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Detonationおめでたう!短編

お久しぶりです(´°д°`)
Detonation!久々に更新しますね。
なんか書き方かわかんなくなっちゃって、実はちゃんとなのフェイしてるんですけど文章の着地ができなくて書き上がらない病に(略)

リハビリSSです
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往々にして。

よく聞かれるその質問。彼女への憧れ、興味、或いは好意。様々な感情を含んだその質問に、私は一拍置いて、答える。


「付き合ってる人は、多分居ないと思うよ。」


何度も何度も同じ答えを繰り返してきた私は、この状況には、もう慣れた。

だからといって、何も思わないと言う事はないわけで。用事があるからと適当な嘘を吐いて、その質問をそこで打ちやめにして、自分の執務室へと足を運ぶ。何となく、誰も居ない部屋の静寂がとても心を落ち着かせてくれた。

彼女、なのはへ寄せられる他者の好意。親友としてとても嬉しく誇らしく思う。…けれどそれと同時に、不安にもなる。もしかしたら、いつか誰かが彼女の心を射止めて攫っていくのでは無いかと。その「いつか」は多分、近い将来。そう遠くない未来だと思えた。

どうしても、その「いつか」が堪らなく怖い。
彼女の隣に居られなくなることが。

それでも、彼女が幸せであってくれれば、良いと思えるのかも知れないけれど。もう少しだけ、今はまだその覚悟が出来なくて。


「………はぁ。」


幼い頃からずっと一緒だったから、或いは多分出会った時から、私は彼女に惹かれている。10年以上片想い。
だから、そんな質問を受ける度に私はいつも憂鬱めいた気持ちになる。


あまり深く考えると、きっと囚われてしまう。ひとまず忘れようと深く息を吐いたその直後。


「でっかい溜息。」
「う、わっ」


誰も居ないはずの部屋でそんな声。


「な、なのは?! なんでここに?」
「部屋に気配はあるのに、ノックしてもフェイトちゃんってば返事してくれないんだもん。」


だから勝手に入ってきちゃった、なんて。ちょっと拗ねたように言いながら「電気くらいつけたら?」なんて部屋の明かりをつける。どうやら物思いに耽りすぎて、部屋に入ってきたなのはに気付かなかったらしい。少しだけ気まずくて苦笑をひとつ。


「ごめん、ちょっと…考え事してて。」
「なぁに?お仕事?」
「う、ん。」


じっと私の目を見て、眉間にしわを寄せて。


「あんまり無理しないでよね?」


それから小さく息を吐いて、そんなことを言う。そんななのはに私はまた苦笑して小さく頷いた。それから、目が合って、何となく咄嗟に。先ほど同僚に言われた話を思い出した。それは質問であり頼みごとで。


「そういえば、なんだけど。」
「うん?」
「同僚の人になのはに紹介してくれって頼まれちゃって。」


どうしよう?なんて。言いながら顔を上げた先、なのははなんとも不機嫌に見える表情で。


「あ、嫌ならその、断るけど…」


気圧されて、そう口にする私に。


「紹介って言うのは、仕事上?」
「いやまさか。…多分なのはに気があるんじゃないかな。」
「じゃあ、私好きな人がいるからって。」


そう伝えてくれる?なんて。なのははそんな風に言ったのだった。断る口実か、それとも本当に好きな人がいるのか。そんなのは分からないけど。


「えと、じゃあ今度会ったときそう言っておくね。」
「うん。お願いします。」


なんとなくそれ以上聞けなくて。いろんな感情を飲み込んで、その話を終わりにしたのだった。

後になってもう少し深く聞けば良かったとか思ったり、ただの口実なのか、それとも本当なのかとか。そんな事をいつまでも考えていたから。

うっかり、とかでは済まないミス。
任務中の見誤り。


敵の攻撃を読み誤って、怪我をした。
しかも結構な大怪我に類される程の。


何となく、なのはに怒られそうな気がして。
堕ちながら。
怒られるのは嫌だな、なんて事をぼんやりと思ったのだった。












(❛ө❛)detonation!detonation!
続いたら続きます。













テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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