名もなき短編みたいな妄想のたれながし

パソコン嬉しやー(^ω^≡^ω^)
文字打つのはえーから試しになんかやってみたらdoubtじゃなくなっちゃってごめんなさい><

追記からただの妄想たれながし。なので、中途半端にあれです。妄想のはなし。


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「──奇策、なのかな。これって。」


奇を衒う作戦なのか。今日は何故か、昨日までと打って変わった戦術で挑んでくる相手国のことを不思議に思ってぼんやりと口にした。机の上に並べた戦術作戦の紙面を見ながら、少し退屈に頬杖をついて口にした言葉はどちらかと言えば独り言、のつもりだったのだけど。


「さぁ、でも何ていうか相手さん、中々油断できん感じやよ?」


そこのところ、気をつけてな?なんて、独り言に対して諸注意を促すはやてちゃんに、私は「はいはい」と小さく返事をした。

私、高町なのははウミナリという国の王女で、今現在は所謂、戦争中だ。王女として、騎士として、私は目下この戦の最前線で指揮している。数か月に渡るこの戦争の戦況は昨日までは五分。正直、相手国の立ち回りに驚いていたところだった。ちなみにはやてちゃんは私の従者で幼馴染。


「ねぇ、はやてちゃん。」
「うん?」
「アルハザードって誰が指揮官だっけ?私あんまり詳しくないんだけど。」
「……んー、いやぁ、実を言うと私もよく知らんのよ。指揮官については。」


はやてちゃんは書物を片手に顎に手をやって、考える仕草。


「なんや先日見た黒い甲冑の騎士が指揮執ってるらしいんやけど。」
「ふぅん…。私は見なかったけど…。」
「なのはちゃんはほら、全力全開で兵士を相手にしとったから。」
「アルハザードってどんな国だっけ?」


そもそも私は敵国アルハザードのことをよく知らない。私が生まれたウミナリという国は一言で言うなら平和な国。争いもなく、緑豊かで自分で言うのもなんだけど、よく統治された国だと思う。方やアルハザードはどんな国なのか。今現在ウミナリはアルハザードと戦中で、よく考えたら私はよく知りもしない国と戦っていたことに気が付いた。


「もともとは豊かな国やったよ。ここ数年で一気に荒れたっちゅー噂やけど。」
「そうなんだ。…なんだっけ、統治者が変わったんだっけ?」
「いや、変わってないはずやけど。…なのはちゃん、少しは国勢とか勉強したほうがええんやない?」


一言嫌味を言って、はやてちゃんは話を続ける。


「アルハザードの王位継承者は確か1人だけやった気がするなぁ。」
「見たことあるの?」
「…なのはちゃんがさぼってた国事に昔来てた。」
「あ、そうなんだ。」
「随分可愛らしい顔した子やったよ。あの子が継いだなら、アルハザードもこんなことにはなってないやろうけど。なんたって戦いとかあんまるり好きそうやなかったし。」


思い出しながらそう言うはやてちゃんに適当な相槌を打って、紙面へと視線を走らせる。正直、ここまで時間がかかるとは思わなかった。圧勝とまでは言わないけれど、こんなに長くかかるとは。


「その黒い騎士って、強いのかな。」
「さぁ。どうやろうな。あんまりいらん事考えないで欲しいんやけど。なのはちゃん、まさか直接対決なんて考えてない…よな?」
「そろそろ終わらせて国に帰ろう。」


自分用の甲冑を身にまとい、そう言うとはやてちゃんが背後で大きくため息をついたのが聞こえた。


「なのはちゃん、自分がお姫様やってこと、分かってる?」
「うん。継承権は第三位だよ。」
「そろそろ伴侶とか見つけて落ち着いてもええんやない?」
「私はこっちのほうが向いてるの。」
「……お転婆。従者の私の身にもなってやー。とんだ戦姫や。」


