年の差ってたいへん

お久しぶりでござい!!!
本日はリリマジお疲れ様でした( ◔ д ◔ )!

追記から年の差ぱろーです!
猫ちょっとでかくなった!
久々にSS書いたら書き方がちょっとわかんなく(略



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「…待っ、…ちょっ、…こら、駄目。」


ほんの少しだけ、肩で息をしながらやっとの事で唇を離す。…と、押しのけられた目の前音彼女は、瞳にほんの少しだけ不満の色を表していて、私はそんな彼女にコホンと小さく咳ばらいをした。


「これ以上は、駄目。」
「……なんで?」


私の言葉にそう言って、ほんの少し唇を尖らせた彼女に苦笑して言葉を続ける。


「フェイトちゃん、まだ高校生でしょ。」
「関係ないじゃん…」
「あるの。」


未成年でしょ。そう言ってフェイトちゃんの肩を押して、距離をとる。私、高町なのははいわゆる会社員。恋人であるフェイトちゃんは年下で、しかもまだ高校生。キスまでは許しているけど、最近ちょ っと、それ以上の事に進みそうで、いつも止めるけどそうするとフェイトちゃんはいつも不満そうな顔をするわけで。


「今日泊まってくんでしょ?」
「うん。」
「キス以上はだめだからね?」
「……何もしないよ。」


ぼそっと「たぶんね」なんて言った言葉は聞こえなかったふりをして、そんな彼女を背に、私は夕飯を作る準備をしたのだった。











フェイトちゃんの家と私の実家は近所で、家が近いから面倒を見てあげることが多くて、そうしたら自然と付き合うようになって。

なんていうか、最初はこう、触れたりとかそういうのはなかったんだけど。一度キスをしたら、なんていうか今日みたいにそれ以上に進みそうな気配になることが何度かあって、正直ちょっと不安。


──それは、別に嫌とかいうわけじゃなくて。














「別に、いいんじゃないの?」
「だ、だめでしょ。」


翌日、職場の同僚であり友人にその話をしたら、「そんなに駄目じゃないでしょ」なんて諭されて、慌てて大きな声が出た。


「フェイトちゃんまだ高校生だよ? てゆーか、しかも今年受験だし。」
「そんなの気にしてる人、世の中になのはくらいじゃないの?」
「そんなわけないでしょ。」


友人のアリサちゃんに相談をした事が間違いだったかもしれない、なんて息を吐く。相手が高校生で、体の関係を結んでしまうのはやっぱりよくない。それはそうなんだけど。


「なのはちゃんは、どうしたいの?」
「私…?」
「うん、世間とかじゃなくて。」


アリサちゃんの奥、今度はすずかちゃんのその言葉に、私は思考を止めた。フェイトちゃんの事は好き。誰よりも。年下とかそういうの関係なく。だから、フェイトちゃんに触れられるのが嫌なわけじゃない。全然嫌じゃないから困る。


「私は…」


でも、なんとなく。やっぱりまだ早いと思う。フェイトちゃんとそういう事をしたくない訳じゃないけど、そんな関係になってしまうのが怖い。なんて。


「…年の差って、大変だなぁ。」


フェイトちゃんはまだ高校生で、私は社会人で。時々、思ってしまう。フェイトちゃんに、私よりもっと好きな人が出来てしまったらとか、飽きられてしまったら、とか。


「なによ、藪から棒に。」
「…本当に私で良いのかなって。」


そう思って、言った言葉は。ぱちん、という音に阻まれた。頬に触れた、痛くない手の感触。添えるくらいの衝撃の割に、ちょっとだけ音が大きかったから、驚いて。それから、その手の主を見る。すずかちゃんは穏やかに笑っているようで、ちょっとだけ怒ってるみたいだった。


「フェイトちゃん、一言でもそんなこと言ってた?」
「……えと…」


ふるふる、と首を横に振る。


「じゃあ、それはなのはちゃんの杞憂かな。」
「そーよ。フェイトなんてどう見たってなのはにべた惚れじゃない。」
「そう…かな。」


各々首を縦に振る二人を前にしても、心にしこりが残る。フェイトちゃんが小さい頃から私の事を想ってくれていた事は、ずっと気付いていて。それでも最初は気付かないふりをしていた。…でも、それ以上に惹かれる自分が居て、それがまぁ、付き合うきっかけなんだけど。


「ちょっとだけ…不安で。」


そういうのに当然興味がある年頃なのかな。急に関係が進むことに、些か不安があるわけで。


「同じ学校の女の子とかの方が良かったり、しないのかなって。」


フェイトちゃんの心変わりとか。何となく触れる事が増えて、そういうのが急に怖くなった。なんて、年甲斐もなく馬鹿な不安。


「さっきも言った通り、杞憂ね。」
「私もそう思うな。」
「うん…」


そうだと良いなと、思う。もちろんフェイトちゃんの事を信じてないわけじゃない。なのに。


「はぁ。」


小さく息を吐いて、私は向けられる二人の視線を他所に、残った仕事に没頭してこの言い様のないもやもやを忘れる事にしたのだった。


























「なんなん、フェイトちゃん。その辛気臭い顔。」
「……別に。」


放課後の教室で、思い出していたのは昨日のこと。顔に出ていたのか、そんな風に話しかけられて。私は声のする方へ顔を上げた。顔を上げた先で、親友(この場合悪友と言うのか)であるはやてが少しだけ苦笑していて、私は小さく溜息を吐く。


「なのはさんと喧嘩でもしたん?」
「喧嘩は…してないけど。」


帰り支度をしながら、そう言って席を立つ。


「ただ、ちょっとだけ…」


悩んでいる。なのはとの関係について。話しながら教室を出て、学校を出て。


「んー? なんや、真面目な話?」
「なのはに関してはいつだって真面目だよ。」


なのはは年上の恋人で、付き合い始めて2年くらいになる。今までは一緒に居るだけで幸せだった。…勿論それは今も変わらないんだけど。ただ、最近は。


「───不安? なにが?」
「……不安というか…、その。」


帰り道、はやてに諭されながらポツリと呟いたのは、そのなのはの事で悩んで居る事だった。それは、私の中に芽吹いた不安の話。自分が高校生で、彼女は社会人。なんの力もない、ただの高校生である自分が、最近は少し辛いと言う話。


「……誰かに。取られないかと不安で」


その不安を紛らわしたくて、迫って拒まれた。そこまでは言えなかったけど何となく察したはやてが苦笑する。


「フェイトちゃんでもそんな不安あるんやね。」
「あるに決まってるじゃない。」


多分、不安の元になったのは、少し前に街中で偶然なのはを見掛けたからだと思う。私の知らない男の人と歩いていて、何だかなのはが知らない人みたいだった。

ほんの些細な、子供っぽい馬鹿みたいな嫉妬。


「…何となく、思っちゃったんだ。」


私は今すぐに大人になることなんて出来なくて、だけど無理して背伸びして。そんな私に、なのはが愛想尽かしたらどうしようかと。…もしかしたら、もっと他に良い人が居るんじゃないかと。

そんな不安を拭いたくて繋がりを求める。別に、そう言う事に興味津々と言う訳じゃない。なのははそう思ってるのかもしれないけど。ただ、不安なだけで、確かめたくて、安心したいだけで。なんとも子供っぽい理由だと思う。体の繋がりなんて、そんなものじゃないって、もっと大切なものだって分かっているのに。


「それに…時々ね、思うんだ。」
「なにを?」
「なのはは本当に私のこと、そう言う意味で好きなのかなって。」


小さい時からそばに居てくれて、面倒を見てくれて居て。今のその関係が、その延長なんじゃないかって。恋愛的な意味で、本当に私のことを好いていてくれているのかと。


「それ、なのはさんに聞いたん?」
「まさか。聞けないよ、こんなこと。」


空が橙に染まる夕暮れ時。いつもの道を歩きながら、少しだけ自嘲気味に笑う。


「私から見たら、なのはさんも十分にフェイトちゃんの事好いてるし大切にされてると思うけどなぁ。」
「……なのはは優しいから。」


大切にされているのはとても感じている。信じてないわけじゃない。


「なら、それでええんやないの?」
「そう…なんだけどね。」


どうしても、子供っぽい考えに囚われる。早く大人になりたいと焦る。精神的に。なのに、頭ではそう思っても心の制御が効かなくて。


「……難しいなぁ。」


年の差って。そう言って笑った私に、はやてがなんとも言えない顔をした。


「不安もあるかも知れんけど、なのはさん、絶対フェイトちゃんの事好きやし、疑うこともないと思う。」
「うん。」
「それでも不安になる時があったら、うちにご飯でも食べに来たらええよ。」


その時は美味しい料理で忘れさせたげる。なんて笑って、はやてが背中をぽん、と叩く。


「ふふ、何それ。」
「なのはさんの手料理には敵わんけどその辺のお店よりは自信あるし。」
「じゃあ、定期的に行こうかな。」
「おお、シグナムも喜ぶし、そうしたらええ。」


そんな風に元気付けられて、笑って。今日はなのはのマンションには何となく向かわず、私は自分の家へと帰宅したのだった。













それから、またなのはを街中で見かけたのはその数日後で。それが前に見た人と同じ男の人で、不安から、疑心暗鬼にかられるのは容易な事で。



それが元で、私はなのはと別れる事になる。

















fin







( ◔ д ◔ )プゴッ

不穏なところで終わってしまったな( ◔ д ◔ )

果たして続くのだろうか( ◔ д ◔ )
続くとしたら喧嘩別れして、別れた後にフェイトちゃんが怪我してそれを心配するなのはさんだけど、フェイトちゃんに拒否されて、略略略…最終的になのはさんが押し倒す。吹っ切れたなのはさんはフェイトちゃんの初めてを奪い隊!


性的に迫る年上なのはさんとかやばいな( ◔ д ◔ )


ハイ( ◔ д ◔ )人( ◔ д ◔ )タッチ











テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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