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△1

書いちゃった……………………凄く、部分を切り抜いたSSになります。

追記から

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「うわー……緊張する。」


私、高町なのはは母校の校門前で大きく溜息を吐いた。今日から教育実習生として母校である聖祥高校で教師としてのあり方を学ぶんだけど、やっぱり初日とかそういうのはとても緊張してしまうわけで。


「あやや、なのはちゃんやないの。」
「ふぇ?」
「ひっさしぶりやなー♪」
「ぁ、はやてちゃんっ!」


溜息を吐いている私の後ろで陽気な声が聞こえて、振り向くとそこに居たのは私の先輩でお友達のはやてちゃんだった。はやてちゃんはこの聖祥学園の教師をやっている、つまり職場でも先輩ということになる。


「なんよ、緊張してそうな顔して。」
「良かったー…実は凄く緊張してて。」
「なのはちゃんでも緊張とかするんやねー?」
「するに決まってるじゃない!//」
「まぁ、あんまり気負わんと楽しく行こうや♪」
「う、うん…今日から宜しくね、はやてちゃんっ」


はやてちゃんのお陰で少し緊張が解れた…。茶化したりするけど何だかんだ言ってはやてちゃんは私の事を励ましてくれる良い先輩なんだよね。…たまに変なことしてくるけど。と、そんな風に緊張を解きほぐされた私はさっきよりも軽い足取りで校舎内へと進んでいったのでした。それから職員室へと向かって、先生方に挨拶、というか自己紹介。何だかみんな雰囲気の良い人ばかりで良かった。


「あ、なのはちゃん。ちょっとええ?」
「うん、はやてちゃ……八神先生っ」


自己紹介や挨拶が一通り済んで自分の為に用意されていた席に座っているとはやてちゃんが話しかけてきて「はやてちゃん」といつも通り呼びかけて慌てて「八神先生」と呼びなおした。やっぱり職場で「はやてちゃん」はマズいよね…。だけどそんな私にはやてちゃんは苦笑を漏らして。


「ええよ、はやてで。それより、なのはちゃんの教育実習中の間に色々教えてくれる先生紹介しとくわー。」
「ぁ…うん。」


そう言ってはやてちゃんはとある人を紹介してくれた。その人はとても綺麗な女の人で、とても長い金色の髪に綺麗な紅い瞳が印象的だった。っていうか美人さんなの。さっきの自己紹介の時には居なかったよね……?


「こちらフェイト・T・H先生や。なのはちゃんが教育実習の間はフェイト先生が面倒見てくれるから何かあったらフェイトちゃんに言うてな?……あ、ちゃん、やなくて先生やったね。」
「いいよ、いつも通りちゃん付けで。えっと…高町さん、だよね?」


さっきの私とはやてちゃんみたいな呼び名のやりとりをして、私の方へと向き直ったフェイト先生は優しそうに目を細めて「よろしくね」と微笑んだ。


「あ、はいっ!よろしくお願いしますっ!///」
「……ふふっ、そんなに力まなくても大丈夫だよ。じゃあ、行こうか。」
「はいっ。」
「ほんならなのはちゃん頑張って。フェイトちゃんもよろしくなー。」
「はやてこそ自分のクラスに急ぎなよ。」


これが私とフェイト先生の出逢い。フェイト先生は凄く優しくてなんというか理想の先生って感じだった。柔らかな物腰とか、そういうのでも生徒に凄く人気で。生徒達も私とそんなに歳が変わらないからか凄く接しやすかったし。その初日はバタバタとあっという間に過ぎて、本当にフェイト先生に助けて貰ってばっかりだった。









「……すいません、フェイト先生。」
「ん?ぁ、コーヒーありがとう。……どうしたの?元気ないけど、初日で疲れた?」


ようやく一日の勤務が終わって、私はフェイト先生にコーヒーを渡しながら、迷惑ばかり掛けたことをしょんぼり謝る。そんな私に、クスっと笑ったフェイト先生はそう優しく言いながら私の前髪をふわりと撫でた。そういう何気ない仕草が格好良いと、ほんの少し思ってしまったのは内緒だけれど。


「いえ、何か迷惑掛け通しで……。」
「なんだ。そんな事…良いんだよ、私はその為に居るんだから。しっかりフォローするから、高町さんも困ったことがあったら遠慮なく言うんだよ?あと、変な気を遣わない。分かったかな?」


コーヒーを揺らしながら、「ん?」と微笑むフェイト先生は本当に優しくて大人で、私はただ小さく「はい」とだけ呟いた。


「分かったなら良いよ、今日は高町さんの歓迎会をしようと思うんだけど今日、空いてる?」
「ふぇ?」
「………あれ?空いてない?」
「ぁ、空いてますっ//」
「なら、歓迎会…しようか。」


歓迎会なんて今突然聞いたから呆然としちゃったけど、慌てて空いている、と返事をするとフェイト先生は嬉しそうに微笑んで、それからコートを羽織りながら立ち上がったのだった。他にも何人か…というかほとんどの先生が出席して、お店はほとんど貸しきり状態だったのだけど。


「なのはちゃん、飲んでる?」
「ふぇっ、うん…飲んでるよ?」


少し酔い気味のはやてちゃんに絡まれそうな予感がしてほんの少し引き気味に話すと向かい側に座っているフェイト先生が苦笑したのが見えてちょっとだけ恥ずかしくなる。……なんでだろ?


