不可抗力。

(∫°ਊ°)∫ うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
全然萌えもしない話を書いたよ!何も考えなかったからオチも何も酷い。

web拍手 by FC2







「何か手伝おうか?」


大丈夫?なんてなのはさんの頭上で聞こえたのは気遣わしげに伺うそんな声。ちらりと様子を覗き見れば、ちょっとだけ退屈そうに拗ねた顔のフェイトさんが居て、なのはさんのデスクに寄りかかるようにしてなのはさんを見ていました。


「大丈夫だよ、もうちょっとで終わるから、ごめんね?」


書類をまとめながら、やっぱり先に帰ってても良いよ?なんて言うなのはさんの言葉にフェイトさんは「待ってる」なんて犬みたいに首をふるふると振って言います。

ここはなのはさんのよく使う教導隊の執務室。普段だったら教導隊の面々が何人かいて、決してフェイトさんが入室してこんな風にだらしなく机に寄りかかっている事はないのですが、今は遅い時間。定時を過ぎた時間、そこに居るのはなのはさんだけで。そこに、なのはさんを迎えにフェイトさんが来たという所でした。


「折角帰って来たのに待たせちゃってごめんね?」


ちょっと上目遣いにフェイトさんを見れば、フェイトさんは微笑して「全然大丈夫だよ」なんて穏やかな声音で言うわけで。少しだけ長い航行に出ていてつい数時間前に帰航したフェイトさん。出来るなら2人で甘い時間を過ごしたりしたかったというのがなのはさんの本音。ですが仕事真面目な性格が災いして、と言いますか。気が付けばフェイトさんを待たせてしまっている現状で、なのはさんは小さく息を吐きます。


「コーヒーでも飲む?淹れるよ?」


インスタントだけど…なんて。ただ待たせてしまうのもやっぱり嫌で、疲れて帰ってきているはずの恋人を少しでも労いたくて。そう声を掛けたなのはさんですが、フェイトさんは優しく笑って「気にしなくていいよ」なんて言うだけでなのはさんに優しげな眼差しを向けているのですが、なのはさんは何だかそれがこそばゆいと言いますか。


「なんか、ずっとこっち見てない…?」
「そうかな?」
「見てる。……何かついてる?」
「うぅん、何もついてないよ?」
「そう。」


優しげに見ている視線が恥ずかしくて眉間に皺を寄せて「あんまり見ないでよ」と言うのはなのはさん。


「久しぶりに会ったから、見るくらいならいいでしょ?」
「……そういう事言うの禁止。」


なんて言ったか言わないかのタイミングで攫うように、フェイトさんの唇がなのはさんの額に触れて。見れば悪戯完了、なんて言いそうな子供っぽい顔をしたフェイトさんが居てなのはさんは。


「なっ……」


何するの、なんて言いかけて。誰も居ないのに部屋の中に視線を巡らせて誰も居ない事を確認して、それから小さく唇を尖らせました。今度はなのはさんの方が子供っぽい顔。さっきまで見られているのも恥ずかしく思っていたのに今度はどうやら逆のようで。


「どうせならこっちにしてくれればいいのに。」
「して良いの?」
「……。」


「こっち」と言って尖らせた唇。意地悪を言う子供みたいに笑うフェイトさんに、なのはさんはちょっと拗ねた顔。察するに言葉にしてほしいだとか、そういう事なんだろうななんて、観念したのはなのはさん。


「……キス、したい。」


いじけたようにそう言うなのはさんはほんの少し頬を染めて、強請るような顔。そんななのはさんに満足したようなちょっとだけ意地悪なフェイトさんは、その言葉を合図に腰を折ってなのはさんに身を寄せて。


「──…ん、」


啄むように唇に触れて、口付けて。初めは触れるだけで、啄むような口付けがだったはずなのに、暫くじゃれるようなキスをしていたのに。


「ちょっ…そういうのは……ん、ぁっ…」


いつの間にか深くまで貪るような口付けに変わって、口腔をフェイトさんの舌に撫でられて、漏れたのは鼻にかかるような甘い声。「そういうのは家に帰ってから」と言いかけた言葉はそのまま蓋をされて、静かな部屋に響くのは静かな水温と、息遣い。久々の恋人との触れ合いに、時と場所を忘れてしまったと言うか。そして大体そういう時に邪魔が入るものなのも、ありがちな事。


「ふぇ、ふぇいとちゃんっ!」
「いたっ」


執務室の外に気配を感じて、咄嗟にフェイトさんの唇を噛んでしまったなのはさんに、小さく悲鳴を上げるフェイトさんもなのはさんの言いたい事を瞬時に察知して、頭を回します。


遅い時間の教導隊の執務室に、教導隊でない執務官制服のフェイトさんが居るのは少しおかしいというわけで。隠れてやり過ごすのが一番いい方法。ですが生憎とここには隠れる場所があまりなくて、外に居る誰かが執務室に入ってくる前に姿を隠さねばと思案して。


「フェイトちゃん、こっち!」
「えっ…ちょっ……」
「いいからっ」


思案して思案して、咄嗟になのはさんが思いついた隠れ場所に、フェイトさんを押し込めます。ちょっと狭いと思われるその場所。ですが入口はなのはさんのデスクの正面。フェイトさんを隠すには「そこ」が一番良いわけで。


「む…ちょっと、無理じゃ……なの」
「いいからもう黙って!」
「むぐっ」


押し込んだ先はデスクの下。

つまり、デスクの中といいますか。デスクの椅子をしまうくぼみ。すなわちなのはさんの座るデスクの下、椅子に座ったなのはさんの足元、もっと言うなら黙らせる為に、太ももでフェイトさんを挟むように、押しつぶすように押し込んで。

同時に執務室にやって来たなのはさんの同僚に「お疲れ様」と何食わぬ顔で微笑して、挨拶します。こういう時、なのはさんの度胸というか堂々とした態度はなんというか天晴。フェイトさんだったらこうはいきません。

デスクの下でなのはさんと同僚の会話を聞きながら感心しているのはフェイトさん。ちょっと息苦しくて息を吐くと、息が掛かったのかほんの少しなのはさんの太腿が動きます。そこでフェイトさんが見たのはとんでもない光景で。


そう言えばなのはさんは仕事中。教導官の制服です。

デスクの下にフェイトさんを押し込んで、フェイトさんを太腿の間に押し込んでいるわけで。太腿の間に挟むには、当然脚を開かなくてはいけないわけで。正直押し込むときにははしたないとか恥ずかしいとかそういう余裕はなかったのです。


「………。」


ですが教導官の制服も、タイトスカート。


「フェイトちゃん、もう大丈夫…みたいだけど。」


大丈夫?痛くなかった?なんて頭上から覗き込むように「ごめんね」なんて詫びるなのはさん。…は、硬直したフェイトさんに首を傾げて、視線を追って。


「やっ…!ちょっと!!!///」
「痛っ」


見ないでよ!なんてフェイトさんの顔面にビンタ。


脚を開いてフェイトさんを匿うにはタイトスカートを上まで捲り上げないといけないわけで、すなわちデスクに隠れてなのはさんはとんでもない格好だったわけで。


「早く出て!早く!!!///」


強引に押し込んで、挙句そんな事を言うなのはさんに。


「み、見てないから大丈夫だよ!」


ぶたれた鼻を押さえながら、フェイトさんが咄嗟に言ったのはそんなばればれの嘘。


その後その目の前の景色の所為か、鼻をぶたれた所為か。
格好悪く鼻血を抑えるフェイト執務官が目撃されたとか何とか。













FIN








(∩*´ω`)


テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR