ふくしゅう

何がどうと言うわけでも無い小話(灬╹ω╹灬)
なんだか話がぐだぐだになってしまいますた。

web拍手 by FC2







「…な、なのは?」
「ん?」


なぁに?なんて。名前を呼ぶと、なのははにこりと笑う。局のラウンジで、なのはは私の正面に座っていて、今は一緒にお昼を食べているところ。…なんだけど。


「どうして怒ってるの…?」
「怒ってないよ?」


えー、絶対怒ってるよね?という言葉を飲み込んで。何故か不機嫌ななのはに「そっか」と返した。朝は確か、普通だったと思ったんだけど…。午前の仕事を終えて、お昼を一緒になんて誘われて、来てみたらなのはは何故か不機嫌。というか怒っている。顔は笑ってるのに目が笑ってない。何かしただろうか?と少し思案して。もしかして午前中、執務官候補生の女の子に食事に誘われて断ったことを知ってるのかもしれない、なんて考えてる間に。


「フェイトちゃん、何考えてるの?」
「え?いや、別に何も!」


勘が鋭いなのはは、私が良からぬ(?)事を考えてる事などお見通しで、私を一瞥して、それから小さく息を吐いた。


「……違うの。」
「え?」


くすっと笑って、なんだか何か企んでるような顔で。


「ほんとは仕返ししたかっただけ。怒ってないよ。」
「え?なんの?」


仕返しって、私なのはに何かしたっけ?なんて慌てて首を捻る。仕返しと言われても、私には全く心当たりがないわけで。そんな私になのははやっぱり少し笑う。


「昨日。」
「うん…?」


テーブルの上、頬杖ついてカチャカチャとコーヒーを混ぜながら。


「覚えてないの?」
「え?」


ちらりとシャツの中、首元のインナーを捲って、見せるのは首筋に残る赤い痕。それは、なんていうかまぁ、昨夜私がつけた痕で。そういえば「つけちゃダメ」って言われたような気がしなくも無い。もしかしてそれで怒ってるの?と言おうとして、なのはの顔を見て違うと分かった。


「な、なのはもうしまって。」


ちなみに一応ここは局のラウンジで公共の場なので、慌ててなのはにインナーを直してもらって。


「フェイトちゃんさ、昨日意地悪だったよね。」
「そ、…そうだったかな。」


そこでようやく、なのはが言わんとしてることに気が付いて、なんとなく視線を泳がせる。


「意地悪だったよね。」
「…えと、何が?」


思い出すのは。なのはが言いたいのは多分、昨夜の夜の…情事といいますか、なんと言いますか。熱に浮かされながら求めてくるなのはが可愛くて、少し調子に乗って色々と意地悪な事をしてしまったこと。誤魔化すように「何が?」と顔を逸らす私に、なのははにこりと笑った。


「具体的に何がどう意地悪だったか、言って欲しい?」


コーヒーカップ片手に、微笑んでそんな事を言うなのはに、一瞬、なんだか辺りの視線が集まったような気がしてコホン、と咳払いをした。


「…えっと、なのは…さん?」


どうやらこれはなのはの復讐のようだ。


「フェイトちゃん私にやたらと厭らしい事とか言わせ」
「あぁぁ!ちょっ、なのは?!」


ガタン、と立ち上がると同時に、テーブルに置いてあったコーヒーが揺れた。一体昼間からなんて事を言うのか。私の反応に、何故かなのはは嬉しそうに笑うわけで。


「お詫びに、今夜は私のお願い聞いてくれる?」


それから、小さくそんな風に耳打ちされて。あまりにも、そう言うなのはが可愛くて。私は首を3回くらい頷かせた。一体私に何をさせようと言うのか。不安と、変な期待感を胸に、私はそのまま午後の仕事に戻ったのだった。









ちなみに、なのはが聞いてもらいたいお願いが何だったのかと言うと、純粋にただのマッサージで。


「やらしい事は一切しないでね?」
「あ、はい。」


誘ってるのか、それとも我慢を強いるなのはの復讐なのか。結局のところは分からなかったけれど。(触ったら叩かれたので、多分後者が正解かもしれない)

その後、他の女の子に食事に誘われた云々の話がバレて一悶着あったのは余談で、なのはにヤキモチを妬かれて調子に乗った私が別の手段で仕返しされるのはまた別の話。

なんとなく。
私は一生なのはに敵わないような気がした。












おわり



テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR