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ChaNgE THe wORLd #11

短めです。11話

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『 ChaNgE THe wORLd 』#11





フェイトちゃんが居なくなって、
もうすぐ1ヶ月が経過しようとしていた。
なのにフェイトちゃんの足取りが掴めない。

来月には局の式典があるし
その警護任務の為の作戦も立てられていた。
でもその事で、フェイトちゃんの留守に
疑問の声も上がっているって、
はやてちゃんが言ってたっけ…。

フェイトちゃんの裏切りの件は
機動六課とクロノ君、
それから騎士カリム達しか知らない事。
だから、管理局の上層部にはまだ知られていない。
だけど、バレるのも時間の問題。
だから、私はバレる前に止めたい。彼女を。
理由があるのならば、知りたい。

「なのはちゃん、来月の警護任務の話ええ?」
「うん、はやてちゃん。OKだよ♪」

機動六課部隊長室で、
はやてちゃんと話を進めることに。

「―…て事で、なのはちゃんにはスターズと
ライトニングの指揮を執ってもらいたいんやけど…いけるか?」
「うん、大丈夫だよ。あの子達も強くなってるし。」
「ちょう、キツいけど堪忍な…?」
「平気。フェイトちゃんが戻ってきたら沢山文句言うから。」

そう言うと、はやてちゃんもクスっと笑って。

「せや。文句言わせてもろて、
ついでにこの部屋の掃除でもやってもらわんと割が合わんね。」

なんて冗談を言う。
絶対に私はフェイトちゃんを連れ戻る。
そう、強く決めたから泣いたりなんてしない。

待っていて。フェイトちゃん―…




≪・ALEЯT≫




ヴィー、と突如として響くアラート。

「な、なにっ?」
「何や!?」

『両名とも、大至急ミゼット様のところへ向かってくださいっ!』

急に開いたウインドウの先、
グリフィス君か緊迫した表情で指示をくれた。
これはもはや指示と言うか、兎に角急げとの事。

本局内に襲撃?
それにしては、静か過ぎるよね?
単独での襲撃なのかな…もしかして、フェイトちゃん…が?

「レイジングハート!」



≪ All,right. ≫ 


「はやてちゃん、先に行くよっ!」
「私もすぐ行くわ!」


バリアジャケットを装着した私は一目散にその場所へ。
通路には何人かの局員が居たけれど、
どうやら襲撃の話は聞いてないみたいで
私のバリアジャケット姿を不思議そうに見ていた。
それもそうだよね。
こんなにスピード出して通路を飛んでたら危ないもん。
―…と、そんな場合じゃないや。


「間に合ったなっ!」

途中ではやてちゃんが合流して、
私はレイジングハートを構えて

その扉を勢い良く開けた



「―ッ、ミゼット様っ!」

そこには、血まみれの本局統幕議長である
ミゼット様が倒れていた。
しかも、本局内で…最悪の展開、だと思う。




「2人とも…少し、遅かったよ…。」


だけど、もっと最悪なのは―…


「…フェイト、ちゃん…。」



どうして、貴女が…?
漆黒のバリアジャケットを赤に濡らして。
彼女の両の手はミゼット様の血に染まっていて
私は、ただ彼女の名前を呼ぶ。

「フェイトちゃんッ、犯人は―…何処やの?」

はやてちゃんは顔面が蒼白、
それでもデバイスを構えて答えを促す。
彼女がソレではないと、祈りながら。
私もレイジングハートを持つ手に力を込める。
だけど、どうしてかな…
手の内のレイジングハートは
今にも床に落ちてしまいそう。


「…そんなの、見なかったよ…。はやて。」

悲しそうに微笑むその瞳は、
深い、―…深い紅。
深すぎていつもの紅よりも闇色に近い気がする。


「フェイト…ちゃん。」

名前を呼べば、その紅はこちらに向けられる。
真っ直ぐ見れば見るほど、悲しい瞳。

「なに?なのは。」

その声が、その瞳が愛おしい。
悲しい瞳。だけど呼ぶ声は
何処も変わらない優しい声だと思った。
そして―…彼女に、レイジングハートを向けて。
真っ直ぐに、想いを伝える。


「貴女を、ミゼット様襲撃の容疑者として逮捕します。」
「やっと、本気なんだね。なのは。
はやては、医療チームを呼んだ方が良いよ。まだ息があるから。」

「―…何が、したいの?フェイトちゃん。」
「さぁて、ね…なんだろう?」


ミゼット様を襲撃したのなら、
医療チームを呼ぶなんて事させないはずだよね?
それに、息があるなら止めをさす事も出来たはず…
一体何を考えているの―…?
その深い紅の奥に、何を隠しているの?


「―ッ、待って!フェイトちゃんッ!」

不意に飛び立とうとした彼女を呼び止める。

「―…はやてちゃんは、ミゼット様をお願い。」
「なのはちゃん…」
「私は大丈夫だから…。」

はやてちゃんにミゼット様をお願いして
私はしっかりとフェイトちゃんに向かう。

「全力全開で、止めて見せるよ。」
「―…止められるものならね。なのは。」

フェイトちゃんも、観念したように
微笑ではなくて真剣な顔を私に向けた。
これで、本気の闘いが始まる。


「フェイトちゃん―…」

闘う前に、これだけは伝えておきたいから。
私の気持ち、届いてる?

「愛してる。」

「……なのは…」
「愛してるから、絶対に止めてみせる。」








この手の魔法は打ち抜く力。
痛みも、悲しみも、運命も―…




だから、私は何度でも届かせてみせる。
大切な大切な貴女に…







テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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