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小噺(逆転の続き)

いやー、更新が遅くなった逆転ネタ。
愛すべきヘタレなフェイトさん(笑
更新できたら昨日書き途中だった
小噺も更新します(多分夜中。)

追記よりどうぞ~
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高校の校門に、なのはの姿。
うん、無事みたいだね…良かった…。

なのはは、私の学校の生徒に撫でられたり
なんと言うか可愛がられていた。
ちょっと複雑だ。
なのはが嬉しそうにしているから
私も嬉しいのだけど…
なのはを撫で撫でするのは私の特権なのに。
まぁ、しょうがないか…はぁ…。


「なーのは♪」
「ふぇいとちゃんっ!」

呼べば嬉しそうに振り向いて、
私に突進してきたなのは。
その事に少し安心して嬉しくなる。
可愛いなぁ…、なのは。

「ハラオウン先輩っ///」
「ハラオウン先輩の妹さんですか?」

同時に振り向いたのは…どうやら下級生かな?
リボンの色が違うし、『先輩』て言ってるし。

「あ…うん、そんな感じかな?」

面倒見てくれてありがとう、と微笑むと
何故か顔が真っ赤になったその子達。

「大丈夫?顔が赤いけど…風邪かな?」

その子の熱を測ってあげて、…といっても
私、額の熱を掌で測るのってイマイチ
よく分からないんだけど…
うん、熱は無い…と思う。

「む。」

「ぇ?なのは、何か言った…?」

突然なのはが小さく唸ったような気がして
なのはを見ると、なにやら唇が尖がっていた。
そんな顔も可愛い…
なのはって将来絶対美人さんになると思うんだ。

「何でもないの。」
「?」

「は、ハラオウン先輩っ///」
「あ、はい…何かな?」
「ありがとうございましたっ///さようならっ!」
「ちょっと君、熱は―… あーぁ。」

言うよりも前にその子達は
ダッシュで走って行ってしまった。
私って嫌われてるんだろうか…?
あ。自分で言って落ち込んできた…。

「こら、フェイト!」
「あぁ…アリサ。遅かったね。」
「こんにちはアリサちゃん♪」

さっきまで仏頂面だったなのはが急に笑顔になる。
もしかしてなのはの口が
尖ってたのって私の所為だった?

「あら、なのは。今日はどうしたのよ?」
「うんとね、フェイトちゃんを迎えに来たんだけど…」
「来たんだけど…何よ?」
「あのね、アリサちゃん家に遊びに行ってもいい?」
「はぁ?…まぁ良いけど。」
「え、ちょっ…じゃぁ私も行くよっ!」

なのはってば急にどうしちゃったんだろう?
アリサの家に行きたいだなんて。
もしかして待ちくだびれて怒っちゃった?

こうして、アリサの家まで
行くことになった私となのは。

「相変わらず大きい家だね。アリサの家。」

バンパイアっぽくない明るい家だけどね。
何かもっと暗い家を想像してたから、意外。

「そう?2人とも紅茶でいいかしら?」
「何でもいいよ~アリサちゃん。」
「私も…。」

チラリと横目でなのはを見やれば、
何だかご機嫌のようだ。
ご機嫌ななのはも可愛いなぁ。

「なのは。」
「ん。なぁに?」

ふにゃっと微笑むなのは。可愛い。
きっと目に入れても痛くないね。

「さっきは待たせちゃってごめんね?」

とりあえず、謝らないとね。
待たせちゃった事。
きっとなのは、1人で不安だったよね…

「ふぇ?なのはそんなに待ってないよ?」

あれれ?そんなに待ってないの?
じゃあ何で唇尖がってたのかな?

「ぇ?だってさっき怒ってたよね?」
「む。違うよぉ、あれはフェイトちゃんが―…」

「はいはい人の家でイチャつかないっ!うざい!」

パンパン、と手を叩くアリサ。

え、…?イチャ…///!?
どうしてそうなるのさっ?

