こねた

残念な小ネタですのであしからず。

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「んっ……待っ───…///」


放課後の教室で。部活動とかそう言った喧騒を遠くに聞きながら、私のそんな声が木霊した。教室には当然誰も居なくて、私と彼女だけ。彼女、なのはは少しだけ微笑を浮かべて私の制服のシャツのボタンに手をかけていた。


「どうして?」
「だ、だって………///」


平然と首を捻るなのはに私は少しだけ押し負けて小声になりながら「だって」を小さく繰り返す。開かれたシャツを少しだけ閉じようとしながら。


「だって…ここ教室……だよ?」


喧騒を遠くに聞いてそう返す。けどなのはは蒼い瞳を瞬いたままで相変わらず不思議そうに首を捻って。


「学校じゃだめなの?」


それからそう言ってクスっと笑ったのだった。意地悪く、可憐に。そのまま白い手を伸ばしてシャツを広げると唇を鎖骨に押し当てて舌を伸ばす。


「っ……、な…なのは……///!」
「なぁに?やだ?」
「そ、そうじゃ…ないけど……///」


クスクス笑いながら言うなのはは意地悪だ。


「フェイトちゃんが大きい声出さなければ大丈夫だよ?」
「な、なの──…///」
「それとも、フェイトちゃんは我慢できるの?」
「………ッ…!」


あざとく艶やかに。そう微笑むとなのはは私の太腿を撫でる。それから私の髪を引いて、少しだけ下を向いた私の耳元で。


「私はもう我慢できないんだけどな…?」


悪戯に甘い声で誘う。そもそも私がなのはを拒めるはずなんてなくて、硬直したままで。それだけで、私は籠絡される。ゆっくりと近づいてくる艶やかななのはの唇を網膜に焼き付けて、私はそっと目を閉じ─────。








「…………あ?」


閉じたはずの瞳に映る天井に、私はこの上なく間抜けな声を零した。この天井は私の部屋の天井だ。ゆっくりと起き上がると、いつも通りのごく普通の光景。私の部屋。時計を見ればいつも起きるよりだいぶ早い時間で。


「あさ………。」


ようやく事態を飲み込めた私は、多分今までで一番か二番目に大きい溜息を吐きだした。よりによってこんな夢を見るなんて。信じられない。なのはになんてお詫びをすれば良いものか。羞恥心で死ねそうだ。



『私はもう我慢できないんだけどな…?』


思い出しただけで口から心臓が出そうだ。だって、そんなの夢意外にありえない。

だって私となのははただの友達。

私が一方的になのはのことを想っているだけなのだから。とんだ痴女だと、思う。


「シャワーでも浴びよ……。//」


出来たら冷たいシャワーを。頭を冷やそう。なのはにそんなことされたいだなんて…そんな願望抱く私は少しばかり冷たいシャワーで頭を冷やされた方が良さそうだ。何たる痴女だろう。いくら大好きでも、恋してても夢の中であんな……。結局私は1時間くらい冷たいシャワーを浴びて、学校へ行く準備をしたのだった。





「行ってきます……。」
「行ってらっしゃい♪」


それから準備を終えて少しだけ早めに家を出る。冷たいシャワーを浴び過ぎたせいかほんの少しだけ寒いような…これで風邪を引いたらただの馬鹿だけど。もう一度小さく溜息を吐いて家を出て。門を開けた所で声を掛けられた。


「おはよ、フェイトちゃん♪」


声を掛けてきたのはなのはで。


「なのは…!///…おはよ、う。」
「びっくりした?」
「か、かなり…。」


いつもは待ち合わせ場所に居るはずのなのはが私の家の門先に居たことに驚いて心臓が止まるかと思った。なのはは両手を後ろに組んで鞄を持って塀に寄り掛かって悪戯っぽく微笑む。


