hst

ひゃっはー(°∀°)!結構前から要望頂いてたんですが申し訳ない。これの続きです、たぶん。年末なのに年末関係ないSSぽよ+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚

久々に書いたので感じとか変わってるかもしれませんがご容赦をw

えーと、これが今年最後の更新になるかなーと思いますのでご挨拶。2012年も、お世話になりました。極端に更新数が減った年ではありましたが劇なの2ndが公開されたり、いつも通り全力でなのフェイした年でした。

簡単なあいさつになりましたが、来年度もどうぞよろしくお願いします。

            92/HALF of half.


追記からSSです。来年の更新ではちゃんと時期っぽいもの書きたいかな…と。w

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ホストSS続き。









学校が午前中で終わった日、はやてちゃんが頼んだという「迎え」。その「迎え」の正体がまさかフェイトさんだと思わなかった私は内心爆発しそうな心臓を抑えつつ彼女の横に立つ。爽やかに帰って行った親友たちに心の中で恨み言を零しながら。


「こんにちは。……急に来て、迷惑だったかな?」


私服の所為かいつもと違う雰囲気。「迷惑だった?」と言うフェイトさんは少しだけ困ったように微笑んで頬をひと掻きした。周りのギャラリーの視線を感じながら、私は慌てて首を振る。


「そんな事ないです!///」
「そっか、良かった。怒られたらどうしようかと思ったよ。」


慌てて否定する私に冗談めかしてそんな事を言うフェイトさんは、何処か楽しそうにエスコートするような足取りで「とりあえず歩こう」といって歩き出す。周りのギャラリーの視線から逃げるように、私も慌てて後から続いた。何だかもの凄く見られてるし…。



「は、はやてちゃんが頼んだって言ってたんですけど…」


わざわざすいません、と少し苦笑交じりに言いいながら、私は立ち止まって軽く頭を下げた。けど、目の前に立つフェイトさんは何も言わなくて代わりにふわりと優しく首に何かが巻きついた。暖かくて良い香りに包まれたと思ったのも束の間、すぐにそれがフェイトさんのマフラーだと気付く私。


「な、なんですか?///」
「え?」


さも当たり前のように私の首に自分のマフラーを巻いたフェイトさんはさり気なくそんなことをされて驚いている私に「寒そうだから」と満足そうに微笑むわけで。


「それに、なのはが謝ることじゃないよ?正直言うとちょっと嬉しかったし。」
「ぇっ?」
「ネクタイ。……お礼言いたかったんだ。嬉しかったから。」


フェイトさんはそう言うと「大事にしてるよ」と微笑んで、あらためて「ありがとう」と言った。この人に真っ直ぐそんな微笑を向けられると、ちょっと……恥ずかしいと言いますか。なんていうか。


「そんな…お礼なんて。」


何度も助けてもらってるのは私のほうなのに。そう小さく呟くとフェイトさんは少しだけ苦笑して私の髪に触れた。あぁもう、どうしてこの人はいちいち私をドキドキさせるんだろう。


「───きみは、危なっかしいから。」


そう言ってクスッと笑って、歩き出すフェイトさん。何だろう、子ども扱いされてるのかな?はやてちゃんにせよアリサちゃんにせよすずかちゃんにせよ、どうして皆して保護者目線で私を見るんだろう。


「………あの。」


それから首に巻かれたマフラーの存在を思い出しておずおずと話しかける。フェイトさんはちょっとだけ上機嫌そうに私の隣を歩きながら「ん?」とこちらに顔を向けた。相変わらず綺麗な顔立ち。それにスマートな身のこなしに、気遣い。本当にあの仕事は天職なんだろうな、と心の中で思いながら慌ててフェイトさんから視線を逸らした。


「マフラー…、風邪引きますよ?」
「私は大丈夫だよ。っていうか風邪引いたら仕事休めるからそっちの方が嬉しいかな。」


上段めかしてそう言うフェイトさんはいつもより少し子供っぽく笑って、それから「この後時間あるかな?」と聞いてくるわけで。何だか今日のフェイトさんは、もちろんいつも通り格好良いんだけど、私服姿とかそういうのも相まってなんていうか自然な感じ。あ、決していつもが自然じゃないっていうわけじゃないのだけど。


「風邪引かれたら私が困ります…!///」
「嘘。引かないから大丈夫だよ。嫌だったら取っても良いけど…。」
「………その言い方は、ずるい、です。//」


そんな言い方されたらマフラーを外せるわけもなく。言い返せなくなった私を見て、フェイトさんは可笑しそうにクスクス笑う。今日は良く笑うな、なんて普段の彼女の事も知らないのに思ったりして、私は少しだけ俯いて赤くなった顔を隠した。




それから他愛もない話をしながら帰路を辿って。フェイトさんと居る所為か緊張の所為か思いのほか早く、自分の家に近づいてしまったことに気付いた。でも時計を見るといつもよりは随分時間が掛かってるし、これって心理効果みたいな感じかな?


