なのフェイ

頭痛いのは風邪の所為だけじゃなくて片頭痛のせいじゃなかろうか(´・ω・`)

web拍手 by FC2








起動六課が始動してもうすぐ1ヶ月。不意に、とある質問をされたのは、まだまだやることも多くて忙しいはやてが急に私を呼び出して「ちょっと休憩せん?」なんてお茶に誘ってきた時だった。

はやての部屋で対面して、はやてが用意してくれたコーヒーなんて淹れてくれたりして。私もはやてとゆっくり話をするのは久しぶりだったので、なんとなくちょっと腰を落ち着けた。そんな私に聞いてきた質問。


「せやから、なのはちゃんと同部屋…どう?」
「どうって……あんなに良い部屋用意してくれてありがとう。」


凄く広いし使いやすいよ、とお礼を言う私に「そんなら良かった」なんて。


「それで、なんやけどな?」
「うん?」


あくまでも興味本位で聞くんやけど、と一拍置いてからはやては笑顔で言葉をつづける。なんだか聞き方からしてあんまりよい質問ではなさそうな予感がした。


「………なに?」
「いやー、あっちの方はどうなんかなーって。」


にんまりといやらしい顔を浮かべて案の定。人のデリケートな部分を遠慮なく。


「……答える義務ないし。」


だけど私っていつまでもそんな質問にうろたえてばかりではないのだ。手元のコーヒーカップに口をつけてスマートにそう答えた。なのはとはもう結構交際歴の長い恋人関係。まぁ体の関係を結んだのは割とつい最近ではあるけれど、という話は置いておいて。


「えー、ケチ。ちょっとくらい教えてくれてもえぇやろー?」
「プライベートな質問にはお答えできませんよ、八神部隊長。」
「えー、普段仕事真面目な2人の事情とか気になるなぁ。」


それから挙句になのはちゃんとかそういうの全然興味なさそうなのに、とかぶつぶつ言う始末。まぁ普段のなのはからはそういうのって全く予想できないだろうけど。それは私だけが知っている事。──と、そんななのはとの情事の情景を思い出しかけて口元が緩むのを知られたくなくて慌ててコーヒーカップで口元を隠した。


「あ、いまニヤついた!絶対やらしーこと考えた!」
「う、うるさいな。」


なんてちょっとだけスマートな対応が崩れかけたとき、なんていうかどうしてこうタイミングが悪いのか或ははやての仕業なのか。


「失礼しまーす。」


なんて胸元に書類を抱えたなのはがやってくるわけで。


「いらっしゃいなのはちゃん。あんな、今フェイトちゃんなのはちゃんの身体でいやらしい想像を───」
「してません!!!!」


部屋に来るなり何を言うのか。突然のはやての言葉(最後まで言わせなかったけど)を聞いたなのははきょとんとした顔をして、それからちょっと可笑しそうに笑った。可愛い。


「なーなー、なのはちゃん。」
「なぁに?はやてちゃん。」


流れる様な動作でなのはのコーヒーを用意して、それから用意されたなのはもにこにこ微笑みながら対面のソファーに腰かける。


「フェイトちゃんと一緒の部屋はどう?」
「あ、そうそう中々言う機会なかったんだけどありがとう、はやてちゃん。」


素敵な部屋を用意してくれて、なんて手を叩くなのは。ちょっとだけソファーに深く座っていた体を前に乗り出した拍子にちょっとだけ私の角度から内腿が覗いた。2人に気付かれないようにニーソとスカートの間から思わず視線を逸らす。


「そかー。それは良かった。」
「あとキッチンも!凄く充実しててびっくりしちゃった。」


視界に入った内腿に残された微かな痕にまでしっかり目がいってしまって気がどうにかなりそうだった。私ってばいくら夜は盛り上がっていたからと言えどうしてそんな見えそうなところにキスマークなんて残してしまったんだろう。なのはは気付いていないんだろうか。なんて2人の楽しげな会話を余所に頭を抱える。願わくばはやてが気付きませんように、と。


「ところでなのはちゃん。」


そんな会話を切るはやての呼び声にびくりと方が震えた。見られたかと。


「ん?」
「2人は行ってきますのちゅうとかするん?」


その辺どうなん?なんて。どうやら私が恐れていた事態にはまだなっていないようだった。そんな質問を聞かれたなのははほんの少し頬を赤く染めて「んー」と頬をひと掻き。


「まぁ、付き合ってるんだし。する…かな。」
「うわー、聞かない方が良かったわ。」


むしろ玄関先まで来てくれるし。と、なんとなくいつもの一連のやり取りを思い出す。私が「行ってきます」って言うと必ず袖を掴んで催促するなのはが物凄く可愛くて。ついでに腰を折った私に対して両腕を伸ばして私の後頭部に手を伸ばすところとか個人的には凄く───…いや、そうじゃなくて。


「はやてさっきから変な質問ばっかりしないでよ。」


あとなのはも答えなくて良いから、と言うとはやては私の隣で「ちぇっ」と舌打ちした。それよりなのはが足を動かす度になのはの太腿に残したキスマークが見えてしまわないか結構心配。まぁ、結構付け根に近いところだから、そんなに見えはしないと思うけど……。


「さて、私そろそろ仕事に戻らなくちゃ。」


ちょっと強引だけど仕方ない。ゆっくり立ち上がった私に合わせるようになのはも時計を見て「じゃあ私も戻ろうかな」なんて立ち上がる。はやてに「ごちそうさま」を言って、部屋をお暇しようとする私に、はやての最後の一言。


「ところでずっと気になってたんやけど、なぁ。フェイトちゃん。」
「………なに?」


はやては変なところが鋭い。覚悟を決めて返事をすると、はやては何だか楽しそうな、何か含んだ笑みを浮かべていた。


「そのキスマーク、どうしたん?」


そして案の定。それはそうだろう真正面に座っていてはやてが気付かないわけなんてないと思う。言い訳しようがない。「うるさい放っといて」としか返せない。


「どうって……」
「なのはちゃんがキスマークとか残すの意外やわ。」
「え?」
「にゃはは…。」


どうやら私が構えていたのとは少し違うみたい。なのははちょっとだけ恥ずかしそうに、だけど楽しそうに笑ってて。はやてはとんとん、と自分の後頭部ら辺を指していた。私の顔を見て。ぽかんとしながら、左手を右から回して自分の後ろ首に触れる。少し考えてもいまいち言ってる意味が分からなかった。



その真意がわかるのは、数秒後。


「フェイトちゃんが寝てる時にね……?」


こっそりつけちゃったの、ごめんね?なんて顔を真っ赤にして謝るなのは。




どうやら寝ている間に項に痕を付けられている事が時々あったらしい。


それは知らなかった。それよりも、なのはの太腿のキスマークのほうが気付かれなくて良かったと。後ろ首を抑えながら、ぼんやり考えながら、なのはと2人ではやての部屋を出た。







「………フェイトちゃんさっきずっと私の太腿見てたでしょ。」
「はい。」


部屋を出てから。


「すけべ。」


ぱしん、と可愛らしくなのはが書類で私を叩いたので、とりあえず自分に付けられたキスマークはどうでも良くなった。









FIN




ヤマなし
オチなし
イミもなし(∫°ਊ°)∫ サーセン














テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR