つー

わんの次はつー。
今はこんな更新率の私でも昔は1日1SS以上書いてたんだぜ…信じられないだろう_(」∠ 、ン、)_?

※20時20分、内容修正しました;(°∀°);
ぼけっとしてたらSSの中のすずかちゃんがいつの間にかアリサちゃんになってました本当ごめんなさい。お知らせいただいた方ありがとうございます;

もう変なとこないかな…?;
他にもおかしなとこあったらすいません(´ω`)←見直さない奴。

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様子がおかしいなって思ったのは数日前のこと。どこがどうおかしいっていうのはうまく言い表せないんだけど、なんだか変。それは妹のような存在のフェイトちゃんの事だった。


「──…で?相談って何よ?」
「フェイトちゃんの事なんだけど…」


授業が終わった放課後の教室で、幼馴染のアリサちゃんにそんな相談をしてみた。放課後の教室内にはすでに人はいなくて、私はぼんやり机に頬杖付いたまま。


「そういえば今日は早く帰らなくて良いわけ?」


喧嘩でもしたの?と目の前の席に座って呆れ顔のアリサちゃん。いつもなら早く帰って買い物したり夕飯の支度をする私がこの時間にまだ帰らず学校に居ることをちょっとだけ訝しんでるみたいだった。


「フェイトちゃん、今日も遅いんだって……」
「へぇ。」


ややむくれてそう言う私に一言だけそう言うアリサちゃんは「恋人でも出来たのかしらね」なんて続けた。……それはないと思うんだけど、なんとなく。


「そうじゃなくて、何だか避けられてるような気がするの。」


思えば数日前の事だった。早く帰るって言ってたフェイトちゃんがその日なかなか帰ってこなくて、作っていた夕飯がすっかり冷めちゃって。そんな事は仕方ないからどうでも良いんだけど、普段だったら一緒にテレビを見たりするのにその日は家に帰ってくるなりすぐに部屋に籠ってしまった。それ以来あんまり目も合わせてくれないような気さえする。


「……ただの反抗期じゃないの?てゆーか血繋がってないんでしょう?」
「そうだけど……。」
「あんた過保護すぎるのよ。」
「だってフェイトちゃん危なっかしいんだもん。」


小さい頃、家で預かることになったフェイトちゃん。昔から可愛くてちょっとだけ、どこか抜けてて。中学とか高校に入るとすっかり大人っぽくなってなんだかいろんな子にモテるようになったみたいだけど、その辺もちょっとガードが緩いからなんていうかそれが心配で。


「ったく。いい加減妹離れしなさいよ。」
「……だってぇ。」


頬杖をついたままの姿勢から、机に頬をつけるように突っ伏して大きなため息を吐いた。いつもならこんな事ないのに。よく考えたら小さい頃から全く喧嘩というものもした事がない。昔から良い子だったなぁ、フェイトちゃんは。などと考えてもう一度息を吐いた。


「あら?」
「………なに?」


フェイトちゃん、もしかして悩み事でもあるのかな?だったら私に相談してくれたら良いのに。私って頼りないのかな?なんて机に「の」の字を書いていた時。アリサちゃんがちょっとだけ訝しそうな声で「あら」なんて言って、私は言葉だけでどうしたのか聞いた。


「どうかしたの?」


けど、アリサちゃんはそれ以降何も言わなくて、特に気になるわけでもないけど何となくアリサちゃんの視線の先を見る。その方向は、下級生の渡り廊下が見える位置。


「あ。すずかちゃんだ。」


すずかちゃんはフェイトちゃんの一番の仲良しのお友達。手を振ったら気付くかな?なんて。相変わらず可愛いなって思ったその時だった。後ろから遅れてフェイトちゃんが駆け寄って。2人睦まじくお話しながら歩く姿は、なんていうかまるで。


「………恋人同士みたいだね。」
「は?」
「え?だから。」


フェイトちゃんとすずかちゃんが。と付け加える。


「もしかして2人って付き合っ……」
「んなわけないでしょ。」


付き合ってるのかな?って言い終わる前にあっさり否定される言葉。なんだかアリサちゃんにしては珍しくムキになったような言い方だった。


「なんで?」
「……だってすずかは私と付き合ってるもの。」
「ふぇっ?嘘、いつから?なんで?」


思わずがばっと身を起こした私に小さく舌打ちしたアリサちゃんは「その反応が嫌なのよ」とぼやいたのだった。どうやら少し前から付き合っていたらしい。なんだ教えてくれたら良かったのに、なんてちょっとだけ苦笑した。














