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素敵な恋は奴隷から

原稿がなんかいい感じになってきましたw気がしますw
今日の更新はコメントで要望あったので書いてみたです、「素敵な恋は」!

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「…………。」


知らない場所で、私の目の前には大きな着ぐるみが転がっていた。


「どういう事なの……?はやて。」


私の名前はフェイト・T・H。一応ごく普通の学生なのだけど、何故か私はひょんなことからアイドル声優である「高町なのは」と共に生活している。というか侵略されたのだが。そんな事はさておいて、私は今現在、良く分からないがスタジオという所に連れて来られていた。私が低い声で呻ると隣の友人が「すまん」と小さく呟く。


「私では身長が足りなくてな……」
「そうじゃなくて。」


つい数日前、はやてから「着ぐるみを着るバイトをしないか」という電話があった。それはもうその場で即刻断ったはずなのだけど。翌日食い下がるようにこの話を推し進めてきたのだ。もちろん断った。着ぐるみを着るなんてそんなの仕事やりたくなかったから。だから代わりに「じゃあ荷物運びでええから」なんて言うはやての言葉に私はその時渋々頷いたのだった。何より自給が良かったから。力仕事なら良いかなと。何より今月は欲しいDVDもあったから臨時収入的な仕事のつもりで。


なのに。


「私荷物運びって言ったよね?」


なのにこの場所にやってきた私に用意されていた仕事は、着ぐるみを着る仕事だったというわけで。じろりと睨む私の視線に苦笑して誤魔化すはやて。この笑みは、良く知ってる。────はやてめ。騙したな。


「私帰る。」
「ちょぉ!待って、悪かったて!こうでもしなきゃフェイトちゃんやってくれないやろ?」
「当たり前だよ着ぐるみなんて!」
「ちょこっと、着ぐるみ来て写真撮るだけやから!」


私にしがみつくようにして言うはやては、今回ばかりは必死だ。


「だいたいこういうのってちゃんとした人がやるもんなんじゃないの?」
「せやから急募なんやって。ちょっと知り合いのツテで、頼まれたんよ。身長で当てはまれば誰でも良いからって…!」


だったらシグナムが居るじゃないか、なんて言おうとして。不覚にも笑ってしまった。シグナムがこの猫の着ぐるみを着るところを想像してしまったから。きっとシグナムだったらはやてのいう事聞いちゃうんだろうな、なんて思いながら。そんな風に笑ったものだからなんだか毒気も抜けたというか。


「………はぁ。次は絶対やらないからね。」


結局お人よしと言うかはやてには色々助けて貰ってるし、渋々これも引き受けてしまった。


「おぉ、フェイトちゃんほんまありがとう!」
「その代り私が次困ってることがあったら助けてよね。」


なんて。最終的にそんな冗談を交わして、私ははやてのお願いを引き受けて、その場所のスタッフさんの説明を聞いた。どうやらこれはまた結構すごい仕事だったらしい。このスタジオは割と有名な声優さんとかがたくさん出入りしてる(多分なのはも)場所らしく、早速暑苦しい着ぐるみに着替えた私はスタジオ内を移動することに。そこでたくさんの人とすれ違った。はやては一体この仕事をどのツテで受けたのか。ちなみに仕事の内容は写真撮影だった。しかも割と有名な声優さんとの。


「クアットロさんの後ろに立ってるだけで大丈夫ですよ。」
「はぁ……。」
「撮影まで少し時間あるのでこちらの部屋で待っててください。」
「はい。」
「すいません、急にこんなお仕事頼んでしまって。」
「いえ…。」


それからはやては待合室と言う場所で待たされることになったみたいで、撮影場所には私一人。と、あと他のスタッフさん。私は撮影とかそう言うのは良く分からないから、その都度色々指示してくれるらしかった。はやてと別れてやって来た場所は何だか本格的な撮影場所で。ちなみに一緒に撮影するのはどうやらあのクアットロさんらしい。この間買ったなのはが表紙だった雑誌に載ってた人だ。


「それじゃあ、直ぐ来ますので。」


ちょっとだけ申し訳なさそうにお辞儀をして、そのスタッフさんは去って行った。知らない場所で待たされている所為か、何だか凄い緊張する……心なしか体温まで上がったような。あ、違うか、着ぐるみが暑いんだ。頭だけでもとろうかな、なんて少しだけ猫の頭を持ち上げたとき。




「お疲れ様でーす。」


なんて、良く聞き慣れた声がドアを開ける音と共に響いた。な、なんでこんなところになのはが!?───そこに来たのは、私の部屋の侵入者こと、なのはで。なのはは礼儀正しく私にお辞儀をしてそれから私の近くの椅子に腰かけた。なのはの横にはマネージャーさんなのかな?ちょっとだけ気の強そうな金髪の女の子。───と、私がここに居る事は何だかものすごくばれたくないので、私は声を出さずに頭を下げた。


