短編というか小ネタ?

なんか最近書きたいのめっちゃあるんだけど思うように書けない…。途中までで詰まるのが多々。

とりあえず雑な感じですが、久々に更新できましたw


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「ふぇっ?…ふぇぇぇぇ!?///」


ロストロギアの暴発に巻き込まれた拍子に、私は衝撃に備えて目を強く閉じた。目を閉じる瞬間、私の婚約者であるフェイトちゃんが猛スピードでこちらに飛んできたのを目にしたけれど、いくら彼女でも間に合わないと、そう思って強く目を閉じたのだけど……。


「な、な、なんでぇぇぇぇ?」


次に瞳を開いた時には、なぜか私は別世界に居たのでした。全く知らないわけじゃない。だってここは良く知ってる世界だもん。懐かしい、故郷でもあるその場所。暴発の影響で飛ばされたのだろうか?この場所は、私の良く知る海鳴市だった。それと、おかしな点が他にもある。私は確かにバリアジャケットだったはずなのに、どうしてか今は教導隊の制服に身を包んでいたから。おまけにレイジングハートがない。念話も何も繋がらないし…。


「こ、困ったな……。」


とりあえず実家にでも行った方が良いのかな、なんて考えたとき。私はもっと信じられない物を目にした。そういえばここって良くフェイトちゃんと通った通学路だっけ、と思いながら私が目にしたのは、過去の私と、彼女。つまるところ、9歳の時の私と、フェイトちゃんだった。


「───ふぇぇぇっ!?」


仲睦まじく手を繋いで歩く幼少期の私とフェイトちゃんは、こっちに向かって歩いてくる途中で私の存在に気が付いたようで、フェイトちゃんは私と9歳の私を見比べて、驚いたような顔で数瞬こっちを見た後、私を敵と認識したのか9歳の私を守るかのように私の前に立ちはだかったのだった。嬉しいような悲しいような。


「あー…にゃはは、こんにちは…かな?」


見つかっちゃったものは仕方ない。本当だったらこういうのはまずいんだろうけど、私も現状を把握できてないのは確かだし。自分に協力を求めても良いだろう。


「わ、私……?」


それからようやく現状を理解した9歳の頃の私はフェイトちゃんに小さく「大丈夫だよ」と囁いてから、それから私を見上げたのでした。


「えーっと、こんにちは。フェイトちゃんも、私も。」


自分に挨拶なんて何だか変な感じ。腰を落として小さく挨拶をすると、しばし私と9歳の頃の私を見比べていたフェイトちゃんの頬が少しだけピンク色に染まった。とても可愛い。そういえばこの頃はまだ私の方がリードしていたんだっけ。今では全然フェイトちゃんに引っ張られてばかりだけど、この頃(まだお友達だった頃)は、フェイトちゃんは何だか恥ずかしがり屋な一面もあってか、私の方がぐいぐいいってたんだよね。


「ど、どうしてなのはが大人になってるの…?」


それからフェイトちゃんのその一言で、私たちは場所を移動して、私がここに来た経緯を予想の範囲でお話したのでした。







「───じゃあ、私は事件の所為で過去に来ちゃったってことなのかな?」
「うん。あんまり詳しい事はお話しできないんだけど、私は未来の人って事になるね。」
「な、なのは…さんは怪我とか、大丈夫…ですか?」


そんな風に言ったのはフェイトちゃん。少しだけ不安そうな感じで、私を心配そうに見つめる紅い瞳は相変わらず綺麗で、頬が緩んだ。


「大丈夫だよ、ありがとうフェイトちゃん。──それから、いつも通りなのはで良いよ?」


そう言ってフェイトちゃんの頭を撫でる。きっと今のフェイトちゃん相手だとドキドキしてばっかりで、こんな余裕見せつけられないから。子供フェイトちゃんだと余裕が出る。なんて、それもどうかとも思うけど。それにこの頃の私たちはまだただのお友達で、私ばっかりがフェイトちゃんを見つめていて、フェイトちゃんは私の事何とも思ってなかったと思うから、そう考えると少しだけいじめたくなったのだった。未来のお話は出来ないし、必要以上にちょっかいを出すのはダメだけど。


