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没ネタ③

わー、懐かしい(^ω^≡^ω^)
この設定割と好きだったのでお焚き上げしますねーww
これもたぶんリリマジにって考えてたやつかな?人魚って言っても足は普通の設定で。
相変わらず途中で……m9(`・ω・´)略

そろそろ真面目に長編に入ります\(^o^)/サーセンw

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「王子、決して国の外に行ってはいけませんよ?」
「どうして?そこには何があるの…?」


幼い頃から再三と言われてきたその掟に近い警告を。15と言う歳を越えた今でも私は守っていた。海深くの国、アルハザードと言う国を治める王族の二子として生まれた私はそれまでもこれからも、その掟を破るつもりは無かった。

もとより掟とは守るために存在する物だと、そう思っていたから。なにより、この王国以外の世界を知らなかったのだ。ずっと。他の世界が、我々人魚と言う種族以外の生き物が存在することも知らなかった。




「ねぇ、クロノ。」
「何だ?」


この国の次期王でもある私の兄、クロノは実直な性格で、私の尊敬するにあたる人物。ある日何気なく、その掟のような話について口にした。職務中であるにも関わらずクロノは私の相手をしてくれたけれど。


「国の外って、何があるの?」


クロノは何度か国の外へ外交に出たことがある。だから、私よりもその知識は多い。一方私は、体が少し弱いせいもありやたらと過保護に育てられたせいもあり、外へは出たことがない。女であるという事もあるけれど。体は弱くとも、外の世界を知りたいと言う欲望はずっと胸に在った。

そんな私の質問に少しだけ眉を寄せた後、私の少しだけつまらなそうな顔に困ったような顔をして。


「─── 外は、そうだな……フェイトはこの国から出たことがないから、気になるか。」


少しだけ申し訳なさそうな顔をしたクロノに頷くと、職務中であるにも関わらず、クロノはその手を止めて、棚から書物を取り出した。


「それは?」
「あぁ。おとぎ話の本だ。」


そう言ってパタパタと軽く埃を払った後「後で読むと良い」と手渡された。


「この国の外には、陸という場所が存在する。」
「………りく?」
「そうだ。つまり、何て言えば良いかな……」


真っ白な紙を取り出してペンで図を描きながら。


「僕たちの国は海中にあるだろう?」


海中でドーム状に結界の張られたその中に存在する国が私の国だ。どんな仕組みなのかは分からないが。なので国の外は海。海の中に、大きな結界が張られその中に存在する国。ちなみに私たち種族は水中でも呼吸が出来るけれど、何かと不便なので国に水が入り込まないようにそんな結界が存在しているらしい。それは乳母であるリニスから聞いた。


「その外にも、つまり海中の先にも国があるんだ。」
「えっ?」
「僕たち水中で生きる生き物の他に、陸という場所で生活する、僕たちと似た生き物が居るんだよ。」


その話を聞いた瞬間に、私の中の何かが弾けた。それは好奇心であり、知識欲。


「その種族は姿形は僕たちに良く似ているけれど、水中で呼吸が出来ない。」


だからこの国には来れない、と。クロノは紙に分かりやすい図を描いて見せた。


「僕たち人魚と呼ばれる種族に対して、彼らを人間と言う。」
「…………どうして私には皆教えてくれなかったの?」
「そうしたら君は見たいって、言うだろう?」


無論だ。見てみたい。陸と言う場所に行ってみたい。気になる。こんな興奮する事は久しくなかった。王子王子と、体が弱いからと大事にされていたことに少し飽いていた私は、この時既にその人間と呼ばれる種族に心を馳せていた。


「言葉は?通じるの?」
「ん?あぁ。基本的な違いは、水中で呼吸が出来るかできないかだろう。」


そう言う点では僕たちの方が発達してはいるが、とそんな風に言うクロノの言葉はもはや頭には入ってこなくて。


「行きたい!!!」


すかさずそう強請る。普段こんな風に何かを強請る事なんてない私に少し驚いたようなクロノは。少しだけ逡巡するような表情をしてから、難しそうな顔をする。それから「だめだ」とだけ言った。


「どうして?」
「母さんが心配するだろう。……それに危険だ。」
「クロノは行くのに?」
「僕は良いんだ。」


そんな言葉に少しだけ険悪な空気が流れる。その空気の原因は主に私だけど。国から出たことがない私は、もっと言えば宮殿の外に出ることもあまりない。過保護といえばそれまでで、それは大切にされている証拠なのだけど。そう思うと、それ以上反抗なんて出来なくて。


「じゃあクロノが行くときに今度連れて行ってよ…。」


唇を尖らせた私に「その内な」と苦笑したクロノは再び職務に手を戻して、私はそんなクロノに小さく溜息を吐いてその部屋を後にした。







「フェイト様、そんな薄着でお風邪を召しますよ?」
「うん。」


宮殿内を歩けばあちこちから声を掛けられて。気遣いを感じて。それはありがたいのだけど、少しだけ息苦しいような、そんな気持ちを覚えた。特に病気と言うわけでもないのに、ただほんの少し風邪を引きやすいだとか、そんなくらいなのに過保護にされて少しだけ罪悪感がある。どうして私はクロノのように強くないのか。


「考えても無駄、なんだけどな……。」


部屋に戻って、そう息を吐いた。部屋は綺麗に片付いていて、写真が1枚。確かこの写真は先日私の元に届いたものだ。私の15の誕生日を祝う祝賀会に参加するという少女の写真。確か大臣の娘だっただろうか?要するに、「うちの娘どうですか?」という、そんな意味の含められた文章と一緒に添えてあった。無論、母さんは断って良いと言っていたけれど。母さんは私の望まない事は絶対にしない。

まだ15歳だ。いくら王族とはいえ、気が乗らない。ましてやただでさえ自由の効かない身なのに、そんなの重荷でしかない。そう憂いて、私はその写真と書面を見えない場所に伏せた。

それからクロノに渡された少しだけ古臭いおとぎ話の本を開く。いつから棚に仕舞ってあったのか恐らくは年代物なのだろうその少しかび臭い本を開いて。その文面へと視線を寄せた。

途中部屋に運ばれてきた紅茶に口を付けながら、その物語を食い入るように見た。この世界にはない、初めて聞くおとぎ話。人間の世界の物語。実に面白かった。


空とは何なのだろうか?


見たことがない「空」という物体に想像を膨らませて、高鳴る胸を抑えられなくて頁を進めた。昔から本を読むのはとても好きだったけれど、この本は私が読んできた中で一、二を争うほどの面白い内容だった。知らない物が複数存在する。例えばこの国にはない「空」というものだとか。

ますます「人間」と言う生き物に胸が膨らんだ。どうしても、一度で良いからこの国の外に出て別の世界を見てみたくて。

その足で、宮殿を抜け出した。私が王族であるとバレぬよう、最低限の軽装で。ほんの少し見て、バレないうちに戻ってくるつもりで。後に浅はかな考えだったと気が付くのだろうけど、この時の私は本気で。

見張りの居ないルートで。兵たちもまさか私が宮殿を抜け出すような事なんてするとも思わなかったのだろう、事実私はあっという間に宮殿を出た。途中で着替えを購入して少し傷んだようなシャツに着替えて質素な格好をして。






そうして、結界の張ってあるその場所から出る、いわば出口を抜けた。出入り口は国に複数存在し、私は正規のその場所を堂々と抜けて出た。もちろん私が王族ということはそこに居た見張りにバレてしまったのだけど「お忍びだから宮殿には知らせないで」と半ば強引に押し切って。少しでも時間が遅くなってしまったら、きっと知らされてしまうだろう。それだけは避けたくて、私は決められた時間内に戻ると告げた。



国を出るのは初めてで、なれない海中を上へと向かって泳ぐ。水の中は気持ちが良くて、私が一番好きな空間だった。宮殿にも泳ぎの場はあるけれど、やはり体が弱い私にはあまり長い時間泳ぐことが許されてはいなかったからこの自由な時間がとても心地よくて解放感を満喫しながら、勢い良く。


「───── はっ、」


水面から飛び出した。ぱしゃり、と音を立てて水面から飛び跳ねた私が目にしたものは。水面を突き破ってそびえる、恐らく「陸」というもの。それから上に首を上げると、何とも言い難い景色が広がっていた。宮殿から見上げていた結界とはだいぶ違う、暗黒に宝石を散りばめたような天井。ずいぶん遠いようだ。資料で読んだ。これが「空」なのだろう。

水面を跳ねた私は、それから泳いで、クロノが描いた図面で見た「陸」に上がってみる。普通に歩ける、私の国の地面となんら変わらないそれ。そういえばクロノは、私たちが普段生活している所も「陸」に繋がっていると不思議な事を言っていた。

私にはまだまだ知らない事がたくさんあるようだった。

不思議な感触の陸の上を裸足で歩く。私の国となんら変わらないその地面に座り込んでみる。私の国では聞こえない、波のさざめく音がとても心地よかった。それから「空」を見上げてその場所に寝転がった。長い水泳時間が体に障ったらしい、少し疲れが出たのか体に力が入らなくて苦笑した。



「大丈夫?溺れちゃったの?」


それから。頭上で聞こえた言葉に、視線を向けた。宮殿内で良く聞くような心配の色を孕む声。慌てて私に走り寄って来たのは私たちとなんら変わらない生き物。初めに目が言ったのはその瞳だ。暗闇でも分かる、綺麗な色の瞳。ブルーサファイアのような綺麗な宝石のようなその瞳が、とても美しくて。


「だ、だれ……?」


思わず口を突いて出た。亜麻色の髪を片側に束ねたその女性は、恐らくは私より年上だろう。後からやって来た寒さに震える私を包むように抱きしめて着ていた上着で包んでくれた。


「もう大丈夫だよ。待っててね、今温かい所に連れてってあげるから。」


その声を聞きながら、私はゆるゆる意識を手放したのだった。念願の人間に出逢えた。嬉しさを噛みしめる前に気を失ってしまったのは残念だったけれど。私が目覚めたのはそれから3日が過ぎ去った頃の事。


私はその人間の優しい声に、瞳に。その姿に。一目で恋をした。






















っていうのが、ありました(ӦωӦ)本当はこの後にもう少し文があったんですけど、ここでカットするとちょうど良いから。


なのはちゃんが海で拾ったのはなんと王子様でした⊂( ⊂ 。д。)⊃


なのは(24)とフェイト(15)くらい?
これは人魚姫がモチーフだったのかな、だけど普通に人魚姫じゃつまんないので陸に迷い込んだのは人魚の王子様で、あぁでも王子で足が魚だとな…ってなってこんな設定になったんだと。

その後陸でしばらくなのはちゃんのヒモみたいな感じで暮らすフェイトちゃんとか。なのはちゃんもフェイトちゃんに至れり尽くせりでね(^ω^≡^ω^)
宮殿は凄い事になってて捜索願とか出るんですよ、陸にも。それでなのはちゃんはフェイトちゃんが王子様だと知るんだろうね。うはははははwwwww




続きは妄想してNE☆  ←



テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
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