「むー。アリサちゃんっお手洗い借りるねっ!」
「あ、なのはっ…待っ…」

行っちゃった。
それにしても最近なのはの考えが読めないよ。
お嫁さんとか言ったり、どこでそんな言葉を…?

「ったく、フェイトももうちょっと察しなさいよ!」
「ぇ?何を?」
「あれ、さっきなのはが拗ねてたのってヤキモチでしょ?」
「ヤキモチ?なのはが?」
「そ。あんたがあの子の額に触れたりするから。」
「そ、そうなのかな…?///」

なのはがヤキモチ?
嬉しいなんて不謹慎だけど…可愛い。
そのときのなのはの膨れっ面を
思い出して、思わず微笑んでしまった。

「笑ってる場合じゃないわよ?」
「ぇ?」
「なのは、あれでも独占欲は強―…ッ?」
「どうしたの?アリサ。」

急に眉を顰めたアリサ。
何処か痛いのかな…?

「何この魔力反応…ちょっ、なのは?」
「なのはが何?どうしたの?」

魔力なんて私には分からないけど…
なのはの身に何かあったなら
落ち着いてなんて居られないっ!

「フェイト、あんたはここで待ってなさい!」
「わ、私も行くよっ!」
「別に事件とかじゃないわよ。」
「じゃあ…?」
「なのはが何か魔力を使ったみたい。探してくるからあんたはここで待ってて。」
「でも…なのはの事が心配だよ…。」

なのはが魔力なんて…
きっと何かあったに違いないよ!
なのはにもしもの事があったら…私は…

「いいから、待ってなさい。」
「…わ、かった…。」

アリサはきっと何があったか分かってるんだろう。
なのはの魔力を感じられる
アリサが少し羨ましいな…。


パタン、

アリサが出て行くと、部屋は静かになった。
この家は広いから、なのはを探すにも
結構な時間が掛かりそうだな…
魔力って場所まで分かるのかな?
そしたらなのはが何処にいるのか
いつも分かるの?
…それって凄く、羨ましいよ。

「はぁ…。何考えてるんだろう、私。」

思わず深い溜息を吐いてしまった。
でも、その直後私のすぐ後ろで声。

「なに考えてるの?フェイトちゃん♪」

スルッと、抱き付くように
私の首周りに手が伸びてきた。
え?誰?!

「な、なななっ、誰?!」

振り向くに振り向けない。
だって、振り向いたら
顔が付きそうなくらいの距離だから。
アリサの家のメイドさんにしては、
少し、馴れ馴れしいような…

「ふぇ~、フェイトちゃん分からないの?」

何処となく楽しそうなその声。
あれ?なんか聞き覚えがある…
と、その時…
パサッと亜麻色の髪が私の頬を掠める。
や、やっぱり、なの…は…?
いやいや何言ってるの私。
姿を見ない事には、誰かなんて分からないよ。

「にゃっ!?」

ガバッと、椅子から立ち上がって
振り向くと絡んでいた腕がほどけて
その人が声を上げた。


「………な、…なのは?」

亜麻色の髪をサイドに結い
蒼穹で私を捕らえて
嬉しそうに微笑んでいるその子。

「やっと分かってくれたの♪」

え?本当に?
え、え?…え?えーーーー?

「な、なん!?なのは大人になっちゃったの?」

どうして?
さっきアリサが言ってた魔力で成長したの?
そんな魔法があるの?
ていうかいつの間に後ろに来たの?
魔法で来たの?

「これが私の本当の姿なのっ♪」
「えぇぇえぇぇえぇぇぇ!?///」

じゃあ、本当は大人なのに子供の姿?
って何かのマンガ!?
落ち着け私。
なのはってばやっぱり美人さんだったね。
…じゃなくて!///

「にゃはは♪ビックリした?」
「う、うん…///」

きゅっと私の腰に手を回して抱きつく。
いや、待って…この状況はヤバイよ!