「えっと、とりあえず未来の私は管理局で働いてるのかな?」
「うーん。この格好見たら分かっちゃうよね。」


私は、あんまりたくさんは教えてあげられないのだけど、とワンクッションを置いてから頷いた。すると、9歳の頃の私は「そっかぁ」なんて何だか嬉しそうに笑って、次いで目に入ったのはちょっとだけ不安そうにこっちを見ているフェイトちゃんの顔だった。


「……フェイトちゃんも、一緒に管理局で働いてるよ?」


だから、それだけ教えてあげる。本当はあんまり言えないのだけど、ともう一度口にして頬をひと掻きして。私の言葉に安堵の表情を浮かべたフェイトちゃん。とても可愛い。何だかこうやって見るとこの頃は今みたいにあんなに王子様になる片鱗なんて見てなかったのにな、なんて思う。そりゃあたまに格好良いなって思う事もあったけど。それからそんな事を考えている私を余所に、フェイトちゃんは驚いたように瞳を見開いた。驚きと、ショックが入り混じった表情で。


「なのは……結婚してる、の?」
「────あっ。」


フェイトちゃんが見ていたのは、私の左手の薬指に光る指輪で。ついでに、9歳の方の私は、数秒後れを取ってから私の左手に注目して、「ふぇぇぇぇ?」と悲鳴を上げた。この指輪の相手は、未来のフェイトちゃんなんだけど。


「ぇっ───ふぇぇぇっ?」
「えっと、ちょっと落ち着こうか…。き、聞いてる?///」


驚きを隠せていない9歳の私と、とてもショックを受けているのかこの世の終わりみたいな顔をしたフェイトちゃん。


「だ、誰……?ゆ、ユーノとか?」
「ふぇぇぇぇ?」


そう聞いたのはフェイトちゃんで、その質問に悲鳴を上げたのは9歳の私。この頃の私は相変わらずフェイトちゃんが好きだったから、自分が誰かと結婚するなんて予想外過ぎるんだろうな。どうしよう、どうやって誤魔化そう……。


「え、えっとね?詳しい事は言っちゃ駄目だから相手が誰とかは言えないけど、なんていうか、いずれ分かるときが来るから。てゆーか自分で選ぶことだから。ね?」


精一杯のフォローだったと思うんだけど。2人ともまるで話を聞いていない。無理もないと思うんだけど、9歳の私なんてずいぶん混乱してるみたい。フェイトちゃんはフェイトちゃんでだいぶショックを受けてるし…どうしよう、あー、もう。


「ちょ、ちょっとあそこで飲み物買ってきてくれる?」


迷いに迷った挙句、私は1人1人とお話することにした。真実は話せないけど、未来が変わるような事にはせず、落ち着けるように。そうして、まずは9歳の私に飲み物を買ってくるように頼む。まぁ、落ち着くためにも冷たい飲み物は必要だよね。


私の言葉に、9歳の私は素直に頷いて、鞄からお財布を取り出してとことこと少し先にある自販機へと向かっていったのだった。そんな自分を見送って、それからまずはフェイトちゃんにの様子を伺ってみる。なんとも神妙な面持ちで、フェイトちゃんは何かを考えていた。こういう所は、今のフェイトちゃんっぽいかも。


「ふぇ、フェイトちゃん?」
「───ねぇ、なのは。」


それから私が話しかけると同時に、フェイトちゃんは考えるように顎に手を当てたまま、私を見上げた。ちょっと真剣な表情で。


「なぁに?」
「答えられる範囲で良いんだけど、聞いても良いかな?」


相変わらず不安そうな瞳のフェイトちゃんに、私は疑問符を浮かべながら頷く。


「…私は?未来の私は、結婚とか…してる?」


何を聞かれるのかと思ったら、フェイトちゃんの質問はシンプルな質問で。私はちょっとだけ可笑しくなる。私の指輪を見つけてから不安そうだったのは、そんな事を考えてたからなのかな?と。してるかしてないかなら、教えてあげられるのかなぁ、なんて少し思案してから。


「フェイトちゃんも、結婚してるから大丈夫だよ。」


と、微笑んだ。正式には結婚じゃなくて婚約なんだけど。そんな私に、フェイトちゃんはちょっとだけ黙り込んで紅い瞳を瞬いてからふわりと微笑んだ。格好良い素敵な笑みで。不覚にも9歳のフェイトちゃんにドキッとしてしまうなんて。思わず息を飲む。


