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いざ尋常にお見合い!

この間のお見合いSSの続きという事で書いてみたのですが最終的に微妙な締めかたになりました(謝。とりあえずそれでもいいよという方はどうぞw

追記から

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「や、やっぱりいい!……中止しよう、そうしよう。お見合いなんて嫌だ!」



今日の為に用意された服を着て、ほんの数時間前くらいに心を決めたはずなのにいざその場所に着くと、私はやっぱり嫌で仕方ない気持ちが沸いてきて扉の前で回れ右をした。だけどそんな私の腕をしっかりホールドしたのは、今日のこの会場等わざわざご丁寧にセッティングしてくれた友人だった。


「………逃がさへん!もう今更なんやから観念せぇ!意気地の無い!」
「意気地なしで良いよっ!私やっぱりお見合いなんて嫌だっ!」
「えぇから我慢しぃ!」
「やだやだっ!…代わりにはやてが行って来てよ!もうっ」
「だまらっしゃい!」
「痛っ」
「どーせ好きな人が居るわけと違うんやから会うだけ会ったらえぇやろ。折角セッティングしたんやし、相手にも失礼や!」


ごねる私に思いっきりチョップを食らわせた友人のはやては、「好きな人が言うわけでも」と私を叱咤したのだった。………好きな人という言葉にほんの少し、胸が跳ねた。別に、好きな人というわけでもない。ただ今朝会ったあの人の事が気になったというか浮かんだだけだ。朝の公園で項垂れていた私に声を掛けてくれた綺麗な瞳の彼女、なのはさんの姿を。今は彼女の事を考えても仕方ないと頭を振って邪念を払いのける。彼女に会うのはこのお見合いが終わってからすっきりした気持ちになってからにしよう。


「………言っておくけど、私───」
「えぇからさっさと行け!親同伴やないだけありがたく思え!」
「ぇえ!?てことは2人っきり!?聞いてないよそんなのっ!同伴の方がいいよぉ!」
「その扉の向こうにもう待ってるからホラ早くせぇ」
「えぇー無茶苦茶な………」


言っておくけど私断る気満々だから、という言葉は言い終わる前に遮られた。しかもいきなり初対面で2人っきりで食事だなんて……こんなの聞いてないよ。せめて母さんが居れば適当に相手をしてもらったり出来たのに。重い溜め息をつきながら目の前の扉を見る。どうしてこんなことになったんだろう。嫌だな……やっぱり朝あのまま電話に出ないで彼女と一緒に話でもして居ればよかった。あぁ、本当に嫌だ………。


「はやて、恨むから。」


やや涙声で恨み言を呟いた私は、潔く……は無いけれど嫌々扉をゆっくり開いたのだった。











































「ぇえ!?──私一人なの?」



為すがままに、お見合いの準備を友達と家族にされていた私は今初めて耳に入れた情報に耳を疑った。今日のお見合い、あれほど嫌と言ったのに決まってしまったのは仕方ないけれど…まさか始めから2人きりだなんて。何かの冗談であって欲しいけど、この状況でそんな冗談言うとは思えないし……。


「そうよ。同伴者がいるとあんた達話さなそうだもの。」
「………たち?」


「たち」ということは、あっちもこのお見合いには乗り気じゃないってことだよね?自分のことは棚に上げてなんだけど、だったら断れば良いのに。何だかますます嫌になってきた…。


「ともかく、あんたはここで座って大人しく待ってなさい。」
「ふぇー?」
「もうそろそろ相手も来る頃だし、私達は外に出てるわ。」
「てゆーか初対面の人と何話せばいいか分からないよっ!」
「あんたそういうの得意でしょうが!……断ってもいいから、逃げるんじゃないわよ。」
「ぁっ……………」


そうとだけ言って、アリサちゃんはご丁寧にセッティングされた部屋を出て行ってしまった。………というか誰も居ない。本当に2人きりにするつもりなの。これはもう腹をくくってとりあえず我慢するしかないなぁ。断るのは確定なんだから。


「はぁー……」


こんなんだったらやっぱり後で怒られても逃げておけばよかった。公園で会った彼女と、もっとお話してたかったな。



──────ガチャ、



「っ!」


そうこう考えている間にドアが開いてしまった。ついに会いたくないお見合い相手が来てしまった…良く考えたら写真とかみておけば良かったかも。どうせろくな人じゃないなら覚悟とか、決めておけば良かったなぁ。……今朝あんな美人さんに会ったから余計にそう思うよ…はぁ。


「えっと…………貴女が、高町さんですか?」


ついに声を掛けられてしまったので仕方なく顔を上げる。


「……ふぇ?」
「あ。」


と、そこに居たのは、紛れも無く今朝会った彼女、フェイトさんで。彼女は綺麗な赤い瞳を大きく見開いていた。そして、硬直した。…………私も。まさか彼女が、私のお見合い相手だったなんて。





「……………………。///」
「…………………。///」



席についてから5分くらい経過していると思うんだけど、お互い黙ったままの状況。時々目が合うけどすぐに逸らしてしまうので、何かもう気まず過ぎて私は泣きそうだった。だってまさかこの人が……、というかまた会えるなんて…嬉しいけど。///とりあえず何か話しかけなくちゃ。私顔赤くなってないかな?大丈夫かな…?


