エロいの書こうと思ったら不発に終わった

エロくないよ。

web拍手 by FC2









「……ごめん、大丈夫だから。」


そんな顔しないで、と小さく苦笑する私に。

目の前の彼女は少しだけ暗さを孕ませて、静かに瞳を伏せた。

ほんの少しの手違いで起きた事故。偶然に偶然が重なって起きたその事故で怪我をした。大怪我というわけではない、小さな怪我。膝に打撲と脇腹に10センチくらいの傷を負った。

幸いにも傷は浅いし、痕も残らないってシャマルさんに言われて。だけど傷が治るまで教導は禁止されて、それから部屋に戻った矢先の事だった。

話を聞いたらしいフェイトちゃんが少し青ざめた顔で部屋に駆け込んできて、そうして今にも泣きそうな顔をしているフェイトちゃんに苦笑して宥めたのだった。

ほんの少し目を伏せたフェイトちゃんは、それこそ悲しそうな顔をしていたものの、それからすぐに何か言おうとして口を噤んだ。


「もう、お仕事終わったの?フェイトちゃん。」
「……まだ、だけど」


言葉を噤んだフェイトちゃんは私の問いにそう答えると、私の足に巻かれた白い包帯を見て肩を落とす。心配してくれてるのはすごく分かってるし、言いたい事だってわかる。だってフェイトちゃんが怪我をしたら、私だってあれこれ言うもん。そうしてきっと、怪我をしたフェイトちゃんは今の私みたいな反応をするんだろうな。


「フェイトちゃん、ごめんね?」


心配かけて。でも本当に大丈夫だから。と笑って、私は着替えの為に、着ていた制服の上着を脱いだ。そんな私の目の前で。


「なのはは、無茶するから…」


心配なんだ、と微かに泣きそうな声が聞こえて。私はいたたまれなくなって頬をひと掻き。


「あと、シャマルさんから預かって来たよ。」
「え?何だろ?」


かさり、と。小さな声で言いながら紙袋から取り出された白い筒。中には乳白色でクリーム状の薬が入っていた。


「今日はシャワーとかは控えて身体拭くだけにしなさいって。」
「ふぇー…」
「なのは?」
「ぅ。…分かりました。」
「明日はオフで良いみたいだから。」


そう言って、さっきの泣きそうな顔を隠し去り、テキパキと制服の上着を脱いでシャツとスカートという姿になったフェイトちゃんはシャツの腕をまくり始めると、タンスから綺麗なタオルを取り出してお湯に浸し始めた。


「なのは。脱いで。」
「………へっ?」
「身体。拭くから。それから薬塗ろう。」


濡れタオル片手にソファーに座る私にそう言って。


「膝とお腹以外にもあちこち打撲もしてるって聞いたよ。」


あんまり身体動かせないんでしょう?と息を吐いて、それから「手伝うよ」と言うフェイトちゃん。


「えっ、で…でもっフェイトちゃん、仕事……」
「良いから。タオル冷たくなっちゃうよ。」
「あぅ」


結局フェイトちゃんのその言葉と圧力に押し負けて、私は渋々シャツを脱ぎ始めたのだった。怪我をして心配を掛けたっていう負い目もあるんだけどね。











「痛くない?」
「ん……。」


それから、下着という最低限の布だけを残して。ソファーの上に座る私と、私の体に優しく濡れたタオルをあてがうフェイトちゃん。

心配してくれてるのも知っているし、もっと恥ずかしい格好を見られたりもしているのに。だけどやっぱり今の現状が恥ずかしくない訳はなくて、私はなるべくフェイトちゃんの方を見ないようにしていた。


程よい温度のお湯で濡らしたタオルをゆっくりと当てて、壊れ物みたいに優しく扱われれるのが少しだけこそばゆくて。


「フェイトちゃんってさ。」
「うん?」
「………何でもない。」
「なぁに?なのは。」


こういうの上手だよね、と言いかけてなんとなく口を閉じる。器用というか、丁寧というか。前にも思ったっけ。確かあの時はフェイトちゃんが私の足の爪にマニュキュアを塗ってくれた時だった。