「なのは、ちょっと…は、離れようか///」
「やだ♪」
「ぇえっ?…///」
「ね、フェイトちゃん♪」
「なにかな?///」
「お嫁さんにして?」

上目遣いでそんな事言わないでっ///!
色々とやばいからっ!
っていうか一体いくつなの?
同じ歳くらいだよね?
てことはまだ…うん、そうだ。

「も、もも…もう少し大きくなってからね?」

そう、せめて高校を卒業してから。
って、何考えてるの私っ!///

「もう十分大人だもんっ!ほらっ!」

ぱっと腰に回していた手を離して、
私の腕を掴み…って、
ぇえぇぇええぇぇー?

「なのはぁっ!?///」

あろうことか、
私の手をなのはの胸へと重ねる。
ちょっと!なのは!下着つけてっ!///
柔らか…じゃなくて、気持ち良…でもなくて!
ダイレクトに子供じゃないことが
伝わっちゃうよっ!///

わあああ!誰か助けてーっ!



「何やってんじゃぁ!」


スパコーン!と。
助け、と言うかなのはを探しに行った
アリサが戻ってきて、
なのはにスリッパを投げつける。
見事にクリーンヒットだったけど…。

「にゃっ!」
「うぁ、大丈夫?なのはっ!」

「魔力反応があったと思ったら…。」

何やってんのよ、とお怒りのアリサ。
なのはは『にゃはは』と苦笑してるけど
私はと言うと、心臓が破裂手前。
だって、いきなり成長して大きくなって…
あ、胸だけの話じゃないよ?…って何言ってるの私っ///!
と、兎に角、どうして子供の姿なのか
とか一気に説明されて私は目下混乱中だ。

「って、フェイト!あんた大丈夫?」
「な、何とか…。///」
「フェイトちゃん私のおっぱい揉んだから責任とってね♪?」
「も、揉んでなっ///!あばば…」

揉んだっけ?私、揉んだの?
どうして思い出せないの、私…

「フェイトちゃん顔真っ赤♪」

そう言って、嬉しそうに私の頬をツン、と突く。
なのはが小悪魔にぃぃぃぃー!?
鼻血出ちゃいそう…。私は変態じゃない!
エロくなんて無いっ!///

「あー、兎に角なのはは元のサイズに戻りなさいっ!」
「ふぇ~?フェイトちゃんとチューしてからね♪」

そう言って、嬉しそうに
こっちに振り向くなのは。

「え、ちょ…っ!?なの…ッんむ…?!」



ちゅーーーーーー

(深い方でご想像下さい)


「ッ、はぁッ…♪ご馳走様、フェイトちゃん♪」
「…ッ///」
「ん♪唇濡れてるねっ☆」


ペロッ、と舐められる私の唇。
アリサはあちゃー、って感じで溜息。

「な、ななななのはは子供にならないと私に近づいちゃ駄目ーーーー!!///」

このままじゃ、私がなのはを襲うか
私がなのはに襲われちゃうよっ!
あれ?それって別にいいのかな…?

と、兎に角!


「わあああああ///! (照&泣」

脱兎の如くその場を後にする私。



「あーんっ!フェイトちゃんのヘタレっっ!」
「フェイトはメーター振り切れるまでやんないと狼にはならないわよ。」
「フェイトちゃん…私の事置いていった…。」
「たぶん思い出して迎えに来るわよ。」
「…迎えに来るまで帰らないもんっ♪」



結局その後、
なのはを置いてきたことを
思い出して情けなく迎えに行く私。




「な、なのは~?迎えに来たよ…(恐る恐る。)」
「フェ・イ・ト・ちゃ~ん♪」
「な、なななのはっ///置いて行っちゃってごめんね?」
「チューで勘弁してあげるなの♪」
「あぅっ!?///」



フェイト・T・H、前途多難な毎日です。







完。

テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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