やべぇ(∫°ਊ°)∫

な、なんか忙しい…(∫°ਊ°)∫汗

けど何も更新しない日が続くのもアレなのでな、昔書いたSSをとりあえず更新します……。ただこれ昔ボツにしたやつなので、あんまり内容には期待なさらずに…_(:3」 ∠)_

今週は色々忙しいぽよ…

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少しだけ、本当に少しだけ微妙な変化がある気がする。気付いたのは私だけ。それほどの、微妙な変化。

小学校から中学校に上がると、いろんな変化があった。今まで以上に仕事に赴く事が多くなったし、学校も忙しくなった。それ以外にももっと単純に変わった事。

体つきが、ほんの少し大人っぽくなった。私も、皆も。それから、彼女も。

ちらりと一度視線を向けると、相変わらず誰にでも優しい彼女は絶え間無く、その微笑みをクラスの子に向けていた。

抜きん出た身長が、良く目立つ。姿勢が良いから余計に綺麗で、格好良くて。小学校高学年位から急に身長が伸び始めたフェイトちゃんは同じ位の身長だった私をあっさり抜いて、今では頭一つ分位差ができてしまった。

最初は悔しくて「すぐに追いつくからね」って言ってたけどそれも段々諦めてきた。フェイトちゃんは悪戯っぽくクスクス笑ってたっけ。いつ位かな?中学校に入ってすぐくらい?

今年中学3年生になった私はもう身長で追いつく事を諦めたけど。

それとは別に。

何だかほんの少し、今までと変わったことがある。ほんの少し。フェイトちゃんが私と距離を置くようになった。っていっても、避けられてるとかそんなんじゃない。

例えば隣を歩いていても今までだったら肩が触れるくらい近くに居たのにほんの少しだけ隙間が出来た。
例えば今では理由もなく手を繋いだりして歩いて居たのに、偶然手の甲が触れたりすると「ごめん」と小さく謝罪を言葉にする。

何だか変。もやもやする。

急にフェイトちゃんが遠慮がちになっちゃったって言うのかな?違うか。
突然よそよそしくなった、という訳でもない。至っていつも通り笑いかけてくれるし、態度だって全然普通。

ただ。

そう、ただ少しだけ触れる事が少なくなったんだ。フェイトちゃんから。多分本人も気付いてないだろうけど。

どうしてだろ。


机に頬杖をついて考えても見つからない答えを探す。


「なのは。」
「ふぇっ?」
「何か考え事?難しい顔してるけど…」


不意に。ひょい、と腰を折って悪戯に顔を覗き込むように、目の前にフェイトちゃんが現れた。
悪戯に微笑んでいても、瞳には心配を滲ませて私を見るフェイトちゃん。


「そんなに難しい顔してた?」
「うん。すっごく。」
「そ、そうかな…」


何かあったの?と首を傾げて、私の前の席の子に断って椅子に腰掛ける。その席の子に声を掛ける当たり、真面目なフェイトちゃんらしいな、なんてちょっとだけ笑って。


「それで?」


と。フェイトちゃんが少しだけ怒ったような、心配そうな顔を向けた。私が無茶をした事がある経緯もあって、フェイトちゃんは私の事を人一倍心配する。だから、あんまり心配かけたくないなぁ、とは思ってるんだけど。


「何かあったの?」


無理には聞かないけど、と遠慮がちに言うフェイトちゃんにちょっとだけ苦笑して。


「うん、ちょっと…考え事。」
「考え事?」
「うん。フェイトちゃんの事。」
「えっ」


何気なくぼんやりしながら言ったその一言に。


「え?」


何故か過剰反応のように顔を上げたフェイトちゃん。思わず私も顔を上げる。フェイトちゃんはびっくりしたような、少しだけ赤い顔をしていた。


「ふぇ?私いま何か変な事言った?」


だから思わずそう聞いたのだけど。


「ご、ごめん。ちょっと予想外だったから。…えと、何で私の事を…その。」
「なんとなく?」
「私の事で、あんなに難しい顔してたの?」
「そ、そんなに難しい顔なんてしてないよ?」


そう言ってまた、顔を上げる。と同時に動かした所為で、私の手がフェイトちゃんの手に触れた。ほんの少しだけ。


「あ、ごめん。」


それから、やっぱり。フェイトちゃんの口からは小さな謝罪が転がり出る。私の眉がちょっとだけ寄った。


「ねぇ」


どうかした?なんて顔を上げるフェイトちゃんに。


「どうして謝るの?」
「え?」
「なんか、最近のフェイトちゃんちょっと変じゃない?」
「へ、変?」


別に怒ってるわけじゃないのに、フェイトちゃんが一瞬だけ怒られる前の子供みたいな顔をした。だから「怒ってるわけじゃないよ?」と一言付け加えて。


「だって、前は当たり前のように触れたりしてたし泊まりに来ても一緒に寝てたしお風呂だって一緒だったのに。」


慌てた表情をしたフェイトちゃん。


「なのに最近来てもなかなか一緒に寝てくれないし、お風呂は別だし。」
「いや、そ…それは…」
「私もっとフェイトちゃんと仲良くなりたいけど、もしかして嫌だったのかな…って。」


何だか我儘を言っちゃった気がする。絶対にいま、フェイトちゃんを困らせたよね。……けど、フェイトちゃんは「違うよ!」と慌てたように首を振って、ちょっとだけ困ったように笑った。


「嫌わけじゃないよ。ただ、ちょっと大人になったって言うか…その、恥ずかしいっていうか。」


そう言う気持ちがあっただけで、と「ごめんね」を呟くフェイトちゃんに、私も首を振る。

「それだけ?」
「う、うん…。」
「そっか…。ごめん、変な事言っちゃって。」
「いや、私こそ…」


私にはそんなに恥ずかしい、って感じはあまりないけど。フェイトちゃんが少しだけ先に大人になっちゃったって、ことなのかな?なんて少しだけ失笑して。


「ねぇ、フェイトちゃん。」
「うん?」
「これからもずっと友達で居てくれる?」


大人になっても。少しだけ気恥ずかしい言葉をフェイトちゃんに向けて。だけどフェイトちゃんはなんだかほんの少しだけ硬直したようなそんな反応をしてから。


「もちろんだよ。」


と、いつも通りの笑顔を向けてくれたのだった。


「……あ、そう言えば私先生に呼ばれてたんだった!」
「え?」
「ちょっと行ってくるね!」


それから思い出したように手を叩いて教室を出て行ったフェイトちゃん。急な事に呆然と見送るだけの私の肩にポン、と誰かの手が置かれて。


「はやてちゃん?」


「……今のは、酷やったな。」
「なにが?」


良く分からない事を言われて、私は首を捻ったのだった。

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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