(∫°ਊ°)∫

あけましておめでとうございます(∫°ਊ°)∫

2014年なのフェイ書き初めです(°∀°)
今年も皆さん宜しくお願いしまーーーーす\(^o^)/

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私の家は代々呪われている。

とはいえ、今の家(9歳の時に養子になった家)は呪われてなどいなくて、むしろ呪われた血筋のそんな私を守ってくれていたりするのだけど。

とにかく、私 フェイト・T・ハラオウンは呪われている。




「桃仙果」という物を知っているだろうか?私も言い伝えだとか昔話でしかしらないのだけど、桃源郷に実る果実を桃仙果と言うらしい。まぁ、そんな桃仙果がどうしたのかっていうと。簡単に言うと私のご先祖様が盗んだのだ。それを。

そうしてそれを食べちゃったわけで。


「………学校行きたくない…。」


その子孫である、私に、桃仙果の香りが引き継がれた。特にどういった力があるとかってわけじゃない。ただ人にはわからないような香りがするだけ。それに子孫なら誰にでも出るわけじゃない。たまたま、私にその力(というか香り)が出たみたいで。


「今日の運勢最悪だもん…。」


ベッドに転がりながらテレビを点ければなんと運勢が一番悪いらしい。私は嫌な予感しかしなくて布団に潜り込んだ。家に居れば安全な事間違いない。なんて、そう思っても気が付けばそろそろ起きる時間で。


「フェイトちゃんっ!いつまで寝てるの!?」


バーン、と私の部屋の扉を叩き開ける音と、叱る声。トコトコとベッドの側までやって来て。


「ほら、起きて。」
「……今日学校行きたくない。」
「駄目だよ行かなきゃ!」


なんて無理やり布団を剥がれて、私は渋々学校へ行く準備をしたのだった。

私を起こしに来たのは幼馴染でもある高町なのは。事情があって私に始終くっついている、なんていうかある種護衛みたいな存在。自分には分からないこの「桃仙果」の香りの所為で、私はいつもいつも大変な思いをしている。

何故かって?

「桃仙果」の香りは、妖魔の類にとって大好物だから。常日頃から妖魔の類に狙われまくって今年でもう17年。それはもう過酷な人生だったと思う。特にお化けとかの類が苦手な私には。


「酷いよなのは…」
「何が?」
「無理やり布団はがすなんて…」


なのはは幼馴染であると同時に、退魔師の家系にある。妖魔の類を相手にするのはなんていうかお手のもので、私を妖魔から守る任についているみたい。幼少のころから何度も助けて貰ってたっけ。格好悪いけどいつも私は腰を抜かしてるだけ。

「酷いよ」と泣き言を言いながら学校へ向かう私に、なのははちょっとだけサイドポニーを弄る仕草をして意地悪く笑った。


「ふーん。じゃあ私はフェイトちゃんを置いて学校に行くけど、フェイトちゃんはその間1人で大丈夫なんだね?」


悪戯っぽく勝ち誇る蒼い瞳。ちょっとだけ考えてみる。一応家は妖魔の類を寄せ付けない結界が張ってあるけども、いざとなった時誰か対応できる人間が居ないわけで。(基本的に留守だから)そうすると、万が一何かあった時私はどうすれば良いか分からないわけで。


「……。」


結局何にも言えなくて黙り込んだ私に、なのはは可笑しそうに笑った。


「大人になったらこの香り消えるって本当かな…?」
「じゃないといつまでも私がフェイトちゃんのお守りしなきゃいけなくなっちゃうからそれは困るかなー。」


クスクス笑いながら、なのはは髪を耳に掛ける仕草。亜麻色の、綺麗な髪。ちょっとだけドキッとして目を背ける。そうだよね、私がいつまでもなのはに守って貰ってるから、なのはにはきっと自由がない。だからなのはに頼りきりな私はいつも申し訳なくて。でも、ちょっとだけ嬉しかったりもする。


───初めまして、高町なのはです。


退魔師として初めて紹介された時から、気が付けば8年くらいずっと片想い中だから。だから一緒に居られたりするのは凄く嬉しいんだけど。なんて。


「……私もこのままだと困るなぁ。」


じゃないとおちおち1人で買い物もできない。なのはが近くに居れば結界を張ってくれたりして妖魔の類には見つかりにくくなってるから。見つかってもなのはが助けてくれるし……って、正直好きな女の子に守られてるのって格好悪いけど。どっちかっていうと、私が守る側で居たかったなー、なんて。妖魔に出逢って数分で腰を抜かすけど。そんな事を考えながらそう言った私の隣。


「な、なのは?……ふがっ?///」


何故か不機嫌そうな顔のなのはに、ちょっとだけ首を傾げる。どうかしたの?なんて言おうとして鼻を抓まれた。にこにこしながら、思いっきり。


「守られてて困るってどういう事かなー?」
「ちがっ…痛っ…ふぐぐっ」


結局、そんなやり取りがありながら。私となのはは学校へと到着したのだった。そうしてテレビでやっていた最低な運勢が的中したのは、その放課後の事。













「──え?」


放課後。なのはが先生に呼ばれている間、教室でなのはの事を待っていた私に。


「だから、隣のクラスの子が裏庭に来てほしいって。」
「えと…今?」
「じゃないかな?フェイトさんに渡してって。この手紙。」


そう言って同じクラスの子に渡された手紙。もしかしてもしかしなくてもラブレターだろうか、なんて。思っちゃったりもして。そんなわけで、なのはが帰ってくる前に用事を済まそうと、私は裏庭に向かったのだった。

裏庭に居たのは、あんまり見たこともない女の子だった。名前も知らなくて、ちょっと申し訳ない気持ちになる。こんな子居ただろうか?と。


「えっと、用事って何かな?」


気まずくて、とりあえず手っ取り早く用事を済まそうと。


「あの…。私、フェイトさんの事…。」


あぁ、やっぱり告白だったか、なんて。こんな風に思うのってとても失礼だと思うけど、何となく雰囲気で分かってしまった。ついでに言えば、もう返事は決まっているわけで、だけど即答するのもどうかと迷っている私に。


「ずっと、良い匂いだなって思ってて……」


ん?


「……匂い?」


あ、あ、あ…嫌な予感。なんて思ったらもう遅い。ズルズルと伸びてきた黒い影。目の前の女の子は見る見る異形な化物に変身していって、私は情けなくその場にへたり込む。


「うわわわわッ!…ちょっ…タンマ!」
「見つけたわよ、桃仙果。」


そう言えば道理で見たことがない子だったわけだ。私のばか。どうして気が付かなかったんだろう。


「うばっ、ちょっ…待っ…」
「すぐには食べないから安心して?……好みだから暫く飼っててあげる。」


フフン、なんて笑ってそんな事を言う妖魔は腰を抜かして情けなく逃げる私の足を掴む。正直こういう経験は何度もあるけど、全く慣れたりするものじゃない。とりあえず何とかして逃げなくちゃ、なんてもがく私の前。


「もー…フェイトちゃんほんとへたれ。」


眩いピンク色の閃光と共にそんなため息交じりの言葉が聞こえた。見れば目の前にはなのはが立っていて、その妖魔に向かって杖を翳す。閃光と爆風に靡く亜麻色の髪が綺麗だった。

ピンク色の魔方陣で一瞬にして妖魔が消滅させられて、相変わらずなのはは凄いな、なんて呆けた顔で見つめる。私も戦う事は出来るんだけど、どうも妖魔を目の前にすると恐ろしさに腰が抜けるわけで。


「全くもう…フェイトちゃん、あんな雑魚相手に何してるの?フェイトちゃんだって一応退魔術出来るでしょ?」
「……だ、だって。」


怖いんだもん。とは言わなかった。妖魔はなのはのお陰で一瞬で倒せて、「帰るよ?」なんていうなのはの後ろを私は情けなくついて歩く。

放課後の外は部活動とかで賑わっていて、そんな光景を眺めながら、なのはが歩く後ろ姿を見つめながら。そんな中、気が付いて咄嗟になのはの身体を後ろから抱き留めるように引っ張った。


「なのはっ!」
「───ふぇ?///」


なのは、退魔に関しては多分並ぶ人が居ないくらい凄腕なのに、こういう私生活の危険に対しては少し鈍い。直撃コースで飛んでくる野球の球に気が付いて、なのはの歩を止める。お腹のあたりを抱いてなのはを制止すると1歩先の地面に野球の球が鈍い音をたてて直撃した。


「……間一髪、かなぁ。」


なんて。


「うん?」


思うまでは良かったんだけど、よく考えたら私となのはには実はちょっとだけ身長差があるわけで。何も言わないなのはを不思議に思って。数秒後に気が付いた。後ろから抱き留めたその手の位置が、お腹より上にあることに。つまり、胸に。


「うわわわっ、ごめ──…んぐっ///」


気が付いて慌ててした謝罪の言葉はなのはの拳に掻き消された。顔面にめり込んだなのはの拳。激痛と同時に目の前に星が飛ぶ。


「スケベ!変態っ!ばかへたれ!最低!//」
「──ごめんなひゃい…」


顔面を抑えながら小さく泣きながらそう謝罪したせいで気が付かなかった。「もう知らない!」なんて怒って前を歩くなのはの耳が赤かったことに。



ちなみになのはの胸に触ってしまった感触が消えなくて頭を悩ませたというのは余談である。















(∫°ਊ°)∫



実はなのはちゃんの為なら妖魔とか怖くなくて凄く戦えるフェイトちゃんの活躍劇があったり。
良い香りのフェイトちゃんを狙う妖魔の女の子にフェイトちゃんがチューとかされちゃってなのはちゃんが怒ったりするそんなそんな。そんな続きはWEBで(∫°ਊ°)∫!←









テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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