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「いやらしい」

なんかSSが書けなくなった…(´∩ω∩`)
追記から小ネタです。

「いやらしい」ってジト目で言われるフェイトさんを書きたかっただけで。



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「フェイトちゃんっ」
「あっ…、な…のは。」


部屋の扉が開いて、同時にほんの少しだけ怒りと呆れを孕ませたその声で名前を呼ばれて、思わず姿勢を正した。聞き慣れた声で、とても好きな声。…なのだけど、今回はちょっとだけ変な汗が出るわけで。


「全くもう。」
「あの…なのは、これは…」


言い訳しようにもうまい言い訳が浮かばなくて、舌もうまく回らなくて。最終的になのはにひと睨みされて、潔く「ごめん」と謝罪した。

ここは本局の医務室。ともなれば、ここに来た理由はひとつ。実は任務で怪我をしてしまった。だけど大した怪我ではなくて、ほんの少しの打撲と切り傷。いの一番にここに来たなのはから察するに、恐らく誰かに私の怪我のことを聞いたのだろう。…多分、はやてとかだろうと思うけど。


「気をつけてって、言ってるのに。」
「ごめん…ちょっと調子に乗っちゃっ…痛っ」
「違うでしょ。」


どーせ誰かを庇ったとか、そういうのじゃないの?なんて言うなのはは、私の鼻を弾く。


「フェイトちゃんは調子に乗るとか、そういうの無いもの。」
「…そうかな。」


なのははなんでもお見通しのような顔をして小さくため息をつく。


「もう手当終わったの?シャマルさんは?」
「あ、今日は非番みたいで…」


私の手当をしてくれたのは違う医務官だった。今は薬を取りに行っていて留守。すぐ戻ると言っていたけど。


「痛み止めの薬を持ってくるの、待ってるところなんだけど」


なんて言い終わるか否かのところでちょうど扉が開いた。「お待たせしてすいません」なんて、それからなのはがいることに気がついて挨拶をして。


「これ、痛み止めなので、ちゃんと飲んでくださいね。」
「あ…はい。」


それから、なんて言っていいものか。袋に入れて手渡された薬。──それは良いのだけど、少し広く開けられたシャツの胸元がやけに強調されるポーズで、というかそれが目の前で。なるほど男性は好きそうだな、なんて冷静に分析してしまった。のを、隣のなのはの咳払いですぐやめた。











「いやらしい。」
「ち、違うよ。」
「人の胸元まじまじと見て。心配して損した。」
「ちっ、違うったら。そんなに見てないよ」
「どーだか。」


なんて。


その後医務室を出た私に、しばらく非難の目を向けられたのは言うまでもなく。その日なのはは終日不機嫌だった。






みたいな。



テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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