「どこか寄り道してくればよかったかな…。」
「ふぇっ…?」


不意に苦笑交じりにぽそりと呟いたのはフェイトさんだった。俯かせていた顔を上げると頬をひと掻きしたフェイトさんは困ったような顔をして。


「本当はどこかに誘おうと思ってたんだけど……」


何処に誘おうか考えているうちにここまで来ちゃった。なんて苦笑して。いつもは仕事のイメージが強くて格好良いと思ってたけどそんな彼女の事が少しだけ可愛いと思ってしまって。

フェイトさんのイメージだとデートとかするときは絶対に計画を立てそうだな、なんて思ってたのに……。って、何言ってるんだろう私。自分で浮かべた「デート」と言う言葉に耳まで熱くなった。デートなんて、そんなんじゃないのに私本当になに考えてるんだろ。ただ送ってもらっただけなのに。……恥ずかしい。

うぅ……今絶対顔赤いよね……、恥ずかしい。1人で勝手に顔を赤くして、気持ち悪く思われないかな?


「なのは。」
「にゃっ……!?///」


なんて、そんな事を思ったのも束の間。

不意に少しだけ強引に腕を引かれて、軽く柔らかい衝撃に襲われた。すぐ後ろから自転車の音。どうやらもう少しで衝突しそうだったみたい。頭上から「危ないよ」という声が聞こえてフェイトさんの胸元にすっぽり納まる現状を理解した。


「ふぇ、……ご、っごめんなさいっ!///」


慌てて身を離す。ぶつかりそうになってた自転車を静かに見送ったフェイトさんは私の腕を掴んだまま。もしかして少し怒ってるのかな……?小さく溜め息を吐いて私へと紅い瞳を向ける。とても綺麗な瞳。それから少し困ったように眉を寄せて、苦笑したのでした。


「全く───…」
「にゃ…すいません…///」
「君は危なっかしくて見てられないね。」


そう苦笑して、だけどちょっとだけ思案する顔をして「違うかな?」と言い直してから。


「危なっかしくて目が離せない、かな?」
「───ッ///」


そう囁いて、私の手を引いて歩き始める。フェイトさんの手は温かくて、優しい触れ心地で。何だか手を握られてるって言う事だけで恥ずかしさで頭が沸騰しそうで、その後に話した内容は正直あまり覚えてない。手が汗ばんでないか、そればっかりが気になって。


結局、家の先まで送ってもらって、そこで「また今度ね」と言われてその日は別れたのでした。

ちなみに友人達に後ろを尾行された上に、一部始終を見られてたなんて事に気付くのはその後にはやてちゃん達から送られてきたメールを見てからの事だった。マフラーを返しそびれたことに気付くのも、後の事。





























「…………参ったな。」


はやてから連絡があって彼女の送り迎えを買って出た。時間もあるしどうせなら彼女を誘って何処かへ行こうと思っていたのに、どうしてか真っ直ぐ家まで送って終わってしまった。久し振りに会った彼女は相変わらず顔を赤くしたままで、それが可愛くて愛しくて。余裕がなかった。こんなのは初めてだった。いつもだったら何処かに誘うことなんて造作もないのに。


小さく息を吐いて携帯の時計を見る。まだ仕事に出るには早い時間だ。

私が余裕ないなんて、と苦笑を浮かべてもう一度息を吐く。握った手の感触さえも愛しくて、本当に馬鹿みたいに思えて笑えた。さっき別れたばかりなのにもう恋しい。彼女の事を考えてる時間がとても幸福に満ちていて、次に会える日が待ち遠しい。


「本当に重症だな……これは。」


考えてるだけで何だか自分も顔が赤くなるような気がして、また苦笑した。人生における大イベントが「恋」だという偉人の言葉を思い出して、違いないと頷いて自分の家へと歩を進める。それから通りがかった店のショウウィンドウに綺麗なネックレスを見つけて、私は衝動的にその店へと足を踏み入れた。


店内のガラスケースの中のネックレスを見つめていると、ポケットの中で携帯が振動した。仕事用の携帯ではなくプライベート用の携帯。着信の相手は母さんで。


「─────もしもし?」
『あぁ、フェイト?来週知り合いのお嬢さんの誕生日パーティーがあるのだけど、フェイトにも招待状が来ていてね?』


そういうの嫌いだったわよね、という母さんの声。そういえばナカジマ家の長女が誕生日だって言ってたっけと思い出す。基本的に私はそう言った社交の場には顔を出さないのだけどナカジマ家とは少しだけ付き合いがあった。


「そうだね…ギンガの誕生日なら、祝わないとかな。」
『実は友人のお子さんも行くみたいで、面倒見てあげて欲しいのだけど…頼めるかしら?』
「母さんの友達?」
『えぇ、高町桃子さんって言ってね、そのお子さんが───…』
「────高町?」


物静かな宝石店の店内に。
響いたのは、らしからぬ私の少し大きめな声だった。












FIN





\(^o^)/?




テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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ホストssすごく面白かったです!

続き気になって仕方ないです!
それと天使パロもすごく面白くて、アフターストーリーももっとみたいなって思いました。

おうえんしています!これからも頑張ってください

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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