つづき

年の差のやつの続きなのですが久々すぎて別物感!そして続くか分からない!!

なんか神官の続きが書きたくナッツ( ◔ д ◔ )
めり〜くりすまっ!!!



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「はぁ?フェイトと別れた?」
「……あんまり大きい声で言わないで。」


睡眠不足な頭を抱えながら。アリサちゃんの驚愕した声に項垂れた。昨日フェイトちゃんにとんでもないことを言ってしまった。思い出しても後悔しかないし、だけどいまさらやっぱり無し、なんてそんな我儘言えるわけもなく。


「なのはちゃん、本心で別れようって言ったの?」
「……そんなわけないじゃない。」


すずかちゃんにそう聞かれて、昨日泣きすぎて泣きはらした目を見せたら、アリサちゃんが「どうしようもない馬鹿ね」とため息を吐いた。ほんのちょっと試そうとしただけ、というのも違う。口をついて出たその言葉が本心だったなんて、そんなことはない。今こんなにも後悔してるのに。


「今ならまだ、やり直しきくんじゃないの?」
「………うぅ…」
「本心じゃなかったって言おう? なのはちゃん。」
「うぅ。」


この際年上だとかそんなこと言ってはいられない。けど、フェイトちゃんにとってはこれが良いのかもしれない、なんて考えはまだ消えなくて。


「どうしていいかわかんないよ…。」


そう言って盛大に溜息を吐く。


本当にどうしていいのかわからない。
私の気持ちだけなら、絶対に別れたくはない。


んだけど。


「フェイトちゃんは…どうなのかな。」
「は?」


別れようと言った私に、彼女は「わかった」とだけ言って去ってしまった。「嫌だ」とも言わずに。だから、これでよかったのかなって気持ちがどうにも消えなくて。


「私より良い人、もしかしたら──…痛ッ!」


いるんじゃないかな、なんて言おうとして顔面にアリサちゃんの攻撃(たぶんチョップ)が飛んできた。


「うだうだ言ってないで。ほら、とにかくフェイトに会いなさい」
「うぇっ?」
「そうだよなのはちゃん。ちゃんとお話しないと。ついでにもうこの際最後までやっちゃえば良いんじゃない?」
「…すずか?」
「すずかちゃん…?」


ついでにやるって何を?という質問は、なんとなくしなかった。アリサちゃんもそれ以上は突っ込まなかったし。


「とりあえず今夜会いなさいね。」
「ふぇ?」


そう言って手元の携帯を操作して。その数秒後には、なんだかわからない間にフェイトちゃんが今夜私のマンションに来ることになってしまったのでした。
















「別れたぁ?」
「……はい。」


ぐすっと鼻を鳴らして。私は親友であるはやてに昨晩起きた事の詳細を話して聞かせた。原因は、たくさんあったというか。多分私だ。と思う。もしかしたら他に好きな人ができた? とかそれ以上聞くのが怖くて、なにより泣きそうな顔を見られたくなくて逃げるようになのはのマンションを出てきてしまったのだけど。


「どうしよう。」
「……って言われても。なのはさんほんまに別れるって?」


聞き間違いやなくて? とか言うはやてに首を縦に振る。何をどう聞き間違えてもそれだけは絶対に聞き間違えないと思う。


「ちゃんと理由とか聞いたん?」
「だから、話聞かないで逃げてきちゃったんだってば。」


手に握っていた紙パックの飲み物をぎゅっと握ったせいで中身が少しだけ飛び出た。


「……とにかく、そういうわけだから…」


帰り支度をしながら。紙パックの飲み物を飲み干して。もう帰ろう、なんて小さく呟く。なのはに「別れる?」と言われて。「嫌だ」と言えなかった。嫌だと言ったら多分なのはは別れないでいてくれてたかも知れないけど。そんなの、出来なかった。


