My darling

ごめんなさい更新遅くなりました(´・ω・`)何か書いてたら思ったのと違くなった。もっとこう…違うんだ…ぐぬぬ…;

あと、拍手お返事ちょっと遅れまする…ごめんなさい><

台風きますね…頭痛い(ヽ´ω`)

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「ずっと前から好きでした。」


正直、そう言われたらほんの少しくらい意識してちょっとくらいはドキッとするかもしれない。突然呼び出されたその告白劇をちょっとだけ私は他人事のように感じて、それから少しだけ間を置いてしっかりと答えた。


「ごめんなさい。えっと、お付き合いしてる人がいるので。」


と。本当に、想いを寄せてくれてることすら知らなかった、というか名前もあんまり知らない子。何となく結果を予想していたみたいなその子はちょっとだけ納得したような顔をしてお礼を言って去っていく。お昼休みのちょっとの時間をそんな風に過ごして、それから教室へと戻った。


「おー、もう終わったん?」
「ふぇ?あ、うん。」


この時間の呼び出しって言うと何となく内容なんてわかり切ったもので、教室に戻ったらはやてちゃんにそんな風に聞かれた。ほんのちょっと、何か含んだような顔。変な事言われなきゃいいなって思いながら席について、それからお弁当を広げようとした私の前で今度言葉を続けたのはアリサちゃんだった。


「フェイトには言わなくて良いの?」


今日は仕事でお休みのフェイトちゃん。予感してたその名前を出されて、私はちょっとだけ眉間に皺を寄せる。出来ることならフェイトちゃんには内緒にしておきたいというのが私の本音なんだけど。


「言わなきゃ、だめかな?」
「なのはの好きにしたら?」
「うぅ…。」


こういう時必ず恋人であるフェイトちゃんの名前が出てくるんだよね。まぁ、それも当たり前なんだけど。


「言いたくないん?」
「うー…言いたくないって言うか。」


少しくらいやきもちやいてくれたらそれは凄く嬉しいんだけど、余計な心配はさせたくないからそれはやだなって。うだうだ言いながら机に頬をつけるようにして突っ伏す私。毎度の事なので、何だかもうみんな「あーそうはいはい」って感じだった。

そんなお昼休みも終わろうとする時間帯。カラカラと教室の戸が開く音と、ほんの少し風が吹いた気がして顔を上げる。何となくなんだけど、私って結構敏感らしい。こと、彼女に関しては。


「……フェイトちゃんだ。」


教室の雰囲気がほんの少し変わったような気がした。ほんの少し。見れば案の定、ちょっとだけ走って来たような様子のフェイトちゃん。今日は一日中仕事って言ってたのになって思いながら、ほんの少し気持ちが浮上した。


「おーおー、流石夫婦やねー。」
「本当、よくわかったわね。」


呆れたように言うはやてちゃんとアリサちゃんに対して。


「なのはちゃん、フェイトちゃんの事本当に好きなんだね。」


なんて言うのがすずかちゃんで。まぁ、そりゃあ好きじゃなかったら付き合ってなんてないし、うん。多分、私はかなり、彼女が好きだと思う。なんて。


「うわ、なのはちゃんなんか顔赤くない?」
「そ、そんなことないよ。」


なんて、そういう事考えるとすぐに顔に出るからやめよう。


「おはよう、みんな。」
「フェイトちゃん、今日お休みじゃなかったの?」
「え?あ、そうだったんだけど、クロノが。」


気を使ってくれて午後は非番になったんだ、なんてちょっとだけ嬉しそうに笑うフェイトちゃん。時計を見れば、もう午後の授業が始まる時間だった。


「さて、私らもそろそろ戻ろか。」
「そーね。」


時計を見て、すごすごと席へ戻る皆。フェイトちゃんも時計をちょっとだけ見て、それから残念そうに笑って。


「残念、もうちょっと早く来れたら良かったんだけど。」


また後で話そう?なんて笑って、それから背を向ける。もうちょっとだけお話ししたかったな、なんて残念に思いながら、私は渋々次の授業の準備をした。



























それから、授業が始まって少しした頃。ほんの少しだけ風が吹いて、机の上に出していた教科書のページが1枚捲れた。頬杖をつきながら何気なく教科書のページを戻して、それから風が吹いてきた方へ視線を向けた。風が吹いてきた方向から少しだけ前に進んだ席。私より1列前の窓際の席、ほんの少し風に揺れる金髪に目がいった。

線が細い、綺麗な背中。だけどそれでいて、意外と彼女は筋肉質なのだ。なんて観察していると急にフェイトちゃんが席を立つ。何事かと慌てて教室の檀上、黒板に目を向けたらどうやら先生に指名されたらしかった。ちょっとだけ周りが視界に入ってなかったみたいで反省しながらフェイトちゃんが紡ぐ問の答えに耳を澄ます。声もやっぱり綺麗で。


「はい、結構です。」


先生が出したOKのサインにフェイトちゃんがホッとしたような息を吐いた。きっと忙しいのに予習とかしてるだろうなって、変に真面目なフェイトちゃんに感心しつつ、ちょっとだけ苦笑が漏れる。例えばこう、魔法の事だとかそういうのならいつでも自信満々に教えてくれるくせに。どうしてもこっちの世界の事になると自信が少しなくなっちゃうみたい。そんなフェイトちゃんも可愛いと思う。

ほんの少し零れ堕ちた髪を耳に掛ける仕草だとか、そういう流れるような動作も綺麗で、もう授業なんて頭に全然入ってこなかった。



そりゃ、他の人に告白されても全然ドキリともしないよね、ってちょっとだけ自分に苦笑した。


不意にこちらを向いた紅い瞳。


私と目が合うと、ほんの少し目を細めてフェイトちゃんが笑う。日の光を浴びて、一層眩い金髪。どうしようもなく目が離せなくて、ちょっとだけ困ったような気持ちになった。


“どうしたの?───なのは。”


どうしようもない。どうしようもないくらい、私はフェイトちゃんが好きみたい。耳が熱い。フェイトちゃんをただ見てるだけで顔が赤くなるなんて、私ってもう本当にフェイトちゃんバカなんだろうなって思う。


脳内に直接響いた声に、ちょっとだけ間をおいて。それからノートを取る振りをしながら、今度は彼女の脳内に呼びかける。


“フェイトちゃん、あのね───── ”


言い終わると同時に、教室内のどこからともなく。バサバサと教科書とか多分ノートとか、そういうのが机から一斉に落ちる音がして、驚いた先生の「大丈夫?」という問いかけ。周りのみんなも、音の方向へ視線を向ける。




「す、すいません……///」





それから慌てて、教科書を拾う音と恥ずかしそうに謝罪する声が小さく響いた。いつもの落ち着いた声とは違って、焦ったような上擦った声。見れば彼女は耳まで真っ赤で、格好良いと言うよりは可愛いとも思う。

そんな彼女も好きだな、と。恥ずかしそうに私を睨む紅い瞳に素知らぬ顔で、私はノートにハートマークを落書きしたりして。






授業が終わった後皆にからかわれたりして酷く後悔するのはまた別のお話。















おまけ



「なのは、急にあんな事言わないでよ…///」
「やだった?」
「……ッ。」














FIN







(∫°ਊ°)∫












テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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