つめ。

爪を綺麗にしてるのは受けの事を傷つけないようにしてるからとか或いはむっつりだとか。そんな話ばっかしてたわけで。

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何気なく。隣でせっせと書類を読むフェイトちゃんの顔を見ながら、不意に思い出したこと。


『フェイトさんって爪綺麗にしてますよね』


少し前。相手は誰だったか忘れたけど、そう言われていたフェイトちゃんが少しだけ頬を朱に染めて、少し苦笑したのを思い出した。

書類を真面目に読みふけるフェイトちゃんの顔から視線を落として指先へ。普段気にしたことがないけど、確かに。いつも綺麗に切り揃えられた爪。あんまり長く伸ばしてることってそういえば無いなって。そう思ってた所で、紅い瞳がちらりとこちらを見た。目が合って、少しだけ笑うフェイトちゃん。


「ごめん、退屈だった?」
「うぅん。…爪。」


そんな私の言葉に、フェイトちゃんは首を傾げる。あの時のフェイトちゃんの表情が少しだけ謎っていうか。爪が綺麗と言われて一瞬だけ恥ずかしそうな意味深な顔をしたから。ちょっとだけ、引っかかる。それが恋人のことなら尚更。


「フェイトちゃん、爪綺麗だなって。」


少し短すぎる気もするけど。そう言って、フェイトちゃんの手に触れる。華奢で、だけど力強い指。


「でも爪短いと不便な時無い?」
「…えと、そんなこと無いよ。」


ちょっとだけ言い淀む声に顔を上げると、フェイトちゃんは少しだけまた意味深な顔。悪い事をした子供みたいに、視線を合わせないままで。


「どしたの?」
「なんでもない。」


爪の事でそんなに顔を赤くする必要あったかな?と疑問に思いながら、顔を背けるフェイトちゃんの頬を両手で挟んで振り向かせる。フェイトちゃんはやっぱりしどろもどろに視線を泳がせて。それから、フェイトちゃんは観念したのか白状するように口を開いた。


「……な、なのはの事。」
「え?」
「傷付けたりしたら…嫌だから。」
「……?」


少しだけ顔を赤くして、普段の凛々しさは皆無。何だかそんな初心な顔をされると、ちょっと意地悪したくなるような。そんなフェイトちゃんの言葉の意味を理解して、湧いたのはそんな気持ち。


「ねぇ。どうして?」
「えっ」
「……どうして私を傷付けるの?」
「そ、それは…その」


他の人の前ではそんな顔しないでよね、と小さく笑って。


「どうしてフェイトちゃんの爪が長いと、私が傷付くの…?」
「………っ///」


悪戯に耳元でそう囁くと、完璧に真っ赤に仕上がったフェイトちゃんが手元からバサバサと書類を落とす。そんな彼女の様子に、やれやれと思いながら。


「ねぇ。フェイトちゃんはその爪で私のドコを引っ掻くつもりなの…?」




教えて?なんて、そんな風に。完璧に硬直したフェイトちゃんを。私は容易くソファーに沈め倒したのだった。









fin








別になのはちゃんのナカにフェイトちゃんの指がどうとか、ナカを引っ掻くとかそんなつもりはなかったんです( ◔ д ◔ )

でも、こんなネタいいよねって。
友達とそんななのフェイ話してたからつい。



テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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