フェイトちゃんだって女の子なんだから勿論当然なのだけど。

女の人の喜ばせ方が上手っていうか。スマートっていうか。タオルをあてがう力の入れ加減だとか、そういうの。上手く言えないけれど、手つきと言うかなんていうか。

フェイトちゃんに触られると、気持ちが良い。つまりそういう気持ちにさせられる。これってリラックス効果っていうのかな?不思議。


「何でもないの。」


そこまで考えて、結局口にはしなかった。「何でもない」と言い終えて、顔を逸らした私にフェイトちゃんは何処か嬉しそう。


「なのは、お腹……包帯外すよ?」
「ん、ぅん。」


腫れ物に触るみたいに大事に、大事に。ゆっくり。優しく。

くるくると包帯を外していくと徐々に横腹に走った裂傷が露わになった。裂傷なんていってもほんの少しの切り傷なんだけど。なんとなくそんな傷も、醜く思われたらやだなって思ったら見られたくなくて、少しだけもじもじと膝頭を摺り寄せる。


「痛い…?」
「えっ?痛みはあんまり…その、慣れてるし…にゃはは。」


苦笑を綯い交ぜてそう言うと少しだけ切なげに眉を寄せたフェイトちゃんは。


「えっ、…やっ……ふぇいとちゃっ!」


突然 体を伸ばして、傷口のあるお腹に唇を付けた。キスするように優しく。


「ふぇ、…いとちゃ…ぁッ!」


それから少しだけ伸ばされた熱い舌が、傷口に触れて痺れるような痛みが走った。チリチリ焼け付くような痛みにほんの少し膝が震えたけど、決して嫌なわけじゃなくてどうして良いか分からなくて身悶える。


「ふぇいと、ちゃん…?そんな…とこ、」


ゆっくりと撫でるように舌を這わせるフェイトちゃんの髪に触れる。


「痛い…?」
「ん、痛くはないけど…」


恥ずかしい。痺れるような痛みが何だか快感に思えるなんて。と、口にはしなかったけれど、何と無く膝頭を合わせる。


「ん、ぁっ!」


そのタイミングで、フェイトちゃんの舌が傷口の中を探るみたいに動いた。さっきよりも数倍痺れるようなそれに、思わず声が上がる。

傷口から、中を侵されるような感覚。さほど深い傷ではないのに、身体の中まで侵されている気がした。


「や、だっ…フェイトちゃ…んっ!」
「なのは…」


一心不乱という言葉が当てはまるような、そんな舐め方。何かに怯えるみたいな声で、瞳で私を見るフェイトちゃんに少しだけ苦笑が漏れた。


「ごめん、ね?フェイトちゃん。」


もう無茶しないから。と。優しく髪を撫でると少しだけ子供みたいな顔をして。もう一度傷口に口付ける。


「痕、消して貰うの…?」
「んっ、…明日には…シャマルさんが──…」


今日は少し無理みたいだけど。と心の中で付け足して言うと、またしても舌が傷を弄る。


「フェイトちゃ…んっ、そこ…」


汚いからダメ、と言うと同寺にまた痺れが襲う。ピリピリと傷口に染みるそれに、言いようのない甘い痺れ。傷口を舐めるなんてダメ、という言葉は、代わりに吐息として漏れた。


「なのは…」
「んんっ…フェイトちゃん、も…大丈夫だから……」


これ以上傷口を侵されたら気が変になりそうで。既になってるかも知れないけど。どうしてか興奮してるなんて。そんな自分が凄く恥ずかしくて、いやらしい気がして。知られたくなくて。


「フェイト、ちゃん」


やっぱり後は自分で拭くから、と。そう言おうとして、フェイトちゃんの名を呼ぶ。切なそうなその表情に思わず息を飲んで慌てて視線を逸らした。


「んっ、…やッ…」


その瞬間に太腿の間に滑り込んだフェイトちゃんの指が、下着越しの敏感な所に触れた。足を閉じてももう遅くて、響くのは くちっ という卑らしい音。


「んッぁ…!そこ、違ッ…」


体を拭くだけなのに。下着越しに、私の体を知り尽くしてるフェイトちゃんは私の弱い場所を優しく撫でて、それから再び傷を舐める。


「ぅ、あぁッ…」


痛みと快感。優しく触れる指と舌に身悶えながら少しだけ乱暴にフェイトちゃんの髪を掴んだ。


「ふぇ いと、ちゃ……ぁッ…」


仕事は?なんて。微かに頭の隅に残るまともな思考で呼びかけても返事はなくて、フェイトちゃんはゆっくり私の敏感な部分を指の爪先で触れながら傷口に舌を這わす。フェイトちゃんが手に持っていた濡れタオルは無残にも床に放置されていて、それを目にしても苦笑を浮かべる余裕なんて私にはなかった。


「んんッ、…はッ……」
「なのは。あちこち打撲、しちゃってるね……」
「ぇ…、う…ん。」


体の打撲の箇所を見つけては優しく口付けるフェイトちゃんは慈しむように、何度も唇を触れさせて、ほんの少しだけ切なそうな顔を浮かべる。


「──…ぁッ」


それからそんな表情のまま、下着越しに敏感な場所を押し上げた。思わず声が漏れて、口を塞ぐ私にフェイトちゃんはちょっとだけ困ったように笑って。


「ごめん…なのは。」
「ぇ…」


これからしようとしている行為への謝罪なのか、怪我してるのにこんな事してって意味なのか。良く分からなかったけど。


「ひ、ぁッ…! ゃッ」


急に激しくなった指の愛撫と、傷を抉るように這う舌に侵されて。私は片手の甲を口に押し付けて。それから必死になってフェイトちゃんのシャツにしがみ付いていた。

























ほんの少し、口の中に広がる鉄の味。自分のとか他の人のだったら気持ちの悪いそれも、彼女のだったら嫌じゃなかった。少し病んでいるかもしれない。だけど、そうなのだ。


「なのは…、もしかして痛いの 好きなの?」


まだ少ししか触れてないのに潤ったその場所を上下に指で撫でながらそう聞くと、なのははほんの少しだけ泣きそうな顔をした。痛みと快感に悶えた表情で、ふるふると首を振る。あんまりやりすぎると傷に良くないからそんなに強くはしないそれ。

なのはが怪我をしたと聞いた時は心臓が止まるかと思った。怖かった。なのはが申し訳なさそうに謝るのを見たら切なくなった。だけど今のこの気持ちは、何だろう。嗜虐心。

なのはの泣き顔が愛しくて、もっと見たくなる。もう二度と無茶しないように、少しくらいお仕置きしても良いかなって。安堵した私に沸いたのは、そんな気持ち。


「なのははもう少し自分を大切にするべきだよ」
「んッ!」


下着越しに触れていたその部分に、直に触れる。下着をずらして、指を差し入れるとなのはの腰が逃げるように揺れた。それから背中のシャツを掴む手に力が加わって、そんな事にさえ愛しさを感じて。


「私、少し怒ってるんだからね?」


そう言いながらも、きっと私はそんな顏なんてしていないんだろうな。愛しくて仕方なくて困った顔をしてるに違いない。ゆっくりと焦らすように指を動かして、それからなのはの中に、指を埋める。熱くて、ザラつく壁を押しながら奥まで挿れるとなのはの体が震えて一際鼻にかかる甘い声を漏らした。汗ばんだ肌が、その声が私を狂わせる。


「ぁ、ッ…や 」


奥の敏感な部分に執拗に触れると、なのはは泣きそうな声を漏らした。どうやら今日は声を我慢したいみたいで、その必死さがなお可愛くて。そんな顔を見つめているとなのはの潤んだ瞳と目が合った。いつもみたいに「見ないで」って言うかと思ったのに。


「ごめ、…ん…ねッ?」


「心配かけて」と。途切れ途切れに紡がれたのはそんな言葉。優しく私を包み込むようなそんな言葉をくれるなのはだから、自分が怪我をしてるのに、尚私を心配するなのはが好きで、愛しくて、大切で、泣きそうになる。そんな顔を見られたくなくてなのはの一番弱い場所を強く押した。


「──── ッ!」


シャツ越しにギリギリと背中に刻まれるような痛みが走って、怪我をした体になるべく負担がかからないように、絶頂を迎えたなのはを抱きとめて。出来るだけ長くその快感が続くように、ゆっくりと中を撫でて、やがてなのはの体の力が抜けた頃、締め付けるようにヒクつくその場所からゆっくりと指を退かせた。


「……なのは?」


体を預けたまま眠ってしまったなのはにちょっとだけ苦笑して、それから汗ばんだ額に口付けて囁いた。


「疲れてるのにごめんね…。」








ちなみになのはが気をやってしまった間に怪我の手当てとか全部済ませて丁寧に包帯を巻いたのに。なのはは暫く口を利いてくれなかった。

















FIN


「怪我人にあんなことするなんて!///」とお怒りのなのはさんは。その数週間後、フェイトさんが怪我をした事に大泣きしたのでした。




テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR