よぼうせん

こんななのフェイがすっきー(∩˙-˙∩) web拍手 by FC2






「フェイトちゃんってさぁ」


そう何気なく。本当に何気なく掛けられたその声に顔を上げる。2週間という航行から戻ってきて、久し振りに会う目の前の恋人は、何気ない顔で、テーブルに頬杖をついて私を見ていた。


「…なに?」


そんな声に、もしかして怒っているんだろうか? と少し姿勢を正す。2週間ぶりに会えたというのに、私はそんな恋人を前にして仕事用の書類を読んでいた。だから怒ってるのかなと、そう思ったけど、どうやら違うみたい。

ラウンジの喧騒の中、目の前のなのはは声を潜めるでもなく、悪戯っぽいような、なんとも言えない顔で「うん、あのね」と続けた。なんとなく、言いようのないその視線に、喉が渇いてコーヒーを飲む。


「フェイトちゃんって、女の人の裸見て興奮したりするの?」
「ッ、ぶふっ」


けれど、なのはが問うたそんな質問に。飲み込もうと口に含んだコーヒーを危うく吹き出し掛けて、手の甲で口を拭う。ほんの一瞬、ラウンジの空気が静まった気さえして、周囲に目を向けて、咳払い。

一体なんてことを聞くのか。



「す、するわけ無いでしょ。」
「そうなの?」
「私、女だよ?」


一応、と付け足すと、なのはは視線を落として、わざと(たぶん私の胸元を)確認する仕草をして。それから「知ってる」と言った。一体何がしたいんだろう。なのはは相変わらず頬杖をついたまま「気になっただけ」と笑った。


「き、気になったって…」


普通こんな所でそんなこと聞かないでしょ、と続ける前に。なのはの視線になんとなく言葉を制された。それから、なのはは口を開く。


「だって私も女だし。」
「え」


そう言って、沈黙。

なのはとは恋人同士だけど、でもそれは相手がなのはだからで、別に私は女性が好きというわけでは無い。なのに。


「だからフェイトちゃん、女の人の裸見て興奮したりするのかなって」


何の気なしにそんなこと、言わないで欲しい。なんでも無いことのように。ここは公共の場。こんな話をしてるからか、結構な視線を感じるわけで。


「なのはは別でしょ…こ、恋人だし…」


そんなわけで。あまり周りに聞こえないように、そう小さく言い訳するみたいにいうと、なのはは満足気に「ふぅん」と笑った。


「な、なんでこんな場所でそんな質問…も、もう良いでしょ。……凄く見られてる気がする。」
「わざと聞いてるの。」
「え?」


なんで?と目を瞬く私に、なのはは少しだけ笑う。それから悪戯っぽいような、挑発的な瞳で。


「予防線。」


唇に指を当てて、そんな風に言ったのだった。


「…な、なんの?」
「さぁ、なんだろ?それよりフェイトちゃん、今晩空けておいて?」


そう言って席を立つなのはに。私も頷いて、続いて立ち上がる。結局、質問の真意は分からなかったけれど。







なのはが満足そうなので、まぁ良しとした。

















みたいななのフェイほしみ。


テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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