「そっか。ふふっ…そっか。」


それから、嬉しそうに頬を緩めて、何か自分の中で解決したみたいに笑う。


「ど、どうしたの?フェイトちゃん。」
「うん。」


それから。


「なのはのその指輪の相手、分かっちゃった。」


そんな風に微笑む。なんだか9歳のくせにその表情は反則だと思うの。まるで、何だか未来のフェイトちゃんが、私を愛おしんでくれる時に微笑むみたいな表情。そんな表情で、フェイトちゃんは私の婚約者が誰かわかったと、そう言った。誰だと思ってるんだろう。聞いて良いのか悪いのか…なんて思ってるうちに。


「私が誰かと結婚してるってことは、相手はなのはしか居ないと思うから。なのは以外の人と結婚なんてどんな未来でもあり得ない。」


なんて。真っ直ぐと紅い瞳を向けるフェイトちゃんは微笑んだ。不敵な笑みで。


「ふぇっ?///」
「だから、なのはのその指輪の相手は、私でしょう?」


絶対の自信をもってそんな風に言うフェイトちゃんはまるで王子様みたいで。


「ぅ、うぁ……///」


ずるい。こんな時から、9歳の時から私の事そんな風に思ってたなんて。私ばっかり好きなんだと思ってたのに。ずるい。ずるい、フェイトちゃんはずるい。こんなに格好良いなんて。9歳のくせに。


「フェイトちゃんは、ずるい。」
「大人になった私ってどんな感じ?」
「…………秘密。」


いつの間にか9歳のフェイトちゃんまでにも主導権を握られてる気がする。だから「格好良いよ」と言いかけて、私は「秘密」と言い直したのでした。







「────ぅ…!」
「なのは?」


それから、フェイトちゃんとお話しながら9歳の私が戻ってくるのを待っている途中で、急な眩暈と耳鳴りがして、耳を抑える。フェイトちゃんが隣で凄く心配そうな声を掛けてくるけど、あまりにも強烈な耳鳴りに、私はぎゅっと目を閉じた。


「なのは──…」


いつまでも消えない耳鳴り。


「なのは。」


徐々に治まってくると同時に、私はゆっくりと瞳を開く。───けど、私を呼ぶフェイトちゃんの声はそのままに、何故か私はベンチに座っていたさっきとは違って、天井を仰いでいた。隣にはフェイトちゃんが心配そうに私の名前を呼んでいて、私はベッドに寝ている状態。


「ぇ…あれ?」


さっきまで私海鳴に居たよね?と首を捻って、ゆっくりと身を起こす。


「なのは。……良かった…。」
「私…どうしたんだっけ…?」
「なのは、任務中に暴発に巻き込まれて運ばれたんだよ。…痛い所とか、ない?」
「う、うん。」


さっきのは夢だったんだろうか?どうやら任務で巻き込まれてからずっと寝ていたみたい。何だかちょっとだけ残念な気分。どうしてかは分からないけど。小さい頃のフェイトちゃんにまでドキドキさせられちゃったのは悔しいけど、でも夢だとしてもあんなに前からあんな風に思われてたなんて嬉しいけど。でもなんか悔しい。


だから。


「────フェイトちゃん。」
「ん?」


私が目覚めたことに安心して私の髪を撫でるフェイトちゃんに。


「素敵な人に会ったよ。」


なんて、悪戯のつもりで。もちろんさっき私が体験したこと(夢かもしれないけど)は言わないつもりで、冗談めかして呟いたのだった。


「……………それ、誰?」


その後のフェイトちゃんといったら、偉く不機嫌で。まさか自分の事だなんて思わないだろうな、と思って私は苦笑したのでした。















FIN






なのはちゃんなんかフェイトちゃんに愛されちゃえば良いんだ!と思って書いてたんだと思う。

その日の夜は、フェイトちゃんによる尋問を体で受けるなのはちゃん。言うまで愛の行為をやめないフェイトちゃんと、「今さら9歳のフェイトちゃんだなんて言えないよぉ///」ななのはちゃんでした。



すいません、直しとかしてないのでちょっと文がおかしいです。







テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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