「えー…でもなぁ…」
「いいから。」


何か言いたげなはやてと連れ立って、学校の玄関口へ。


「………ぁ。」


来た所で、下駄箱に手紙が入っていた。何のことはないただの手紙なんだけど、なんとなく憂鬱めいた気持ちになった。


「フェイトちゃんがなのはさんと別れたってもう知ったんかな。早いなぁ。ラブレター。付き合うん?」
「…全然そういう気持ちにならないよ。」


少しだけ苦笑を交えてそう言うと、はやても少しだけ苦笑いして「そうやな」なんて言う。


「でも、それやったら尚更、ちゃんとなのはさんと話した方がええんやない?」
「そ…それは……」


それが一番良いと思う。ちゃんと区切りをつけるために。だけど、でも。なのはに会ったら、今度は上手に引き下がれない気がして。今度こそ盛大に我儘を言って「嫌だ別れたくない」なんて言いそうで。それこそ格好悪いじゃないか、と言葉にするでもなく小さく息を吐いた。


「……私がもっと、大人だったら良かった。」


そうしたらこんなに悩むこともなかったのに。なんて独り言を、はやてが聞いていたかどうかわからないけれど、はやては自分の携帯をなんだか眺めて、それからふむふむなんて小さく頷いて。


「どうかした?」
「んや。フェイトちゃん、今からなのはさん家行こう。」
「え?…い、いいよ。行かない。」


急に言い出した言葉にぎょっとした。


「よくない。すずかさんとアリサさんからの呼び出しや。行かんかったら怒られるやろ。」
「そ…いや、いやいや。いいよ。また今度。今日はそんな気分じゃ…んぐっ」
「いいから」
「首…首締まる…!待っ、分かった…分かったから!」


首元を掴まれて。はやてってこんなに力あったっけ? なんて思いながら、息を整えながら渋々はやての後に続いて、歩きなれたなのはのマンションまでの道を歩く。しかしアリサとすずかの呼び出しってなんだろう。アリサとすずかはなのはの友達で同僚だ。大方あんまり良い呼び出しではなさそうだな……なんて、思いながらついたそのマンションの入り口。なのはの姿はなくて、そこにいたのはアリサとすずかだけだった。


「来たわね。」
「ごめんね急に。はやてちゃんも、フェイトちゃんも。」
「いえいえ。こうでもしないと。」


何だかわからないけどくすっと笑うすずかとはやて。の隣で仁王立ちで腕組したアリサが私を指さした。


「なのはと別れたんですって?」
「………。」


真正面から指さして言われると結構辛いものがある。こう見えてもかなり傷心なのだから、もう少し気を遣って欲しいものだけど。


「その事なんだけど、あんたたちちゃんと話をするべきだと思うのよ。」
「もういいよ…。私今なのはに会いたくな、ぐぇっ…!」
「だめだよフェイトちゃん。」
「すずかまで…何するのさ…皆、殺す気? 私のこと…」
「フェイトちゃんこのままでええの? 根性出し!」
「え、こ…根性って…」


三者三様言いたいこと言い放題だね、と零す言葉は無視されて。


「とにかく、なのはが部屋で待ってるのよ。」
「な、なんで?」
「別れたくないからに決まってるでしょうが!」
「痛ッ」
「あのね、フェイトちゃん。なのはちゃんの話ちゃんと聞いてあげてくれないかな。」
「そうや。フェイトちゃん、まずはちゃんと話すること。」
「……う…。」


ここにきて、そんなこと。なのはがそれを望んでいて待っているというのなら、そうした方がきっと良いに違いない。


「そうよ。まずはちゃんと話をして……それから」
「それから…?」
「なんていうかもうやっちゃいなさい。」
「は?」
「そもそも、いつまでも純情ぶってるから今回みたいな事が起きるのよ。」
「フェイトちゃんがリードしてあげてね?」
「え?」


呆れたような言い方のアリサに、何故か楽しそうなすずか。を横目で見るはやての図。一体この大人たちは何を言い出したのかと、聞き返す私に。


「少しくらい強引な方が良いって人もいるし。」
「す、すずか…さん?」


なんでそんなに楽しそうなの?と聞いた言葉はまたしても無視されて。


「どうしてもアレだったら、これ使って?」


代わりに紙袋を手渡された。中身は、何に使うのかわからないようなロープとか、いかがわしい何か。おおよそ高校生に渡す様なものではない。


「ちょっ…な、皆頭おかしいんじゃないの?!」
「いいからこれ持って早く行きなさいよ。」
「えぅ、…ちょっ…ちょっと」


ぐいぐいと背中を押されて。半ば強制的に、私はなのはの待つ部屋へと押し込まれたのだった。

















( ◔ д ◔ )


続くかなぁ

テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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