没ネタ②(略)

整理してたらウホッてなる内容の書き途中SSを見つけた\(^o^)/直したりする前の内容なので、読みにくいかも。
そして前記事同様、書き止めてますm9(`・ω・´)

それでも良かったらw

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「……んっ、ぁ────!」


薄暗い寝室で。何度も何度も、私ははしたない声を上げていた。
私が「嫌」と言ってもフェイトちゃんは許してくれなくて、私は羽交い絞めのようにされて、本日何回目かの絶頂。

───とはいえ、無理やりとか乱暴にされるわけじゃない。

本当に嫌なわけでもない。ただ、……翌日のことも考えて、もう少しだけお控え頂きたいだけなのです。










──そしてその翌日──




昨晩の、フェイトちゃんの過度な愛の行為が原因で。私は、やや下半身が重い。


「フェイトちゃん?」
「────ごめんなさい。」


ソファーに座る私の前に小さく縮こまるように正座しているフェイトちゃんはビクビクと様子を伺うようにして私をチラっと見ている。


「どうして私が怒ってるか分かるよね?フェイトちゃん?」
「─────ご、ごめん。」


私が優しく問いかけるとさらに体を縮こませるフェイトちゃんに。


「1か月えっち禁止ね?」
「ぇえっ!?………そんな…長すぎじゃ…」


私は1か月の禁欲を命じたのでした。フェイトちゃんは最後まで「ごめん」と言って私の発言の撤回を求めたけれど。却下なの。だって、その次の日はいつも教導に身が入らないんだもん。そんなのダメ。



それに、なんていうか最近のフェイトちゃんは凄く性欲魔人だ。一晩に何回私を泣かせれば気が済むのやら。でも、優しくされて愛されてるって実感できるから、毎晩拒めない私も私なのだけど。というか、フェイトちゃんの所為で私がおかしくなりそうなのが恐い。おかしく、というのはいやらしい意味で。気が付くとフェイトちゃんの事ばかり考えて、いつの間にか体が疼く。これじゃあただの変態さんなの。だから、ちょっとだけ「お互い」に禁欲。







だけど、それが間違いだったって気付いたのは1か月の3分の1に満たない1週間経った頃の事。



「むぅ…。」


教導隊の訓練を終えて、私は着替えを済ませてから、一人でもやもやとした気持ちを抱えていた。体に不調はない。夜の営みも、1週間してないから体力的には絶好調のはず。なのに。なのに、もやもやする。体じゃあなくて、心が。


原因なんて一つしかないのは分かってるんだけど…。


「………触りたい。」


ロッカーを閉めて、私はおでこをコツンとロッカーに押し付けた。とてもじゃないけれど、1か月なんて持ちそうにない。自分で言ったのに。えっちな事をするどころか、キスさえしてない。「我慢できなくなるから」とか言って、フェイトちゃんは迂闊に私に触れないように気を付けている始末。真面目なフェイトちゃんらしいといえばらしいけど。


そんな中、私の前にウィンドウが開く。相手ははやてちゃん。


「はーい。」
『あぁ、なのはちゃん今大丈夫?』
「うん、どうしたの?」


ちょっとだけ忙しそうなはやてちゃんのお話は「私への書類を渡したいのだけど、自分では私に行けないのでフェイトちゃんに手渡した」という内容のお話だった。


「じゃあ、フェイトちゃんのところに取りに行けば良いのかな?」
『ほんまにごめんな?本当だったら私が私に行かなあかんのに…。』
「良いよ良いよ、私もフェイトちゃんに用事があったし。」
『ほんなら、フェイトちゃんによろしくな。』
「はーい。」


という事で、ひょんなことからお仕事中でもフェイトちゃんに会える事になった。部屋に帰ったら会えるのに、仕事中でも会えるってことに気分が高揚してしまう私は、きっと確実にフェイトちゃんばかになってるんだと思う。





それから私は、軽やかな足取りでフェイトちゃんの執務室へと足を進めたのでした。


軽いステップで歩く途中、フェイトちゃんの執務室まではまだ先だけど、局の通路で私は偶然フェイトちゃんを見つけた。というか、ちょっと悲鳴が聞こえて視線を向けた先にフェイトちゃんが居た、というのが正しいかもしれない。


「────…。」


フェイトちゃんと、もう一人。女性局員。通路に書類が散らかっていて、フェイトちゃんがその人の腰を抱えていた。一目で転びそうになったのを助けたっていうのが分かる。


だけど。


───何だか少しだけ、面白くない。だって、フェイトちゃんの腕の中に納まっているその人が真っ赤だったから。だって。私だったら誰かにそうやって助けられても絶対、顔を真っ赤にしたりしないもん。そんな風になっちゃうのは、助けてくれた相手が、自分の意中の相手だとかもしくは今この瞬間、惚れたか。なんて思っちゃったり。


ぼうっと突っ立ったままの私に気付いたフェイトちゃんは慌ててパッとその人から手を放した。顔が強張ってて「誤解だよ」って言ってる。……私まだなにも言ってないし、そんな怒った顔してもないのに。でも、私に誤解されたくないっていうその反応は嬉しいけど。それから助けられた方のその女の人は、そそくさと書類を拾い集めて行ってしまった。


「ご、誤解だよ?」


それからフェイトちゃんが一番に発した台詞はそんな台詞。


「私何も言ってないよ?」
「う…。」


私はそれが可笑しくて思わず笑みが漏れた。だってなんか、怒られる前の子供みたいなんだもん。


「フェイトちゃん、はやてちゃんから書類預かってない?」
「ぁ、預かってる。……けど、部屋だ。」


どうやら書類はフェイトちゃんの執務室にあるらしくて、フェイトちゃんは困ったような顔で「ごめん」と呟いたのだった。


「じゃあ、取りに行っても良い?私この後オフだし。」
「ぁ、うん。構わないよ。」


先ほどの事をそんなに気にしてない私に少し安心したような表情をしたフェイトちゃんを、私は見逃さなかった。それから歩きながら、ぼんやりフェイトちゃんの体を見る。華奢な体なのに、脱ぐと実は引き締まってて力なんて私より強い。だからさっきの女の人も容易く抱き上げたりしたんだろうな。……狡い。


