ひさびさ。

久々です。
広告が出る前に更新できて良かった(∩˙-˙∩)
ちょっと長らくお休みを頂いてました!
ぼちぼち復活したいと思います><
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「……。」


じくじくと痛む傷痕。目を閉じてじっと我慢してやり過ごす。運が悪ければ致命的とも思える箇所の怪我。擦り傷で済んだのは、運が良かったからとしか思えない。首筋に一筋走る裂傷を片手で抑えながら、小さく息を吐いた。


「なのは、怒るかな…」


なんて言い訳をしよう。

誰も居ない自室で、小さな独り言。私が怪我をすると誰よりも心配して誰よりも怒る恋人のことを思い浮かべて吐いた独り言に、返事はないはずだったのだけど。


「当然でしょ。」
「わっ」


すぐ後ろで、呆れたような声がした。振り向けば少しだけ、多分急いで来たんだろう、いつもより髪と服装が乱れて居るようななのはが居て。いつの間に来たの?とか、言いそうになって口を閉じた。


「な、なのは…」
「もう。怪我したって聞いたからびっくりしちゃった。」


あんまり心配させないで、なんて言って、腕を組んで、なのはは大きく息を吐いた。何も言い返せない私は小さく苦笑をして「善処します」とだけ言ったのだけど、その返答になのはは不服そうな顔をした。


「私のこと泣かせたいの?」


それから、そんな可愛いことを言うわけで。

多分、この状況で可愛いとか言ってもなのははきっと怒るだけなんだけどね。緩みそうになった顔を隠して、背を向ける。


「…えと。それは、嫌だな。」


それから、そう言うと同時に、ふわりと背後から回されたなのはの腕。椅子に座る私に、腰を折って背後から抱きつく姿勢のなのはは私の耳元で小さく息を吐いた。


「もしもフェイトちゃんに何かあったら…」
「うん。」
「…他の人と付き合っちゃうから。」
「えっ」


ぎゅっと、私の首筋に、怪我をした付近に顔を埋めたまま。冗談なのか本気なのかわからないそんななのはの言葉に心臓がキュッとした。私に何かあったら。いや、例えばその時は、なのはが一人で居るよりは良いんだろうけど。なんて、もやもや考えながら、狼狽する私に少しだけなのはが笑う。


「こう見えて結構モテたりするんだからね?」
「それは…知ってる。」


なのはは人気だ。可愛いし、人柄もスタイルも良くて。だから、私に何かあった時は、やっぱりそうした方が良いのかもしれない。けど。でも。

まだ悶々と考えて居る私に、なのははまた少しだけ苦笑した。


「…そんな顔するなら」


こつんと私の耳元に額を擦り合わせて。


「あんまり怪我しないで。油断しないで。」
「う、うん。」


そうとだけ言った。
さっきから、良い香りがしてドキドキする。


「私を他の人のものにしないで。」


それから囁くように、そんな風に言う。
何処か艶やかに。そんなずるい言葉を。


「…なのは、それ、反則。」


そんなことを言われたら、堪らない。
何が何でも無傷で帰らないと。


「ふふっ…まぁ、なる気も無いけどね。」
「痛っ」


くすくす笑いながら、それから、なのはは首元に回した手を私の顔の前に持ってきて突然鼻を摘まむ。


悪戯に笑うなのは楽しそうで。

あんなにも痛んだ傷の痛みは、なのはのおかげで忘れられそうだった。









おわり。



( ◔ д ◔ )
久々過ぎてSS書き方忘れました…




テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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