こねた

小ネタ(^ω^≡^ω^)
なんか甘いのの書き方忘れちゃって…w

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「────えっと…」


まだ肌寒い2月の上旬。あまり良くは知らない同級生に呼び出されて、それから想いを告げられて。少しだけ間を置いてから「ごめんなさい」と頭を下げた。何となく返事が分かっていたのかその人は仕方なさそうに納得した言葉を呟いて、それからその場所を去って。


「はぁ。」


私もいつまでもそこに居るわけではなく、小さく息を吐いてから教室へと戻ったのでした。


「お、なのはちゃんおかえり。」
「はやてちゃん……」


教室に行くとはやてちゃんが教室で本を読んでいた。


「なんや、そんな驚いた顔して。」
「にゃはは、居るとは思わなかったから……。」
「丁度シグナム達の迎え待ってたとこなんよ。鞄見たらなのはちゃんがまだ居るみたいやったし。」


にやりと笑ったはやてちゃんに苦笑してそうなんだ、と頷くと。


「今日は何処の誰やったん?」
「えっ」
「どうせ告白されとったんやろ?」
「………はやてちゃんってば。……名前は、えっと…覚えてないけど。」


確か部活動をやっている人だったかな、とさらに苦笑して返すとはやてちゃんは「ふぅん」と返事をして本を閉じて、帰る準備をして立ち上がる。


「ふぇ、フェイトちゃんには───…」
「はいはい、黙っておくから大丈夫や。」


そこで私が口にした人物の名前に、当たり前のようそう言うはやてちゃん。


「さっさと告白したらえぇのに。」


───それが出来たら、苦労はしないんだけどね。


「街はもうすっかりバレンタインやなぁ。なのはちゃん、今年はどうするん?」
「………わ、分からないよ…///」
「顔赤い、顔赤い。」
「っ、はやてちゃんっ!///」
「冗談や。──…っと、ほんならまた明日な。なのはちゃんはどうせフェイトちゃん待ってるんやろ?」
「あ、うん。気を付けてね。」
「はいはい。」


手をひらひらさせて、はやてちゃんはどうやらお迎えが来たらしく教室を後にした。それから1人にされた教室で、なんとなくフェイトちゃんの席に座ってフェイトちゃんの帰りを待つ。フェイトちゃんは本日管理局のお仕事で学校をお休みしている。なのにも関わらず転送されてくるのは必ず学校の屋上で。

1人になって、さっさと告白したらえぇのに、というはやてちゃんの言葉が妙に脳内に反響した。フェイトちゃんに告白。───出来るはずがない。だってフェイトちゃんは幼馴染で大親友で。もしかしたらしなくても、迷惑に思われるかも知れない。


「出来るはず、ないじゃん……」


色々なパターンを考えてみて、私は溜息と共に机に突っ伏した。第一私は女の子でフェイトちゃんもそう。ミッドでは同性婚もあるってはやてちゃんが言ってたけどここは地球で、私は地球生まれだし。かといってそれに嫌悪感とかもないし。私は。でもフェイトちゃんは────?


「なのは。」
「ひゃっ!?」


なんてもやもや考えている間に。突っ伏している私の頬に冷たい手が触れた。その手の主はフェイトちゃん。フェイトちゃんは私がクリスマスにプレゼントしたマフラーを首に巻いていてくれて、そのことが嬉しかった。


「何か考え事?」
「ふぇっ、フェイトちゃんいつの間に来てたの?」


びっくりしたまま上ずった声でそう言う私に、フェイトちゃんは疑問符を浮かべたように首を傾げながら「ついさっきだよ」と笑ったのでした。


「お、おかえり…//」
「ただいま。今日寒いね。ごめんね、待っててくれたの?」
「ふぇ?う、うん。」


嬉しそうに微笑むフェイトちゃんに気恥ずかしくなって、私は少しだけ俯いた。


「わ、私もちょっと用事あったから。」


それから少しだけ苦笑してそう言うとフェイトちゃんはちょっとだけ目を瞬いて一拍置いてから。


「もしかして告白された、とかかな?」


少しだけ困ったように微笑んでそう予想してみせたわけで。


「なんで分かるの?!」


放課後に用事があったって言っただけでそんなに予想がつく事じゃないのに、と思いながら驚いて立ち上がる。出来たらフェイトちゃんには知られたくなかったのに。何となくだけど。いや、欲を言えばちょっと気にしてくれるかな、とかそんな事思ったりもする、かも。

なんてそんな風に驚いて立ち上がった私に、逆に驚いたような顔をしたフェイトちゃんは。驚きから直ぐに表情を変化させて「だって」と微笑した。


「だって、なのはの事で分からない事ってほとんどないもん。」


ちょっとだけ困ったように、だけど優しく微笑して。フェイトちゃんのこういう表情って凄く好き。照れたような笑いが、ちょっとだけ愛おしかった。それに私の事なら何でも分かるって取れるその意味合いの言葉も凄く嬉しくて。だから調子に乗っちゃったのかも知れない。


「じゃあ。」
「えっ?」


ほんのちょっと悪戯のつもりで。


「じゃあ、今何考えてるか分かる?」


微笑して、それからそう聞いて真っ直ぐフェイトちゃんを見つめてみる。「好き」って心で唱えながら。まぁ、伝わるなんて思ってないし、伝わっちゃってもちょっと困るんだけど。なんていうか、ほんの冗談のつもりで。

私に真っ直ぐに見つめられたフェイトちゃんは最初呆然としたような顔をして。それから少しだけ考えるような顔をしてから。


「なのは……もしかして。」


もしかして本当に分かっちゃったんだろうか?だとしたら否定しなくちゃいけない?でもそれはフェイトちゃんの反応を見てからにしよう。だってもしかしたら。なんて少し先走り気味に頭の中を整理して続きを促す。

けれど。


「もしかして、怒ってる?」
「────は?」


だけど、現実なんて結構そんなものみたいで。フェイトちゃんは全く私の意を読まずそんな風に困ったようにおどおど呟いた。拍子抜け以外の何物でもないそのフェイトちゃんの答えに肩透かしを食らいながら。


「フェイトちゃん、私に怒られるような事したの?」


さっきまでの乙女チック思考の自分を恥ずかしく思いながらそう切り返す。そんな私に、フェイトちゃんは小さく頬をひと掻きしながら。


「実は今日朝ごはん抜いちゃって……。」


なんて。そんな風に答えたのでした。

その言葉に、怒ると言うよりも泣きたくなったのは内緒です。















FIN






気付けばか!/// って思いながら一人で自分の乙女チック思考を恥ずかしく思って悶えてたなのはちゃんに一票(´ω`)w



はーwwwwなのはちゃん可愛いなオイw









テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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