ここでまた、体の奥がジンとした。


私だってフェイトちゃんに触りたいのに。とか勝手にフツフツと、可愛くない感情が沸いてくる。自分で禁欲を命じておいて触られないとなると物凄く欲求不満だなんて。それ以前に、我慢できちゃってるフェイトちゃんに少し悲しくなってるなんて。なんだか悔しい。


「なのは?」
「うん?」
「……どうかした?」


押し黙っている私に、また不安になったのかフェイトちゃんはおどおどと首を捻る。普段の凛々しい姿は見る影もない。


「なんでもないよ?」


それから、私はちょとだけ可笑しくなって微笑んだ。一喜一憂ってこの事なの。私はどれだけフェイトちゃんばかになってるんだろう。



「─────はい、これ。」


それからフェイトちゃんの執務室に来て、フェイトちゃんは机の上から書類を引っ張り出した。丁寧に、クリアファイルのような物に挟んで。そこで、私は書類よりも先にフェイトちゃんの制服のタイに目がいったのだった。ほんの少し曲がってる。特に気にするほどでもないけれど、気が付いてしまったら直してあげたい。


だから。


「フェイトちゃん、動かないでね?」
「ぇっ。」


クリアファイルをスルーして、私は両手をフェイトちゃんの襟元のタイに伸ばした。ほんの少し曲がったそれを正そうと。


「────…ッ!」


ほんの少し触れただけなのに、過剰にビクッとなるフェイトちゃんの肩。それに気が付いて視線をフェイトちゃんの顔の方に向けるとフェイトちゃんは少しだけ顔を後ろに逸らしていた。耳が赤い。何だか面白い。


「フェイトちゃん?」
「う、うん。何でも…ない。」


本当に触れただけでそんなに我慢できなくなりそうなの?とか思いながら、私は何も気付かなかった振りをして、フェイトちゃんにお礼だけ言って、そっけなく部屋を出たのだった。


我慢してるフェイトちゃんが、子犬みたいで凄く可愛かった。そうして私の中に沸いたのは、小さな悪戯な心だった。






















「─────はぁ…。」


なのはが部屋を出て行った後。じわじわと熱くなる熱を引込めようと、私は窓に頭をゴツンと押し付けた。自分からあれほどなのはに触らないように気を付けていたのに、まさかなのはがあんなに易々と私に触れるのを防げないなんて。微かに触れた襟元が、熱い。


まだ、1週間しか経ってないっていうのに、私はなのはにちょっと触れられただけでも爆発しそうな状態だった。一発触発、今度なのはが触れてこようものなら私はきっと爆発する。それでなのはに怒られるはまだしも、嫌われてしまうのは絶対嫌だ。それに私にも意地というものがある1か月きっちり我慢したらきっと素敵なご褒美をくれるはずだから(勝手な妄想だけど)私はこれまで毎日冷たいシャワーを浴びて堪えていた。


そうこうして、数時間後。


「───そろそろ、帰ろうかな。」


今日は特に事務仕事しかない事に気付いた。最近はなのは分をすっかり欠乏しているので仕事にも身が入らなくて困る。あぁ、そんな事言ってたらダメだって言うのは分かってるんだけど。あと何日我慢すれば良いんだろ?


正直かなり辛い。仕事にも身が入らないし。とりあえず私は、小さく溜息を吐いて、執務室を後にして部屋へと向かう。



「ただいま。」


鍵を開けて、玄関で靴を脱ぐとトコトコと足音が近づいてくる。それから「おかえりなさい」と可愛らしい声。見れば、何だかなのはは機嫌が良さそうで。そんななのはにドキッとしながら、私は心臓が暴れ出さないように深呼吸を繰り返す。


「フェイトちゃん、今日は早かったね♪」


ふわりと香るのは甘い、シャンプーの香り。ほんの少し濡れた髪に息を飲んで、それでも私は奥歯を食いしばって、極力触れないように、ついでに笑顔を絶やさないように堪える。────のだが。


「フェイトちゃん?いつまでぼーっとしてるの?」
「わっ!///」


なんて。上機嫌にクスクス笑いながらなのはは私の手を引いてリビングへと誘った。触れたところから体温が急上昇して、変に汗が滲む。心なしかなのはが艶っぽくて、何だろう、やばい。誘われてると錯覚しそうだ。てゆーか誘われてると、思ってしまいたい。そうしたら私は、今にもこのソファーになのはを押し倒して唇に触れて、そのまま────…あぁ、だからこんな事考えたら駄目だ。


なんて歯を食いしばりながら、私はそのままなのはの手を放してソファーに腰かける。体中が熱い気がする。なのはが触れていた手が熱くてじわじわと体温が上昇して爆発しそうだ。とりあえず冷たいシャワーか、水でも飲もうと思ったところで、私の視界に影が差した事に気が付く。


「───…ん?」


その影はなのはのもので。ソファーに座る私の前に、どうしてかなのはは笑顔で立っていた。














おわり(Οω<)☆ ←


決して読んでる人に意地悪してるわけじゃないんですけど、本当にここで書き終わってた\(^o^)/





テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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更新いつも楽しみにしています。

ひとつ前のお話も、こちらのお話も、相手を想う心情描写がドキドキしていいですね(^-^)

続きが読めたら嬉しいです。

がんばってくださいね。
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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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