「猫さんこんな所に居るの珍しいね?撮影か何か?」


なんと。なのははこの猫と知り合いだったのか。中身が代打の私だなんて事は知らないらしいなのははフレンドリーに話しかけてきた。隣に立っているマネージャーさんも、こっちを見ていて、私はとりあえず首を縦に振った。


「そうなんだー。私もこれから撮影なんだよねぇ…。やだなぁ。」
「何よ、前までそんなこと言わなかったじゃない。」


私に「やだなぁ」と愚痴らしきものを零したなのはの言葉にちょっとだけ驚いたようで、先に声を発したのはマネージャーさん。良かった。私はただ聞くだけで、2人の顔を交互に見ていた。


「だって最近水着とかそういうの多いじゃん…。」
「あぁ、この間露出少な目にして欲しいって言ってたわね…。仕方ないでしょう、その前に決まってた仕事なんだから。」
「知ってるけど…。それより猫さん暑くないの?」


どうやら撮影の衣装が気に食わないらしい。この間は悪い事言っちゃったかな…。露出多いの好きじゃないとか言っちゃったっけ、なんて思ってる矢先、話の矛先がこちらへと向いた。そりゃあ暑いに決まってる。だけどここまで来たら絶対に私はこの頭は取れない。声も出せない。首を精一杯横に振ると、なのははちょっとだけ目を瞬いて「そう。」とだけ言った。それから。


「………もしかして、いつもと違う人…ですか?」


ちょっとだけ考えて、恐る恐るそんなふうに首を傾けるなのは。その瞬間に硬直した私を見て「やっぱり」とだけ呟いて、ちょっとだけ恥ずかしそうに「ごめんなさい」と言うわけで。


「ごめんなさい、てっきり中の人がいつもの知ってる人かと思っちゃって……。」
「ったく、先に確認しなさいよね。」
「だって……//」


なのはは恥ずかしそうに、頬をひと掻きした。何だかいつも私に見せる表情とは違ってて、凄く新鮮だった。私にもこんな風に可愛らしく接してくれれば良いものを。あ、まぁ…いつも通りでも可愛いとは思うけどね?


「ところでなのは、今日の打ち上げどうするの?さっき電話来てたみたいなんだけど。」
「えっと…行かない、わけにはいかないよね?」
「まぁ顔くらい出しておいた方が良いんじゃない?」
「じゃあ挨拶だけして、帰る……かな。」


ちょっとだけ眉をしかめてそんな風に返したなのはに、マネージャーの人は何だか含んだ笑みを浮かべて。


「ったく。最近やけに早く帰るじゃない。」
「そんな事ないったら。……早く電話してきちゃってよ。///」
「はいはい。」


いつもは私がしてやられてる方だから、こんな風にマネージャーさんにからかわれてるようななのはも新鮮だ。話の内容は良く分からないけど。もしかしたら私って、なのはのほんの一面しか知らなかったんだろうか?なんて。電話するためにマネージャーさんが部屋の外へと行ってしまいなのはと2人きりになってしまったことに気付いた。


「あ、私……知ってるかもしれないけど、高町なのはです。」


それからなのはは、新人さんか何かですか?なんて微笑みを向けて右手を差し出した。そろそろ何だかやばそうな雰囲気だ。いくらなんでもここまで無言なんて怪しまれるよね……とりあえずゆっくりな動きで、手を取った。


「………?」


それからお辞儀をしたけれど、やっぱり何も話さない私の事を少し不審に思ったのか、なのははちょっとだけ首を捻った。あぁ、早く呼びに来てスタッフさん……!



なんて。


願いが通じたのか、絶妙なタイミングで部屋のドアが開いた。そして、スタッフさんが呼んでくれたのだ。私を。


「お待たせしちゃってすいません、フェイトさん。」


丁寧に、名前で。いや、フェイトなんて名前は割とザラに居ると思うんだけどね?


「─────ふぇ?」


その名前に瞬時になのはが反応したせいで、私の体がビクッと跳ねたわけで。慌てて逃げようと立ち上がったんだけど、なのはがしっかりと猫の衣装を掴んでいた。


「ちょっと、取ってもらっても良いですか?」


それから。にっこりと若干怒りを交えたような笑みを浮かべて、私(猫)の頭を指差したのだった。ど、どどどどうしよう。



─────フェイト・T・H、絶対のピンチです。














FIN



久々で書き方忘れた!
てか、すいません文字数的にここでw\(^o^)/


次回!なのはちゃんのやきもち無双\(^p^)/※次の更新は未定です。
原稿との兼ね合いして、でもこれは早めに更新しますね。



ちなみに、これ長編じゃないつもりですからねwシリーズというか、その内終わる\(^o^)/w←

テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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