「──はやて。あっちでシャマル先生が呼んでるよ。」
「ん?何やろ?なのはちゃんごめんな、行って来るわー」
「あ、うん。ごゆっくり……」


それからフェイト先生は可笑しそうに笑いながらはやてちゃんを見事に追い払って(こんな言い方酷いけど)くれて、それからやっぱり可笑しそうに1人で笑っていた。


「ふぇ、フェイト先生?何がそんなに可笑しいんですか?」
「え?…いや、何となく?だって高町さん露骨なんだもん…。」
「わ、笑わないでくださいよ…」
「ごめんごめん、可愛かったからつい。」
「ふぇっ……///」


フェイト先生は結構恥ずかしい事を平気で言う人だと思う。恥ずかしげもなくそういう事言われると、言われたほうが恥ずかしいんだけど…。


「おやぁ?嘘つきフェイト先生はさっそく教育実習生に唾付け始めたん?」
「ぅわぁ!──は、はやてっ!ビックリさせないでよ!…酒臭っ!」


恥ずかしさにもじもじしているといきなり居なくなったはずのはやてちゃんがフェイトちゃんの背後からスッと現れて、それから少し誤解のある物言い。ていうかフェイト先生の反応に私がびっくりした。


「フェイトちゃんの女好きぃー」
「あのね、はやて。人聞きの悪い事言わないでくれる?」
「たらしー」
「……酒臭いってば!」


はやてちゃんとフェイト先生のやり取りを見てるとなんだかフェイト先生の大人の仮面が剥がれる気がして面白い。何だか子供っぽくて可愛くなるというか。


「そういえば店の前にギンガおったで。」
「────え?嘘。……しまった。」


思い出したようにそう言ったはやてちゃんの言葉に、フェイト先生は携帯を出すと「しまった」と声を上げた。メールか何か確認したのかな?……ギンガって誰だろ?そんな風に思っている私を他所にフェイト先生は慌てたように上着を羽織り、はやてちゃんに「これ私の分」と言ってお金を渡すと申し訳なさそうに「ごめんね」と言う。


「フェイト先生帰るんですか?」
「うん、ごめんね。折角の歓迎会なのに。」
「フェイトちゃんもこういう日くらいゆっくりしたらええのに。」


立ち上がったフェイト先生ははやてちゃんの言葉にフェイト先生はちょっとだけ困った顔をして「出来たら良いんだけどね。」とだけ小さく呟いたのだった。


「それじゃあ、また明日。」
「はい、えっと…気をつけて。」
「あ、これ私の連絡先。何かあったら連絡して?」
「あ、ありがとうございますっ」


帰る間際にフェイト先生は財布から連絡先を書き記した名詞をくれて、私は慌ててお礼を言う。


「それと、帰り道気をつけるんだよ。…ごめんね、送ったり出来なくて。」
「ふぇ?良いですよそんなのっ!」
「そう…?えっと、それじゃあ兎に角、また明日ね。」


そう微笑んでお店を出たフェイト先生の背中を見送って、何だかちょっとだけ胸に穴が空いたような感じ。寂しい、っていうのかな?何だろう……今日初めて会ったのに別れたら寂しいとか、変だよね?


「フェイトちゃん帰ってもーたなー…」
「はやてちゃんなんだか急に寂しそうだね?」
「そらー、一応幼馴染みやし?」
「え?そうなの?初耳だよ?」


はやてちゃんの幼馴染みなら、私も顔見知りでも良いと思うんだけど…。


「あぁ、っつっても高校時代に転校してもーたしな。」
「え?じゃあ、フェイト先生も途中まで聖祥高校で、私の先輩?」
「そやね、フェイトちゃんが転校した後になのはちゃんと友達になったから…なのはちゃんは会った事ないかも知らん。すれ違ったりならしてるかもしれんけど?」
「うー…覚えがないよ…。」
「まー、私となのはちゃんはその後も大学一緒やったけどフェイトちゃんは遠くの大学出て、それからこっち戻ってきたからなぁ。」
「そっかー…。残念。」


そういえばはやてちゃん、すっかり絡まなくなったけど酔いは冷めたのかな…?フェイト先生が帰ったらすっかり普通通りなの。


「そう言えばはやてちゃん、ギンガさんって誰?」


何気なく。本当に何気なく会話を広げようと…本当はちょっと気になってた事だけど、そんな質問を口に出してしまった。


「あー…フェイトちゃんの恋人や。」
「……そ、そうなんだ。」


それから返された言葉に、一瞬言葉を失いかけて「そうなんだ」とだけ返した。何となくそうかなって思ったけど、実際にそうだと分かると何だか胸が痛くて、その後飲んだオレンジジュースは、味が良く分からなかった。

フェイト先生の恋人が、凄く羨ましく思ったのは覚えているんだけど。あと、胸が痛く感じた事も。









それからその日の夜は、どうしたってフェイト先生の声とか、撫でてくれる感触が離れなくて凄く寂しく感じた。……今日初めて会ったのに、こんなのおかしいよね。気のせいだと良いんだけど、と思いながら私は長かった教育実習生活の初日を終えたのだった。










────この気持ちに誤魔化しが効くうちに、教育実習が終われば良かったのに。


そうすれば私が傷つく事も、誰かが傷つく事もなかったのに。












to be continue...?




\(^p^)/続くと思ったら大間違いなんだからねっ←ぇ


いやぁ、nonがまた始まるまで続き物は封印するはずだったのに何でか出来てしまったの。……要望がある気がするので…まぁ、書こうと、思います。……ただ、ギンガまじごめん。とりあえずこれは最後まで頑張る。




だって最後は必ずなのフェイハッピーエンドにしたいもの!←


テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジャンル : アニメ・コミック

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なのフェイ信者ですw
初心者ですが宜しくお願いしますorz
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