「ぁのっ……!///」
「は、はい?//」
「えっと……、け、今朝っ会いました、よね?//」
「ぅ、あっ……そ、そうですね!会いました!///」


うわぁ、フェイトさんは首まで真っ赤だった。私もこんなに赤いのかな……?あれ?そういえば相手方の方、つまり彼女もお見合いには乗り気じゃなかったんだよね?そう考えるとどうしてか胸がチクッと痛む気がする。


「な、何だかお見合いなんて……えっと、大変ですよね……?//」
「お互い大変ですね、……でもまさかなのはさんが相手だったなんて思わなかったから……その、えっと…………あの。//」
「ぇ?」
「ですから、………その、また会えて嬉しい、というか……あの。//」
「わ、私も……フェイトさんが相手だって知ってたらもうちょっと乗り気で……ぁ、えっと…………///」


私ってばなんか恥ずかしいこと言いそうだった!?どうしよう何かもう心臓が破裂しちゃいそう……!!どうすればいいのこういう時は!?///


「……………………。///」
「……………………。///」


またしても沈黙。


「失礼します。」


と、何だかくすぐったい沈黙の中お料理が運ばれてきたのでした。……確かに予定に食事って書いてあったけど…これじゃあ食事ものどを通りません、っていうか……なんでこんなに恥ずかしいの?///


「と、とりあえず……食べ、ますか…なのはさん。///」
「そうですね。///…あの、私達って同い年ですよね?」
「そう、だったかも。」
「敬語とかやめません?//」


私がそう聞くとフェイトさんもコクリと頷いてくれた。それから「さん」付けも無しにしようという事に。





























…………まさかお見合い相手が彼女だったなんて。何を話せばいいんだろう?私、フェイト・T・Hはとても困っていた。敬語とか「さん」付けをやめていわば友達のように話す。たったそれだけなのにどうしてこんなに恥ずかしいんだろう。心臓の音、彼女に聞こえてないだろうか?大丈夫かな……?


「ふぇ、フェイトちゃん。///」
「ど、どうしたの?//」


彼女の顔を直視できない……。今朝見たときよりも可愛く見えるしなんかもうどうしたらいいんだろう。


「お塩、取って貰ってもいいかな?//」
「ぁ…うん。─────ぁッ!///」
「ひゃっ///」


私の近くにあった塩をとって手渡す。────と、不意に彼女の指先に触れて思わずお互いに塩から手を離した。物凄くベタな展開だけど……


「……………………。///」
「……………………。///」


お互い顔を真っ赤にして俯く。私、仮にこのまま結婚したとして、出来たとして……心臓もつんだろうか?四六時中一緒って事でしょ?嫌じゃないけど、え?結婚するってことは、一緒に寝るってことで、だからそれはつまり……………いや私何考えてるの神聖なお見合いの場で。///


「えっと、な……なのは?」
「ぅ、うん?///」



ああああ、何はなせばいいか分からないけど名前呼んじゃった。どうしよう。///


「あの…っ///」
「なぁに?///」


どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう?///


「えっと………その、///」
「???//」


首捻ってるのも可愛いな。……じゃなくて、えっと。どうしよう心臓が出そう!///てゆーか、一目惚れだったのかな私。あああ、落ち着かなくちゃ。///


「ふぇ、フェイトちゃん……大丈夫?///結構汗かいてるけど……?具合悪い?//」


心配そうに私を覗き込むのは今朝と変わらない蒼い瞳で。とても綺麗に澄んだその瞳は、やっぱり相変わらず間抜けな……というか真っ赤な顔をした私を映し込んでいた。


「結婚、してください。」


そして、思わず無意識にとんでもない事を呟いていた。


「…………ふぇっ?///」
「ぇ?─────ぁ、いやっ…あのッ!///」
「い、いま……フェイトちゃん何て…?///」


わ、私いまとんでもない事を!?///


「ぁ、あの…ッなのh────」

「ぇえ加減にせぇ!!!」
「そうよいい加減にしなさいよあんたたち!」

「はやて?///」
「ぁ、アリサちゃんまで…!?///」


──と、しろどもどろしている私たちのところに殴りこみよろしく飛び込んできた友人達。何だか物凄く怒ってる気がするのは何でだろう?


「2人とも何でいきなり……?」


思わず立ち上がってそう聞く。だってあれだけ2人きりにしようとお見合いだのなんだの組んだくせに急に邪魔するって一体どういう了見なんだろう。


「あんだけお見合い嫌がっておいてなんやねんそれ!」
「本当よ!いつまであんた達のその空気に当てられてればいいのよ!」
「ぇ……ちょっ…はやて?」
「アリサちゃんも、お…落ち着いて?///」


今にも殴られそうな勢いだ……。大体、あんなに嫌がる私にお見合いを無理やり組ませておいて良い雰囲気をぶち壊すって言うのはどうなんだろう?あぁ、もう。


「なのはっ、来て!」
「……ふぇっ///?」
「逃げよう、とりあえず。」


そう言って座っていたなのはの手を掴んで引っ張りあげて、私はそのまま引っ張って走りし出したのだった。とりあえず良く分からないけど…もう少し2人で話したいと、そう思ったから。







それから色んな恥ずかしさとかが吹っ切れた私は、その後正式に彼女に交際を申し込んだのだった。




























\(^p^)/むりぽw





何か最後微妙な終わり方になりましたwすいませんww






テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
あと、一応リンクフリーです(^^);

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