「にゃはは♪今日は早く目が覚めちゃって。」
「あ、そうなんだ。///」


それから嬉しそうに私の隣に並んで歩き出したのだった。私は何だか今朝の夢の所為でなのはの顔を真っ直ぐ見る事が出来なくて。ちょっとだけ視線を下に向けて、そう返した。なのはが迎えに来てくれるなんて嬉しい。けど、どうしても今朝見た夢のなのはの意地悪な笑みが頭から離れなくて。


「あれ?」
「えっ…?」


そんな私を余所に。なのはが何かに気付いたように私の髪をひと房掬い上げた。それだけで心臓が跳ね上がるなんて、私はどれだけなのはに恋してるんだろう。他の人になんてされてもこうはならないのに。


「んー?」
「なのは?どうかしたの?」


「んー」と唸りながら私の髪を離したなのはに少しだけ残念に思いながら首を傾げる。───と、なのはは急に背伸びをして、私の首筋というか耳の後ろ辺りでスンスンと鼻を鳴らして。


「な、ななななのは!?///」
「……フェイトちゃんシャンプー変えた?良い匂い。」
「ひぅっ?///」


ほんの少し。なのはの冷たい鼻先が、私の首筋に触れた。


『私はもう我慢できないんだけどな…?』


途端に、今朝の夢を思い出して。色んな物が弾けそうになった私は。


「フェイトちゃん?どしたの?」


目の前で可愛く首を捻るなのはに。


「私!きょ、今日日直で!!!!///」
「……ふぇっ?」


そうとだけ言い訳をして全力で駆けだしたのだった。


「ふぇ、フェイトちゃーん?!」


背後で驚いたように声を上げるなのはに心の中で謝罪しながら。学校に着いて落ち着いたら絶対に謝ろうと決めて。























「………あーぁ、逃げられちゃった。」


急に恥ずかしそうな顔をして逃げ出してしまったフェイトちゃんの背中を見送って、私は「ちぇ」と小さく息を吐いた。


「やっぱり尾下しておけば良かっ…」
「朝からなに破廉恥な事言ってるのよあんたは。」
「アリサちゃん……おはよ。」


独り言を呟く私の後ろからやや呆れた溜息が聞こえて振り向いた先に、アリサちゃんが腕を組んで立っていた。どうやらフェイトちゃんが逃げるところから見ていたらしく「何をやらかしたのよ」と、そんな事を言う始末。


「私何もしてないよー。ただ髪の毛が良い香りだったから…。」
「はぁ。」
「フェイトちゃん顔真っ赤にして逃げちゃった。可愛いなぁもう。」
「ったく、さっさと告白したら良いじゃない…。」


そう言えばそうなんだけど。


「告白する前に押し倒しちゃいそう…///」
「とんだ変態ね。」
「フェイトちゃんが可愛すぎて意地悪したくなっちゃうんだもん…。泣かせたい、というか虐めたいっていうか…舐めまわ、っにゃぁ!」


やや悦に入りそうになっていた私に鈍い衝撃。と、やや蔑まれたような視線。


「なにも殴らなくたって…。」
「うっさいのよ!!」
「はぁ……折角早起きして迎えに行ったのに…。」


殴られた頭を抑えながら。


「今夜フェイトちゃんの事、家に誘ってみよ…。」


私はポツリと呟いたのでした。











FIN






F「な、なのは…今朝はごめん…。怒ってる?」
N「怒ってないよ♪それよりフェイトちゃん、今日家に泊まり来ない?」
F「えっ、今日?」
N「うん。今日皆家に居なくて少しさみしいなーって思ってて…。(上目遣い)」
F「わ、私で良いなら…///」
N「本当?じゃあ、約束だよ?」
F「う…うんっ//」

N(フェイトちゃんフェイトちゃんフェイトちゃん…はすはすはすはす)
F(今朝の夢の事は忘れなくちゃ。ばれたら嫌われちゃう…)










あっあー\(^o^)/ww




変態なのはちゃん×痴女フェイトちゃんとかも好きやねん。さーせんw





テーマ : 日記
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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