FC2ブログ

ChaNgE THe wORLd #16

16話。短いっす
今日中に全部更新できれば万々歳ッ!
出掛ける時間に間に合えば。

web拍手 by FC2





『 ChaNgE THe wORLd 』#16






「なのはちゃん、正気か?あんなん受けるなんて!」


クルース中尉の話が終わって、
フェイトちゃんの脱走の件はひとまず
クルース中尉に任せて
私達は再び、部隊長室へと足を運ぶ。
はやてちゃんが口を開いたのはその時。

「本気だよ。もしフェイトちゃんが
襲撃を仕掛けるなら、絶対に止めてみせる。」
「でも、式典中はデバイズの持込は禁止や。
そんな時に先頭になんてなったら―…」

そう。勝ち目なんて無い。
これはただの囮作戦。


出入口で

私が1人で、しかもデバイスも持っていなければ
犯人は必ずそこを突いてくるはず。


もし、フェイトちゃんが襲撃に来るなら
時間稼ぎになるはず…。
例え、襲撃犯がフェイトちゃん
ではなかったとしても時間を稼ぐ。
そして、証明できる―…
フェイトちゃんが、襲撃犯では無いと。


それで私が時間を稼いでいる間に
クルース中尉の部隊が突入する、
という寸法だと話していた。

…多少、腑に落ちない作戦ではあるけど
私とフェイトちゃんの関係を考慮して
私を指名してくれた事は凄くありがたかった。


「はやてちゃん…私ね、こんな事になった今でも
フェイトちゃんを信じたいの。うぅん…信じてるんだ。」

だって、久しぶりに見たあの瞳は
深くて優しくて…だけど悲しそうだった。

「もし、何か事情があるなら…助けてあげたい。」

例え、私の力を必要としていなくても
あの人を守ってあげたい。

「…なのはちゃん。水臭いで?
私だって親友やよ。
私だって、助けてあげたい。」

フェイトちゃんも、なのはちゃんもな、と
はやてちゃんはニコッと微笑んだ。

「はやてちゃん…。」
「それに、やっぱりなのはちゃんと
フェイトちゃんは2人で1セットみたいなもんや。」

「にゃはは…ありがとう。」
「その任務、危険やけど―…
私らも絶対に力になるから、1人で無理とかせんでね?」

部隊長室の前に着いたとき、
はやてちゃんは、
少しだけ眉に皺を寄せて念押しするように言う。


「うん。分かってる。」

無茶なんて、しないよ。
大丈夫…。

だけど、この襲撃を防いで…
フェイトちゃんが犯人じゃないと
証明して、フェイトちゃんを連れて帰る。

また、2人で居れる生活を取り戻す―…



そうして、はやてちゃんとの話を終えて
自分の部屋へ戻ってきた。
フェイトちゃんと私の部屋へ。


誰の気配もしない部屋。


寝室のベッドの上にはフェイトちゃんの
シャツが皺になって広がっていた。

フェイトちゃんの香りが残ったシャツ。
それを抱きしめるように自身に寄せて
そっとシャツに口付ける。


「…フェイトちゃん。会いたいよ……」

誰に言うでもなく、
ただそのシャツの持ち主に
縋るように呟いた言葉は
ただ部屋に木霊しただけだった。









テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

コメント

非公開コメント

プロフィール

92

Author:92
なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
FC2拍手記事別ランキング
twitter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR