カグヤ姫ハ帝ト恋ニ落チル

今日って十五夜じゃん(∩´∀`)∩?

仕事帰りに見た月があまりに綺麗でテンション上がったので、何かこんな話書いてみました。
かぐや姫の話知ってます?

「今は昔、竹取の翁と言ふ者ありけり。」っていう。

かぐや姫は犯した罪を償うために地球に落とされたそうな。
その罪を償うために求婚を断り続けるかぐや姫。

一説では帝と恋に落ちて子を為す話や、月に帰る際、恋しい帝に不老不死の薬を渡した話とかありますけど。

まぁモチーフ的にはそんな話でした。
…………が、途中で飽きました。←重要

web拍手 by FC2








罪を犯した月の姫。
彼の姫は、罪が為 術無く地上へと堕とされた。

また、その姫、その罪を贖罪するまで彼の地に戻ることは許されず。
王の迎えが来るまで、ただ待つ事を命じられる。



























「────え?」


しんしんと雪の降る寒い日。


「せやから、たまには都に行きたいとか思わんの?」


暖を取りながら1人読み物をする私は突然そう言われて、顔を上げた。

視線の先、ちょっとだけ憐れむような、困ったような顔でこちらを見るはやてちゃんがいて、私は少しだけ疲れたような苦笑を見せる。


「あんまり人の居る所にはいかない方が良いかと思って。」


都の喧騒とは程遠い外れの小さな村。その村の、さらに端に位置する小さな家の主に、私は拾われた。

この言い方は少しだけ語弊があるかも知れない。正確には、助けられたと言った方が、あってるかも知れない。

犯した罪により、生まれた地を追われた私は、住んでいた月の都より地上へ落とされて路頭に迷っていた。今から数週間前くらいに。そんな私を助けてくれたのが彼女、はやてちゃんだった。


「そか。……まぁ、なのはちゃんの事は私が暫く面倒見るから、大丈夫やよ。」


首を横に振る私に「お茶でも飲むか?」なんて言ってはやてちゃんは笑った。


「……ありがとう。」


お茶を手渡して私の隣に腰かけるはやてちゃんにお礼の言葉を口にする。


「しかしなんや、お月さんに人が住んでるなんてなぁ。」


はやてちゃんは私と同じくらいの年の頃。だから何となく、話しやすくて安心できて甘えてしまった。地上は恐ろしいところだと聞いていたけど案外そうでもないって事に、はやてちゃんのおかげで気付けたり。


「私も、地球がこんな所だったなんて知らなかった。」
「ぱっと見、私らと何も変わらへんね?──なんやっけ、魔法?そのくらいか?違いって。」
「そー、なのかな?」


見た目、言葉、生活習慣。ほとんどが一緒。食べるものもほとんど一緒。堕とされたときはどうなるかと思ったけど、生活のほとんどが一緒で、凄く安心した。ただ一部違うものと言ったら月の人が使う魔法を、地球人が使えないくらい。


「最初見たときは驚いたけどな。」


くくく、と何か含んだように笑ってはやてちゃんはお茶の入った湯呑に口をつけた。その笑いの真意が分からずに私も口をつける。湯気立つ良い香りの、上等のお茶。こんな外れの村の人間がこんな上等なお茶を入手できることに少し驚いたりしたり。それから何も出来ない私にこんなに優しくしてくれるはやてちゃんに、申し訳ない気持ちが沸いた。


「えと…ごめんね?」
「ん?何が?」
「その、」


言い淀む私に少しの微笑。


「えぇよ。なのはちゃんはここに居る限りなんの心配もせんでえぇ。お月さんから迎えが来って私が追い返したるわ。」


強い味方もおるしな、なんてにっこり笑うはやてちゃん。「強い味方」が誰の事か分からずに目を瞬く私に、続けて「だから心配いらんよ」と言ってくれた。外ではしんしんと雪の積もる音。


地上へ堕とされた原因の罪。


「なのはちゃんは何にも悪い事してへんよ。」
「ありがと…はやてちゃん。」
「しっかし酷い話やね。求婚を断っただけで追放だなんて。」
「……一応、許嫁だったから。」


よくも恥をかかせたと。つまりはそう言う事で。権力者であるその人からの求婚を拒んだ事が私の罪。だから実は追放された事は後悔しては居ないけど、でも不慣れな世界は少しだけ怖い。。


「私もこっちの生活に慣れなくちゃ、だよね。」


閉じ籠ってばかりじゃなくて、と。





そう言うと同時に、家の戸が急に少しだけ乱暴に開いた。ガタッという音と同時に吹き抜ける冷たい風。その風に思わず身震いして身を縮こませる。風と一緒に流れ込む雪が肌に触れて、触れた個所がじんとした。


「ごめんはやて、お邪魔するよ。」


それか風と一緒に家にやって来た人。「追っ手に追われててさ」なんて言い訳するように笑ってパタパタと着物についた雪を払って顔を上げたその人物は、長い烏帽子を揺らして白い息を吐いた。


「……あれ?君は?」


顔を上げて私の目に飛び込んできたのは深い紅。恐ろしいほどに深く、だけど澄んだ色の紅だった。それから黒い着物に映える金糸の髪。見るからに位の高い着物。地上で出逢った数少ない人間だった。どこか上質な気を放つその人から逃げるように少し顔を逸らす。


「フェイトちゃん、急に人の家に入ってくるってどーなん?」


せめて一言声を掛けたりせぇ、なんて呆れ声のはやてちゃんに小さく苦笑する、少しだけ低い声。


「ごめんごめん、追われてて。」
「また抜け出してきたん?こんな山奥まで。」
「何だか疲れちゃってさ。……ところでこの子は?」


この子、と小さく肩に触れられて、触れた箇所がほんの少し熱を持った気がした。ただ一瞬目が合っただけのその人に、どうしてか心が落ち着かない。抱いたのは不安と、高鳴りと、小さな熱。名も知らない人間に、そんなものを抱いた。


「この子はちょっと訳ありで私が匿ってる子や。名前はなのはちゃん。」


ふぅ、と小さく息を吐いて。それからはやてちゃんは私に彼女を紹介した。


「なのはちゃん、急でごめんな?この子はフェイトちゃん。私の、なんていうか悪友で、それから馴染みの子や。仲良うしてやってな。悪い子と違うから。」
「宜しくね、なのは。」


紅い瞳を細めて何処か威厳ある風格で微笑むフェイトと名乗った彼女。その笑顔をどうしてか真っ直ぐ見ることが出来なくて、戸惑いが沸いた。彼女ははやてちゃんの言う通り、悪い人ではないのだろうけど何故か怖い。


彼女と居ると、自分が自分でなくなってしまう様な、そんな恐怖。
「なのは」と彼女が紡ぐ自分の名前に心拍数が早まって、熱が上がるような錯覚がして怖かった。


上等な着物からしてきっと彼女は位の高い人物なのだろう。話し方からも分かる。はやてちゃんと話してる時は、ちょっと砕けた感じだけど。


「なのは、君もそっちに居ないでこっちへ来たら?」


暖の近くではやてちゃんと会話する彼女から少し距離をとって読み物をする振りをする私に度々声を掛ける彼女。家に来てから彼女は烏帽子を脱いで、すっかり落ち着いていた。烏帽子を取ると位の高そうな雰囲気は少し消えて、はやてちゃんと同年代の女の子のよう雰囲気で。だけど私は小さく短くだけ遠慮の言葉を返す。


「私は…ここで良いです。」
「そう。じゃあ寒くなったらおいで。」


そんな私にそう言って、彼女は微笑んだ。

さっきから落ち着かなくて本を読むよりも彼女を盗み見してばかり。そんなことしてばかりだからか、はやてちゃんとたまに目が合ったりしてはやてちゃんは苦笑していて。




それが“彼女”との出逢いだった。
彼女がこの地の「帝」だと知るのはもう少し先のお話。




月の姫である私と、地上の都の帝である彼女。


























カグヤハ恋ニ落チル



















飽きた_(:3 」∠)_

それからちょくちょく遊びに来るフェイトちゃんに心を開くなのはちゃんのシーンは心に留めておきます。
色々楽しい事を教えてくれるフェイトちゃんに心開くなのはちゃ………

それとなのはちゃんを月に返したくないっていうフェイトちゃんの熱い想い、的な。



あ、帝も実は月の人と地上の人との子(っていう設定)。





飽きた。


















テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR