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ChaNgE THe wORLd #13

この話って、過去振り返ったり
するから話し的にややこしいよね。

おう…orz

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『何が、あったの…?』

なのはに、そう詰め寄られた私は
少しの間、彼女を見つめて思案する。
ここで、私はどう動くべきなのか…。






『 ChaNgE THe wORLd 』#13





―数刻前―





「ミゼット様、少しだけお話―…宜しいでしょうか?」

本局統幕議長でもあるその人に会うのは
容易では無かった。

だけど、襲撃前に何としても会わなければ。
これで未来がどう変化するかなんて分からない。
どうしてもこの人の死は、免れたかった。

「おや、貴女は―…?」

私の姿を見ても、微動だにせず
静かに、優しく私を見据える初老の女性。

「元、執務官のフェイト・T・Hです。」
「元…?執務官になるのは大変でしょうに、辞めてしまったのかい?」

こんな時でさえ、得体の知れない私と
のんびり会話を交わすなんて
流石、ととるべきなんだろうか?

「どうしても守りたいものがあって、…」
「…そう、貴女には余程大切なんだねぇ。」
「その中には、貴女も含まれて居ます。ミゼット様。」
「…今日来たのは、その話かぃ?」

「…はい。」

私がそう頷くと、ミゼット様は
優しく微笑んで、言葉を紡いだ。

「そうかぃ、それじゃあ…話を聞かないといけないねぇ。」

どこまで話せばいいか分からない。
だけど、ミゼット様の命が狙われているという事は
伝えなければならない。

「ミゼット様、…―ぁ、ッ!?」



それは、本当に一瞬の事だった。


突如として、ミゼット様が床に膝をつく。
床は見る見るうちに赤に染まって。
それは窓の外から、刃のような魔力光で
ミゼット様を貫いた。
犯人の姿も見当たらない。


「―ミゼット様!!」

私はすぐさま駆け寄って、
彼女の傷口を押さえて、名を呼んだ。
急所は免れているけれど、出血が多い。


そして、

部屋の外から聞こえる足音。

その音に反応して立ち上がる私。
数歩後ろに下がって―…

勢い良く部屋に
入って来た彼女達に向かって、
言葉を紡いだ。


「2人とも…少し、遅かったよ…。」


ごめんね。

私がもっとしっかりしていれば。
私が居ながら、救えなかった。


最悪の結果。

ミゼット様の襲撃を防げなかった。










「貴女を、ミゼット様襲撃の容疑者として逮捕します。」


あぁ―…、なのは。
君の瞳は、なんて強いんだろう。




…そうだ。
悔やんでいる暇なんて、私には無い。
ならば、私はとことん敵を演じてみせる。




◇◇◇






「フェイトちゃん…?」


なのはの瞳を見据えて、
どうやら長い間回想に耽っていたみたいだった。


未来は僅かに変化した。
ミゼット様の死を逃れた事で、
どんな未来が訪れるのかは分からない。

それに、私は捕まってしまった。
ミゼット様が助かった事で変わる未来。
私は、どうなるんだろう。

まだ私は捕まれないのに―…



「ねぇ、なのは。」
「ッ、なに?」

不意になのはの方へ顔を向けると
なのはは少しだけ驚いたみたいだった。


「…ここから、出してくれないかな…?」

冗談半分な言い方。
だけど凄く本気な気持ち。

「無理だよ。フェイトちゃん…」
「そう。」

なのはが悲しそうな顔をするから、
見たくなくて顔を背けた。

「…でも、事情があるのなら―…」

なのはがそう言い掛けた瞬間、
監視部屋の扉が開いた。

そして、はやてが1人の男を連れてきた。


「貴方は―…?」


私は入って来た男に、視線を向けた。



『ミゼット様が亡くなって、権力を握る奴が出てくる。』
『その人は―…』

未来の私が教えてくれた確かな情報…
その言葉を思い出しながら。


「君がフェイト執務官…だね?私はクルース中将だ。」



クルースと名乗った男は
そう言って、嫌な微笑を浮かべた。


ドクン、ドクン…





動悸が激しくなるのが分かる。
だけど、ここで動いてはいけない。

もう少し。


「…何か用ですか?」




こうして、私の取調べが始まった。







テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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