き連れて奥の方に隠れてしまいました。


「ぇっ……スバ…えっ?」


それから数秒遅れて部屋に入って来たなのはさん。


「あ、もう。居るんじゃない。返事くらいしてよね、フェイトちゃん。」
「ぇっ、うん…ごめ……うん。」


状況が良く把握できていないフェイトさん。普段の仕事とは違ってかなり落ち着きなくそわそわしています。どうやらスバルの意図が分かってしまったようで、2人きりというシチュエーションでのなのはさんが知りたいようで。どうしたものかとそわそわするフェイトさんの気も知らず、なのはさんは。


「お仕事、忙しい?」


なんて、いつもより少し甘えた声で言うのです。


「え、いや…そんなには……///」
「どしたの?」


少し様子がおかしなフェイトさんに首を捻るなのはさんは、「むぅ」と何だか不満げに唇を尖らせて。


「フェイトちゃん。」
「は、はいっ」


まっすぐ人差し指をフェイトさんに向けて、まるで宣戦布告をするように。


「キスをします。」


と可愛らしく予告してから。そんななのはさんの言葉に目を点にして「ぇ?」とか言っているフェイトさんの頬に、軽くチュッと音を立ててキスをしたのでした。


「なっ………///」


なのはさんが口付けた頬に手を当てて頬を染めるフェイトさんに、「えへへ」と微笑むなのはさん。


「油断してるフェイトちゃんが悪いんだよー?」
「な、ななななのは………///」
「……なぁに?」


そうして。小さく「ごめん」と呟いてからフェイトさんが指差したその場所には。


目を輝かせているスバルと、ちょっとだけ頬を染めて恥ずかしそうに視線を逸らしているティアナの姿が。



「…………………。」





のち、部屋に響く大絶叫。




今日も管理局は平和なのでした。















FIN




念話で教えるという手段がとっさに浮かばなかったフェイト執務官でした(´∀`)w







テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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