こねた

こねた。ものすごく歳の差パロを書きたいです。

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「……ん…?」


少しだけ感じる違和感に。事務仕事をこなしていたフェイトさんが眉を寄せました。側に居た補佐官のシャーリーがどうしました?なんて聞くも、フェイトさんは「何でもないんだけど…」なんて首を捻ります。

感じていたのは違和感。なのですが、何処に違和感があるのかわからなくて眉を寄せます。先ほどから体に違和感があって、どこか落ち着かなくて。


「調子悪いんでしたら、今日はもう──…」
「あ、えと…大丈夫だよ。さっき休憩貰ったから大丈夫。本当に。」


数時間も休憩を貰った上に早く帰るなんて。とフェイトさんは慌てて首を振りました。

根詰めて仕事をしていたフェイトさんを見かねて「フェイトさんは少し休んでください」なんて。そう言って医務室に放り投げられたのは少しだけ時をさかのぼった時の事。「なのはさん呼びましたからね」なんて言い残して医務室を出たシャーリーと入れ違いに医務室に恋人であるなのはさんがやってきて心配そうな顔を向けられたのも少し前。


ふと、フェイトさんは思いつきます。


「………あ。」


違和感の、理由に。


「どうしたんですか?……フェイトさん、本当に帰った方がよくないですか?顔赤いですし、風邪でも引いたんじゃ─…」
「ち、違うんだよ、えっと…そうじゃなくて。だ、大丈夫だから。」


違和感の理由に思い当たったフェイトさんは少し慌てたように頭を振って。それからちょっとだけシャツの襟を直して、袖を確かめるように伸ばして、困ったように頬を染めました。

いつもより、少しだけ動きにくい理由。違和感の理由。さほど違いはないのですが、実は少しだけそれには違いがあって。


いつもより、ほんの少しだけ袖の短いワイシャツ。傍から見ただけでは気が付かないほどの違い。医務室に行った際に、間違えて着て来てしまったのかと、ちょっとだけ頬を染めました。シャツの本当の持ち主は気が付いただろうかと、口元を手の甲で押えながら。


「しゃ、シャーリー、やっぱり今日は仕事もう終わりにしようか。」
「そうしましょう。そんなに急ぎの仕事もありませんし。」
「うん。」


そんな風にして。その日仕事に集中できなくなってしまったフェイトさんは、机の上に会った書類をまとめて束ねあげたのでした。



















「……まったく、フェイトちゃんはすぐ無理するんだから。」


同時刻。

急に呼ばれたときは何事かと思った、なんて。唇をとがらせて少しだけ不機嫌で、でも少しだけ上機嫌ななのはさんは、後ろ手に組んで局内の通路を歩きます。もう仕事もひと段落して家に帰ろうと、ついでに夕飯のメニューでも考えようかな、なんて。


そう思いながら歩いている時。


「ん?」


感じたのはちょっとだけ落ち着きのない、違和感。「なんだろ?」なんて首を捻ったなのはさんはその原因が何なのか分からなくて。


「んー?」


どこかいつもより落ち着きがない違和感。手を伸ばして動かして。はたから見たら少しだけ挙動不審ですが、特に周りに人影もないのでなのはさんはそんなこと気にせず体を動かして何がおかしいのか調べようとして。


「………。」


そこで、いつもよりシャツの袖が長いことに気が付きました。ほんの少し。本人でないと分からない、傍から見ただけでは分からないその違い。思い当たる原因は一つ。その原因に思い当たって、なのはさんの顔がみるみる赤くなっていきます。


うっかりした取り違い。それはつい数時間前の事。呼ばれた医務室で、起きた事案。

その数分後、局内の通路では。自分しか気づかない、「いつもよりシャツの袖が長い原因」を思い出して、顔を赤くして両手で口元を押えて歩くなのはさんの姿があったとか。








FIN



どうやらこの二人の容疑者は医務室で数時間過ごした後、互いのシャツを逆に着てしまったようです。

※医務室の淫用はお控えください。(管理局員一同)





テーマ : 日記
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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