(´A`)

没ネタですが懐かしいの見つけたので。
途中で力尽きて飽きてポイしたネタだと思いますw中途半端というか雑というか残念な感じになってますので、それでも良い方だけ進んでくだされw

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『フェイトさん!今どこに居るんですか!』


鳴り止まない電話の受話器ボタンを押すと、真っ先に耳に飛び込んできたのはそんな怒り声だった。思わず携帯電話を耳から話して首を少しだけ傾ける。


「どこって……ちょっと散歩を。」
『もう撮影始まるんですよ!?何してるんですかもうっ!』
「ちょっとお腹痛くて、とか誤魔化しておいて、ティアナ。」
『もう!その手は使いました!──あと30分以内に戻ってきてくださいね!』
「そんな無茶な……ぁ、ちょっ…もしもし?」


戻ってきてくださいね、と言い終わったところで電話はプッツリと切られて私はいつもと同じように苦笑を漏らした。


「全く……真面目だな、ティアナは。」


人がたくさん行きかう都会の街は空が狭くて濁っていて、私はあんまり好きじゃない。

交差された横断歩道前で、ジャケットのポケットに手を突っ込んで信号を待つ。そんな世界に住む私には、その世界はとても窮屈に思えた。


私はフェイト。今売れっ子のカメラマンだ。あぁ、カメラマンと言っても、あれね。雑誌に載るモデルだとかそういうのを写真に収めるつまらない仕事。私はもっと風景とかそういうのを取りたかったわけで、何故かこの道に迷い込んでしまった。

……もとい、つまらないとはいっても私はこの仕事を大事にしてるし、誇りを持ってる。だから、ちゃんと良い写真を撮るよ?ただ、何か。違うんだ。


何が?と言われたら答えに窮してしまうけれど。


街中に、私が撮った写真が並ぶ。それは嬉しいし、楽しい。だけどまだ、不満足。何かが足りない。


少しだけ大き目の度の入っていない眼鏡を掛けて、耳にイヤホンを押し込んで。自分の好きな曲を聴きながら、信号の色が変わると同時に歩き出した。沢山の人が一斉に動き出して、自分もその一部になりながら。


そんな中、人にぶつからないように精一杯気を使って歩いていたのに、不覚にも人にぶつかった。私よりも小さい、女の子だ。大学生くらいだろうか?そんなに強くぶつかったわけでもないのに、反動で倒れ掛かったその子の腕を掴んで引っ張り上げる。少しだけ強引になってしまったのは許して欲しいところだ。


「ごめん、大丈夫?」


ずり落ちた眼鏡を押し上げながらその子に声を掛けると。その子は慌てたように頭を下げた。


「ご、ごめんなさいっ!よそ見してて───…」


そう言って上げた頭を戻す。さっきは良く見えなかった。亜麻色の髪の奥、蒼い瞳が申し訳なさそうにこちらを見つめていた。

澄んだ蒼。澄み切った大空のような蒼だった。宝石よりも、ずっとずっと綺麗な色だと思った。


インスピレーションって、言うんだろうか?私も仕事柄、才能だとかそう言うものが必要なポジションだ。センスだとか。それで私は、絶賛人気のカメラマンだし、多分そういうのは冴えていたと思う。

だから、私を射止めたその彼女は、本当に原石だと思うんだ。一目惚れだった。


一目で、私はこの子が欲しくなった。



「それじゃあ、急ぐので……」


石のように固まって動かない私に向かってそう言ったその彼女は急いでいるのかちょっとだけ困ったような顔をしてもう一度だけ頭を下げるとそそくさと私に背を向けて去ろうと歩を進めるわけで。


私は咄嗟に、その子の腕を掴んでしまった。


「待って!」


もうじき横断歩道の色が変わると言うのに、横断歩道のど真ん中で腕を掴んでその子を制止する。

そんな私に、その子は少しだけ驚いたような怯えたような表情を浮かべた。だけど、私ももう止まれない。ある種の芸術家なら、分かるはず。とか思うけど。


「なんですか?」


徐々に訝しげな表情になって来たその子に。


「君の、写真を撮らせてくれないかな?」


私の、一発必中の口説き文句。


業界だったら断る人間なんていない言葉なのだけど、よくよく考えればこんな言い方怪しいに決まってる。案の定、その子はさらに訝しげな顔をして、足元から顔まで私を見ていた。


「ごめんなさいお断りします。」


それから。少しだけ蒼い瞳が冷ややかに変わって、どことなく冷ややかな声でそんな風に返された。

そう返すと同時に、どうやら友達と歩いていたらしい、その子は隣で待っていた女の子に「行こう」と呟いて私を無視するように颯爽と横断歩道を進む。どうやら声のかけ方を完全に間違えたみたいだ。


「ちょ、ちょっと待って。君。」


だけど存外私も少しだけ変わった性癖があるようで、最初の顔も良かったけどその冷ややかな表情も好みだった。レンズ越しに、この子を捉えたい。それ以前に、名前を知りたい。そんな風に、思った。


「ついて来ないでください。」
「待ってよ、ちょっと……!私フェイト。君の名前は?」
「はやてちゃん、走ろうっ…」
「なのはちゃんモテ期到来やなぁ」


隣の子ははやてと言う子らしい。その子が呼んだ名前を、私はしっかり頭にインプットした。


「なのはっていうの?ねぇ、ちょっと…話くらい聞いてよ!」
「来ないでください!」



その後、街中でカンカンに怒ったティアナに掴まったりその子に変質者扱いされたり。誤解を解くのがなかなか大変だったのは良い思い出だ。




それが、私となのはの出会いだった。












数年後。







「ねぇなのは。」
「ん……?眠れないの…?」
「私なのはのヌードとか撮ってみたい。」
「おやすみ。」
「ちょっ、真剣に聞いてよ!」
「明日撮影朝早いんだから、フェイトちゃんも早く寝たら?」





という新婚カメラマンとモデルになったりしている。











とかいうよくわからないネタ。






テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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