小言を言うはやてちゃんを無視して天幕の外へと出る。ほんの少し空気が湿っていて、雨が降りそうで、土埃と、湿った香りが鼻をついた。





















「ティアナ、首尾はどうかな?」
「はい。問題ありません。」
「……うん。良かった。」


外を眺めて、ぼんやりと雨が降りそうだと思った。じきにこの戦は終わる。我がアルハザードの敗北という形で。黒い甲冑に手を伸ばして、小さく息を吸う。息を吸ったところで、背後から心配そうにこっちを見つめるティアナに気が付いて苦笑を漏らした。


「そんな顔しないでよ、ティアナ。」
「…でも。」
「ずっと前に、みんなで納得したことでしょ?」


私の名は、フェイト・テスタロッサ。アルハザードの王族で、次期王で、正当な王位継承者。だから私は、アルハザードの王族として、王子として、この国を終わらせる戦をしているところだ。

私が生まれたアルハザードという国は、もともとは豊かで美しい国だったらしい。──が、父王が狂い、母が死んだ。そこからアルハザードという国は狂った。……一言で簡単に言うなら、肥えた大臣や狂った王に民が殺されているようなそんな情けない国になった。私はそれが悲しかった。なのに、変えられなかった。誰も救えない無力な王。


「だから私は、私の身をもって国を終わらせる。」
「………っ」
「それに、先日ウミナリの指揮官を見たよ。」


遠目に、戦う姿を見た。白い甲冑の美しい女の人。


「噂に聞く戦神とかには到底思えないほどの華奢な女性だったけど。百戦百勝とかって本当なのかな。」


きっと彼女なら、大丈夫だろう。


「雨が降る前に、終わらせよう。」


そう言って笑うと、ティアナは泣きそうな顔をして眉根を寄せた。彼女は私の従者だ。ずっとそばに仕えていてくれた。だから、私のその策に誰よりも反対をした。──私の命をもって、死をもってこの戦を敗戦とし国を明け渡す作戦を。自分の力では国を救えない。なら滅ぼして救うのが一番早い。父を討つよりも被害が少ない。他力本願ななんとも弱い考え。

黒い甲冑を纏い、兜を被り素顔を隠し、戦場へ。最初で最後に私にだけ出来る手段。

そろそろ良いだろう。


迷いも後悔も、何もなく。私はその白い騎士のもとへ向かう。長い戦の終焉を、命をもって終わりにするために。アルハザードの王子として。その使命を果たすために。














みたいな話を考えていた('ω')

滅茶苦茶で破天荒な王女なのはさん(年上)と、ちょっとネガティブな不幸王子フェイトちゃん(ちょっと年下)のなんか、国と国をかけた壮大な話でした。

アルハザードの王子様フェイトちゃんは自分が無力だと思ってて、戦争を利用して自分の国を亡ぼすつもりで。でも剣の腕も戦争もものすごく上手であれな。まんまと自分の国をばれないように敗退に導くみたいな。そして白い騎士に勝負を挑むのですよ。負けるってか自分を殺させるために。

そのシーンがこちら。










「……どうしてさっきの。避けなかったの?」


相手に馬乗りになったまま、問う。この騎士ほどの腕なら、私の剣を躱すことなんてきっと容易かったはず。目の前で地べたに背をつけ、今まさに私の下敷きになっている黒い甲冑の騎士は、私の質問には何も答えなかった。──が、静かに手を伸ばし私の剣の刃に手を伸ばす。指先が切れるのも厭わず強く握った剣先を自分の喉元へと持っていき、それから小さく言った。


「私の首をはねれば、この戦は終わる。」
「………。」


ほんの少し掠れた、小さな声。懇願するような悲痛めいた声だった。


「何故?」
「これで、アルハザードは終わる。」


そういって素顔を隠す黒い兜を外すと、最初に目についたのは綺麗な金色の髪。それからまだ幼さの残るような、だけど整った顔。紅い瞳。それから耳飾り。おおよそ高貴な物に見えるそれ。


「私の名は、フェイト・テスタロッサ。アルハザード王位継承権を持つ。」
「………貴女がアルハザードの王子?」










みたいな。自分の命で国を終わらせて助けたい考えのフェイトちゃんに、破天荒ななのはさんが言った言葉とは───?

(´・ω・`)

そんな妄想を今日一日ずっとしていたのであった。




【完】


テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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