たんぺん

劇場版 魔法少女リリカルなのは が2014年公開ですってーーーーー!!!!
ヒィーハァー(∫°ਊ°)∫ !!!!!
楽しみすぎて死にかけてる。むしろしぬ( ˙-˙ )!そんな風に荒ぶってしまって。何故か長編じゃない、しょうもない短編を書いてしまいました。

※追記 (22時ちょい過ぎのこと)
え…劇場版今年公開って話……デマなの?上記のテンションだった僕は、そんな話を聞いて絶望したでござる。
まじかよ世の中ってほんと…_(:3」 ∠)_ 劇場版新作…早く見たいですね…。。

情報に踊らされる92氏は結局公開がいつなのかもよもよしています…(笑) web拍手 by FC2






「ぁっ」


ころころと、お皿の上に転がったミニトマト。普段使い慣れない右手で食事をするのはちょっとだけ難しくて、子供みたいにトマトを転がしてしまったのがなんていうかちょっと恥ずかしくて、私は眉を寄せた。

動かせない左手がもどかしい。


「なのは、大丈夫?」


クスクス笑いながらそう言ったのはフェイトちゃん。コーヒーを片手に、悪戦苦闘している私を見ながら可笑しそうに笑っていた。私が怪我をしたと知った時はそれはもう今にも泣きそうな顔をしてたくせに。

って言うのも、実はちょっとしたうっかりでつい先ほど、私は利き手を怪我してしまったのでした。打撲のようなもので、暫くは動かさないようにって言うシャマルさんの指示。一応仕事が出来ないわけでもないし、なんて周りの反対を押し切って私は書類仕事くらいの事をこなしてるんだけど。


「だから無理しないで休んだらって言ったのに。」


悪戦苦闘する私に、フェイトちゃんは今度はちょっとだけ不機嫌そうな顔。


「だって、左手動かせないだけでこっちは使えるもん。」


カチャカチャとあくせくしながらフォーク片手に言う私に、今度ははやてちゃんが息を吐く。


「えーけど、暫くはフェイトちゃんと一緒に行動することな。」


これ部隊長の命令。なんて書類を読みながら言うはやてちゃんの言葉に、「別に大丈夫なのに」なんて小さく文句を言いながら渋々頷く。フェイトちゃんはさっきまで泣きそうになってたくせに、何だかちょっとだけ楽しそうなの。なんだかにこにこしてるし。


「これじゃ子供みたいだよ…」


一応私達が居るのは局のラウンジ。怪我をしたのが朝の事で、そのまま仕事に戻ったわけで。そんな合間のお昼の時間。やっぱりそこそこ人がいっぱいいるわけで、正直サラダごときに悪戦苦闘してる姿を他の人に見られるのはちょっと恥ずかしいわけで。「子供みたい」ってそう零した私の手元のフォークを「貸して」なんて、何故かフェイトちゃんが奪い取った。


「フェイトちゃん?」


ひょい、と容易くトマトにフォークを一刺しして。テーブルの対面からなんてフェイトちゃんって腕長いなー、なんて思う私に。


「はい、どうぞ。」
「えっ?」


「どうぞ」なんて言って私の口元に持ち上げられたそのトマトに、ちょっとだけ上擦ったような恥ずかしい声が出た。唇に触れるギリギリに近づけられた赤いミニトマト。そんなトマトとフェイトちゃんの顔を交互に見てその真意を測る。


「食べないの?」


折角とってあげたのに、なんて涼やかな笑顔で言うフェイトちゃん。はやてちゃんは私たちのやり取りを無視して書類を読みふけっていた。


「た、食べないのって…」


ここは局のラウンジで、いくらフェイトちゃんと私が恋仲だって公にはなっていても人目があると結構恥ずかしい。こんな所でフェイトちゃんに食べさせてもらうなんて。


「誰も見てないから大丈夫だよ。」
「み、見てるって!絶対見てるよ…!///」


クスクス笑いながらそんな事を言うフェイトちゃんに首を振る。だってフェイトちゃん目立つし。まぁ、どっちかっていうと私もはやてちゃんも階級上目立つ。いくら怪我をしてるからって、これって所謂「あーん」ってやつだし。状況が状況でも恥ずかしい。


「早くしないと落ちちゃうよ、トマト。」
「えぇっ…」


きょろきょろ周りを伺うけど、皆ちょっとだけ遠慮がちに視線を逸らしているようないないような。折角ここまでしてくれてるフェイトちゃん(ちょっと楽しんでる節がある気がするけど)の助けを無下にするわけにもいかないし、後から拗ねられても困るし。なんてぐるぐる考えて。結局考えに考えて、私はほんの少し口を開けた。唇に触れるか触れないかの距離にあったそのミニトマトは容易く私の口へと運ばれて。フェイトちゃんが満足そうに微笑した。食べてる所をこんな間近で見られてるのもかなり恥ずかしい。私顔赤くなってないかな、なんて恥ずかしさに唇を右手の甲で隠す。


「美味しい?」
「ん、うん。」


これってもしかして怪我をした私に対する拷問なのかな?だとしたら凄く効果てきめんなの。実はフェイトちゃん、密かに怒ってるのかな…?そう思って、ちらりとフェイトちゃんを伺うように見る。目が合うと、フェイトちゃんはフォーク片手に「ん?」なんて言って。


「次、何食べる?」
「い、いいいい、いいよ!自分で食べるから!///」


それからお皿の上を眺めながら「どれがいい?」なんて聞くわけで。私は慌てて首を横に振った。正直恥ずかしさとか色んな気持ちで、食欲どころじゃない。流石に人が居る所じゃ恥ずかし過ぎる。これが逆の立場だったら楽しいのかもしれないけど、食べさせられる側としては本当に恥ずかしい。それか2人きりの場所だったら、良いかも知れないけど…なんて、そんな風に思ったのは内緒の話で。

とにかく。


「はやてちゃんも何とか言ってよ!」


隣で我関せず、って感じで書類を読むはやてちゃんに、私は助けを求めた。だっていつもなら「イチャつくな!」とか言って邪魔(邪魔じゃないけど)してくるはやてちゃんだし。今回に限ってどうして何も言ってくれないんだろう。

そんな風に助けを求めた私を見て、はやてちゃんは小さく溜息をついて。


「えぇやない。怪我してるんやし、しゃーない。」


それからそんな風に言うわけで。


「てゆーかなのはちゃんそれじゃ一人でお風呂入れへんやろ?」
「……ふぇ?」


分かってるん?なんて続けて「そっちの方が恥ずかしいんやない?」なんて言うはやてちゃんの言葉に、フェイトちゃんを見る。フォークを持ったままのフェイトちゃんは私と目が合うと少しだけ苦笑して。


「身体拭くの手伝うから大丈夫だよ。」


心配しなくても、なんて言うわけで。無意識に「え」という言葉が漏れた。まぁ、確かにこんな怪我じゃあお風呂とか、1人では無理かもしれないなんて。少し考えて顔を上げればそこには悪戯っぽいはやてちゃんとフェイトちゃんの顔。


「1人で出来るからいいよ!」


一緒にお風呂に入ったりなんて結構ザラにあることだけど、体を拭いて貰うのはまた違うわけで。っていうかこんな人が居るような所でそんな話しないでよ、と声を潜めた。


「いや、1人でとか無理やろ。利き手使えないんやし。」


別に恋人同士なんやし今更恥ずかしがることないんやない?なんて言うはやてちゃんに。


「だっ…///」


バン、と机を叩いて。


「だってフェイトちゃん絶対えっちな事するもん!!!///」


なんて声を荒げた。利き手が使えない私なんてフェイトちゃんに敵うはずがない。絶対フェイトちゃんの事だもん変な悪戯してくるに違いないもん!なんて。

言った私の目の前で、目を丸くしたはやてちゃん。……と、フェイトちゃん。流石に声が大きかったかな、なんて。あぁ、机を叩いたから怒ってると思ったのかな?なんて思った側からフェイトちゃんの顔が赤くなっていくことに気が付いて。ついでに言えばさっきまでざわついていたはずのラウンジがシーンとしてしまっていて。


「………。」


数瞬後、自分がとんでもない事を大声で言ってしまった事に気が付いたわけで。恥ずかしさとか色んな気持ちでじわりと視界が歪んだ。死ぬほど恥ずかしい。穴があったら入りたいどころの話じゃない。なんて事を口走っちゃったんだろうと、ぐるぐる混乱しながら考えて。


「──…ッ、フェイトちゃんのばかっ!大っ嫌い!」
「えぇっ!?」


フォーク片手に真っ赤な顔をしてるフェイトちゃんにそう言い捨てて、一目散にラウンジを逃げ出したのでした。















「えっ、なのは!?うそ!えっ?ちょっ───…」
「あーぁ、追いかけた方がえぇんちゃうの?」















FIN















フェイトさんとの自室に一目散に逃げてきたなのはさんはトイレに閉じこもったまま暫く出てきてはくれませんでした。


「なのは、ごめんってば…!」
「…………。」









みたいな(∫°ਊ°)∫






テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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