おひさし(ヽ´ω`)

お久しぶりですね~…_(:3 」∠)_
もう…爆発しちゃう……_(:3 」∠)_
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「ねぇ、なのは。」


軋む椅子を揺らしながら、行儀悪く逆向きに椅子に座って問いかけるように話しかけると目の前でちょっとだけ私を睨む蒼い瞳と視線がかち合った。


「先生、でしょ?」


それから子供を叱るようにちょっと呆れたような言い方で私にそう言う。彼女は高町なのは。私の通う大学の講師。私より少し年上の彼女は白い白衣に身を包んで、私の事なんて気に掛けないような素振りで作業を続ける。私の問いかけに対する返事はないけれど、私はそのまま言葉を続けた。


「この間の返事、聞いてないんだけど…?」


ちょっとだけ拗ねたようにそう言えば、なのははちょっとだけ瞳を瞬きながら私に目を向けて、すぐに作業に戻る。白い紙に文字を綴りながら、ちょっとだけ雑な返事。


「フェイトちゃんが単位とれたら考えてあげる。」
「……ちぇっ」
「それに残念だけど私年上が好みなの。」


ちょっとクスッと笑って意地悪言うみたいな顔。からかってるのか本気なのか分からなくて私は彼女に見えないように唇を尖らせた。

私の名前はフェイト・T・H。私立の大学に通う大学生。青春を謳歌するような大学生ってわけでもなく、入学して速攻で一目惚れした彼女、なのはという講師に会うために日々薄暗いこの研究室に通っている。

特に何か勉強したい事があってここに進学したわけでもなかった私だけど、ここに進学して良かったなって思う理由は講師であるなのはに出逢えたことで、そんな話を以前友達にしたらちょっとだけ叱られた、というのは余談。

なのはは私の反応にちょっとだけ満足したような顔をして、それから冷蔵庫に会った缶コーヒーを手渡す。


「フェイトちゃん真面目に勉強してる?はい、どうぞ。」
「…ありがと。」


ほんの少し側に寄っただけで分かる、良い香り。特別香水とかそう言うのを付けるタイプではないから、多分シャンプーとかそういうのの香りなんだろうな、なんてぼんやり思う。

つい先日、私はなんていうかまぁ、我慢できなくなって彼女に告白してみた。ちょっと強がって軽い口調で言葉にしたものの、内心は神様に祈っちゃうくらい真剣な気持ち。結果、先ほどのようにやんわりはぐらかされてちゃんとした返事は貰えなかった。

仕方ないとは思う。なのはは私より年上だし、私はただの学生だから。本音を言えばあっさり断られなくて、心底良かったって思ってるんだけどね。


なのはは私に缶コーヒーを渡して、それからちょっとだけ呆れたような溜息を吐いた。


「フェイトちゃん、もっとお友達と遊んできたら?」


毎日ここに来てない?なんて呆れ声。いつもそうだけど、なんていうか。


「……えと、迷惑だった?」


強がってみてもやっぱり私は年上の彼女が好きで、そう言われると叱られたような気持ちになる。いつも叱られてるけど、こういうのは別。ちょっとだけしょんぼりしたような言い方をした私にちょっとだけなのはは苦笑して「別にいいけどどうせなら手伝ってよね」なんて言う。


「缶コーヒー分くらいは手伝ってね。」
「うん。」


それから指示された通りにあれこれ物を運んだり、言われた事をメモに取ったり。小間使いっぽいような扱いな気がするけどなのはの所に居られるなら何でも良かった。





「んー、今日は遅いからもう終わりにしよっか。」
「え?…あ、うん。」


そんなわけで、楽しいと思う時間ってあっという間に過ぎるもので気が付くともう夜も遅い時間。特別バイトとかしてるわけじゃない私はこのまま学生寮という場所に戻るのだけど。


「なのははどうするの…?」
「ふぇ?私はこのあとちょっと予定あるから、フェイトちゃんが帰ったら戸締りして帰るよ。」
「そっか…。」


予定あるんだ。残念。まぁ私がご飯とかに誘ってもなのははどうせ「勉強しなさい」とか笑ってはぐらかして、一緒に来てはくれないんだろうけど。

なのはの言う「予定」が、ちょっとだけ気になりながら。


「それじゃあ帰るね。」
「はーい。また明日ね、フェイトちゃん。」


私はそのままなのはの居る研究室を後にしたのだった。


















「へー、フェイトちゃん毎日来てるんだ?」
「ん。うん。」


幼馴染で同じ大学の講師として働いている友人のすずかちゃんと食事をしながら、何となく彼女の話になった。ちょっと誤魔化す様に視線を泳がせて言う私に、すずかちゃんはちょっとだけ含んだ笑みを漏らす。