「……えっ?フェイトちゃん知ってたの?」


それから、やっぱり夜遅くに帰宅したフェイトちゃんと久しぶりにお話が出来たので、温かいココアを飲みながら何となくフェイトちゃんにもアリサちゃんとすずかちゃんの事を聞いてみた。


「うん、そりゃ知ってるよ。」


くすくす笑いながら言うフェイトちゃんは「相変わらずなのははこういう話に疎いね」なんて言う始末。確かにこの手の話はちょっとだけ苦手、というか気付くのが遅いけれど。


「なーんだ、知ってたのか。」


じゃあ知らなかったのは私だけだ、なんて小さく拗ねたように息を吐く私に、フェイトちゃんはちょっとだけ笑って「だって」と続ける。


「だってアリサ、私の事結構睨むんだもん。」
「ふぇ?そうなの?」
「何だか最初は誤解してたみたい。今ではそんな事ないけどね。」
「それは知らなかった…。」


ずっと前からアリサちゃんはお友達で、だからフェイトちゃんともすずかちゃんともお友達で。まぁ、確かにフェイトちゃんとすずかちゃんははたから見ててもお似合いのカップルみたいな空気あるけど。あ、もちろんアリサちゃんとすずかちゃんもお似合いだけど。


「私フェイトちゃんってすずかちゃんと付き合ってるのかな?って思ってたよ。」


仲が良いから。そう言うとちょっとだけフェイトちゃんがぼんやりした顔をした。ちょっとだけ考え事をするような、そんな顔。もしかして触れちゃいけない事だったかな?なんて思って慌てて次の言葉を探そうとしたらフェイトちゃんが力が抜けたように笑う。


「それはないかなー。」


誤解されることは結構あるけどね?なんて、ちょっとだけ困ったように笑って。


「だって、私別に好きな人居るから。」


それから、そんな風に笑って言う。テレビをつけてるんだけど、その瞬間だけテレビの音が急に小さくなったような気がして、フェイトちゃんの言葉が妙に耳に響いた。思わず口をつけようとしていたマグカップから口を離す。


「ふぇ?そうなの?」
「………言わなかったっけ?」


そんな驚きの声を上げる私に、フェイトちゃんは何処か他人事のような顔でしらっとそう言ってカップに口をつける。


「え、知らなかった。だれ?」


お姉ちゃんとしてはちょっと驚きよりも先にショックでもある。だって、全然今までそんな話聞いてなかったから。それにフェイトちゃんが好きになる子って、いるとしたらすずかちゃんだったから。そんなすずかちゃん以外の子ってなると、ちょっと妙な気分。こういうのって親の心境もそうなのかな?


「……秘密。」


だけどやっぱりフェイトちゃんはちょっとだけ笑ったままさらりとそんな事を言うのだ。そういえばフェイトちゃんって私にあんまり秘密とかなかったはずなのに。姉妹にしては仲が良すぎるというか、そんな感じだっただけに結構ショック。


「ふぇー。お姉ちゃんには教えてくれても良いんじゃないかなー?」
「……そのうち紹介するね。」


にこりと笑ったままそう言ってカップ片手に立ち上がると、フェイトちゃんはそんな笑顔を浮かべたまま。


「ごちそうさま。私部屋に戻るね。」
「あ、うん…。」


そうとだけ言い残してさっさと部屋に戻ってしまった。何だかちょっとだけ、いつものフェイトちゃんっぽくなくて、心配になる。まるでこれ以上聞くことを拒絶するような言い方と、笑顔。もしかしてもしかしなくとも、フェイトちゃんは辛い恋をしてるんじゃないかって思ったり。


「んー…。」


フェイトちゃんに好きな人、かぁ。あんまり変な人を好きになってなってなければ良いけどなぁ、なんてちょっと心配で仕方ない。それにしても誰なんだろう。姉として、フェイトちゃんの相手をちゃんと見定めなくっちゃ、なんて。


その頃の私は、そんな風に思っていたのでした。
















つづくかもしれない。



テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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