「応えてあげないの?」
「………ぅ。」


たっぷり余裕の笑みを浮かべてそう聞くすずかちゃんに、口ごもる。


「だって、年下だし。」


それからちょっと、言い訳っぽい事を言って。テーブルに行儀悪く頬杖をつく。


「あれ?なのはちゃん年下は好きじゃないんだっけ?」
「え、いや…そう言うわけじゃないけど。」


フェイトちゃんには意地悪も混めて「年上がタイプ」とかいう事があるけど、別にそういうのにはあんまりこだわってない。ただ、なんか。


「本気なのか、よく分からないし…。」


そうごにょごにょと言う私に、すずかちゃんはにこにこした笑顔を浮かべているだけで、ちょっと言って後悔したと思った。


「ふーん、なのはちゃんがその気ないなら私が貰っちゃおうかな。」
「へ?」
「フェイトちゃん可愛いもん。」


犬みたいで。なんて言うすずかちゃんの言葉に「確かに」と納得しかけて。


「だ、だめだよ。すずかちゃんにはアリサちゃんが居るでしょ。」


何言ってるの、とちょっとだけ声が大きくなって慌てて口を押えた。すずかちゃんは悪びれもなく笑う。こういう時のすずかちゃんってすごく意地悪だと思う。なんていうか、同い年なのにちょっと年上みたいな感じ。


「フェイトちゃんって結構強がり言うけど初心っぽいよね。」
「ちょっと。駄目だからね?すずかちゃん。」


フェイトちゃんなんて多分、うん。想像しただけで分かる。こんな風にすずかちゃんにからかわれたりしたらきっと狼狽すると思う。それでアリサちゃんに酷く叱られるんだろうな。容易に想像できて、ちょっとだけ溜息を漏らす。アリサちゃんって言うのはすずかちゃんの年下の恋人。それでいて、フェイトちゃんのお友達。

だめだからね、と釘をさす私に「残念」なんて笑うすずかちゃんはちょっとだけ探るような視線を私に向けて「本当はどう思ってるの?」なんて。


「………どうって…」


どう思ってるんだろう。年下で、生徒で。だけどたまに大人っぽい表情をする時もある。あと何年かしたら、凄く大人っぽくなっちゃうんだろうなって思う。今は思春期真っ盛りって感じだけど。すぐしょんぼりするようなところは可愛いと思う。けど。


「……よく、分かんない。」
「意識したこともないの?」
「そんなことは、ないけど。」


告白された時はちょっとだけびっくりして。冗談だろうと思って適当にあしらったら彼女はそれから毎日私の所に通い詰めていじらしい顔を見せたりするときもあって。時たま泣きそうな顔をしてる事も知っている。それが私の所為だって事も。だからつい、優しくしてしまう。


「もうちょっとだけ、フェイトちゃんのこと意識してみたら?」


そうしたら何か変わったりするかもよ?なんて。そう続けるすずかちゃんはお酒の入ったグラスを少しだけ傾ける。


「うーん……。」


今度ご飯に誘ってみたりしても、いいのかな。なんて。すずかちゃんの言葉にそう思いながら、私もお酒が入ったグラスを口に付けた。



年下で、生徒で。まっすぐ私の所に来る姿はちょっとだけ仔犬とかそういうのを連想させて、とても愛らしいと思う。

フェイトちゃんとの関係が少しずつ変化して行って、この気持ちが少しずつ変化するのはまだまだ先のお話。


















つづ…かない。




ぐだぐだした関係が続いて、意を決してちょっと頑張ったフェイトちゃんが「じゃあ試しに付き合ってみましょうよ」ってな事を言い出して試しに付き合ってみてキスとかしてみちゃったりして、いつの間にかどっぷりフェイトちゃんに浸かってしまうなのは先生のお話。

いつの間にかフェイトちゃんを手放せなくなっちゃってなのはちゃんの方がフェイトちゃんにべったり。みたいな!フェイトちゃんが同級生との飲み会行くことになってめっちゃハラハラしてるなのはちゃんとか!!年上って事にちょっとアレな感情抱いたりとか、でもフェイトちゃんは全然気にせずなのはちゃんしか見てなくて、やきもちとか焼きまくりな自分を「年甲斐もなく恥ずかしい……///」て言ったりするなのはちゃんを………


妄想してます。






テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
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